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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100NQW5 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社ALBERT 事業の内容 (2021年12月期)


沿革メニュー関係会社の状況


(1) 事業概要及びMISSION

当社は、主にビッグデータアナリティクス領域におけるデータソリューション事業を展開しております。また、MISSIONとして「データサイエンスで未来をつむぐ We are the CATALYST.」を掲げ、データサイエンスで世界をつなぎ、より良い未来のために新たな価値を共創することを目指しています。





具体的には、AI(人工知能)の社会実装を視野に入れた産業・企業の開発パートナーとして、AI活用コンサルティング、ビッグデータ分析、AIアルゴリズム開発、AIシステム実装まで一気通貫の支援等のサービス「AI実装支援事業」を提供し、併せて、顧客企業内人材の育成支援サービス「データサイエンティスト育成支援事業」やAIを搭載した汎用的な自社プロダクトを提供する「AIプロダクト事業」を展開しております。




当社では、自動車、製造、通信、流通・インフラ、金融の領域を「重点産業」と定め、これら重点産業におけるデータ分析支援を通じ、産業ドメインのノウハウを蓄積することにより、顧客の顕在及び潜在課題に対してAI利活用によるソリューションを提供しております。現在、売上高に占める重点産業の割合は80%前後で推移しており、今後も重点産業における取引深耕を目指してまいります。
また、当社がこれら各産業と横断的に関わることにより、AIアルゴリズム・データの触媒機能となり、産業間のAI・データシェアリングを促進し、AIネットワーク化社会を目指す「CATALYST(触媒)戦略」を展開しております。




当社は、当該戦略に基づき、トヨタ自動車株式会社、東京海上日動火災保険株式会社をはじめとする重点産業における国内のリーディングカンパニーと資本業務提携等を推進し、産業横断的なAI・データシェアリングの実現に向けて各提携先と協業を重ねております。直近では、2021年6月にSBIホールディングス株式会社との間で資本業務提携を開始し、SBIグループ内における全社的なDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略の促進に加え、SBIグループが取組む様々なプロジェクトでの連携を開始しております。現在、CATALYST戦略に基づく提携先は、上記3社の他、KDDI株式会社、株式会社マクニカ、日本ユニシス株式会社及び株式会社マイナビとの資本業務提携、株式会社三井住友フィナンシャルグループとの業務提携を含め計8社に拡大しており、引き続き「CATALYST(触媒)戦略」に基づき各企業グループとの連携を推進していきます。





このように当社事業は、重点産業におけるドメインナレッジの獲得、「CATALYST(触媒)戦略」に基づくリーディングカンパニーとの協業等を通じた継続的な取引関係の構築等により、ストック性の高い事業構造へのシフトを目指しております。加えて、M&Aによる事業ポートフォリオの更なる強化を図ることにより、既存事業のリニア成長に加え、新規事業の確立による非連続成長を実現し、国内トップクラスのデータサイエンティスト集団として「AIの社会実装」を促進してまいります。

(2) 当社事業について
① AI実装支援事業(プロジェクト型サービス)
当社はAIの社会実装を視野に入れた産業・企業の開発パートナーとして、AI活用コンサルティング、ビッグデータ分析、AIアルゴリズム開発、AIシステム実装まで一気通貫の支援等のサービス「AI実装支援事業」を提供しております。各重点産業における大手企業等を中心に、産業特性や顧客ニーズに応じてカスタマイズでAI実装に向けて支援しております。

② データサイエンティスト育成支援事業
AI開発をはじめとする企業内でのDX需要が高まる一方、それを担うデータサイエンティストを含むDX人材の不足が社会的に顕在化している中、当社は、大手企業をはじめとして、自社内におけるデータサイエンティスト養成ニーズのある様々な企業に対し、データサイエンティスト育成支援事業を提供しております。AI実装支援事業を通じて蓄積したノウハウを活用し幅広いスキルレベルに応じた体系的なカリキュラムを有し、より実践的な力を身に着けることができる点を特徴としております。

③ AIプロダクト事業
当社では、現在、AIを搭載した自社プロダクトとして、主に、AI・高性能チャットボット「スグレス」、AI・画像認識サービス「タクミノメ」を提供しております。
「スグレス」は、あらゆるビジネス・コミュニケーションのシーンで活用できるチャットボットであります。BtoE(企業と従業員)やBtoC(企業と消費者)、BtoB(企業同士)等様々なビジネスシーンで起こるコミュニケーションの課題について、「スグレス」を活用することで効率的なコミュニケーションを実現し解決することができます。ビジネスシーンのみならず、行政や自治体でも導入が進んでおります。
「タクミノメ」は、画像認識技術を活用したい企業向けのPoC支援サービスであります。製品の品質検査等をシステム化する前にタクミノメによりその蓋然性を短期間で分析します。製造・建築・医療・小売・流通など様々な産業分野で画像解析や画像認識技術が必要とされている中、「タクミノメ」は、画像認識に必要とされるタスク「画像分類」「異常検知」「物体検出」「領域検出」に対応しています。人の「目」による判断工程を、AI技術を活用した画像認識に代替することで、扱う情報量や判断の質を向上させます。また、有スキル者の不足やスキル継承等の課題を解決します。

(3) 事業成長戦略について
当社は3つのサービスを展開するにあたり、(ⅰ)データ分析技術やAIアルゴリズム開発等に関する専門知識を有するデータサイエンティストが250名規模で在籍し幅広い顧客ニーズに対応できること、(ⅱ)またこれら人材によりAI活用コンサルティングからAIシステム実装まで一気通貫で支援できる体制を築いていること、(ⅲ)更に重点産業を中心としたドメインナレッジを蓄積していること等より、「AIの社会実装」を実現するにあたっての競争優位性を有しているものと考えております。
今後はこれら競争優位性を基に、下記基本方針により事業成長を一層加速させ、「国内No.1規模のデータサイエンティスト集団」を目指してまいります。


① データサイエンティスト育成への注力
DX人材の不足という社会課題が顕在化する中、当社は育成事業を通じて外部人材を育成し社会全体のDX人材の供給を増やすと共に、社内育成を通じて当社内のDX人材も増やしていくことで、社会課題の解決と当社事業基盤の強化を同時に実現するよう人材育成に注力してまいります。



育成にあたっては、当社がこれまで蓄積してきた実績及びノウハウを活用し、スキルレベルに応じた体系的なカリキュラムに基づく育成が可能であることから、人材育成に注力することにより着実なケイパビリティ拡充が図れるものと考えております。

② CATALYST戦略の推進
引き続きCATALYST戦略上のパートナー(提携先)を増やしていくことで、産業の枠を超えたデータシェアリングを創発させ、社会で顕在化している様々な課題の解決やテーマの発展に貢献してまいります。




③ 既存事業の基盤強化
当社はAI活用コンサルティングからAIシステム実装まで一気通貫の支援体制を有しておりますが、今後は特にコンサルティング領域及びAIシステム実装領域における人材や体制の強化に取り組むことによって、一層の事業拡大と収益力強化を実現できるものと考えております。




④ M&Aによる事業ポートフォリオの拡大
これまでの事業成長を通じて蓄積してきた現預金や外部資本を活用し、M&Aを通じた事業ポートフォリオの拡大を積極的に検討してまいります。具体的には、③のとおりコンサルティング領域及びAIシステム実装領域の強化を目的としたケイパビリティの確保等、既存事業との親和性を考慮しながら検討してまいります。




以上のように、既存事業の強化を通じたリニア成長を実現することで今後2~3年で売上高5,000百万円超を目指すと共に、M&A等による事業ポートフォリオの拡大を通じて非連続的な成長を実現し、AIの社会実装を推進する「国内No.1のデータサイエンティスト集団」を目指してまいります。





(4) 事業系統図
当社の事業系統図は、次のとおりであります。


沿革関係会社の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31276] S100NQW5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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