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2017年8月5日 公開

スズキとマツダ [著者ID: 10] 

日本の自動車業界で提携の動きが報道される機会が増えています。

トヨタと提携を発表したスズキとマツダを見てみましょう。

トヨタとマツダ、資本提携を発表 EV開発などで連携強化 (日本経済新聞 2017年8月4日)

トヨタ・マツダ、500億円相互出資を発表 (日本経済新聞 2017年8月4日)

純利益が72%増、スズキ過去最高 4~6月期決算 (朝日新聞 2017年8月4日)

貸借対照表(日本基準・連結)
EDINET閲覧(提出)サイトをもとにシーフル株式会社が作成したものです

損益計算書(日本基準・連結)
EDINET閲覧(提出)サイトをもとにシーフル株式会社が作成したものです

キャッシュフロー計算書(日本基準・連結)
EDINET閲覧(提出)サイトをもとにシーフル株式会社が作成したものです

貸借対照表(日本基準・連結)
EDINET閲覧(提出)サイトをもとにシーフル株式会社が作成したものです

損益計算書(日本基準・連結)
EDINET閲覧(提出)サイトをもとにシーフル株式会社が作成したものです

キャッシュフロー計算書(日本基準・連結)
EDINET閲覧(提出)サイトをもとにシーフル株式会社が作成したものです

トヨタ自動車のビジュアル財務諸表 をあらためてみると、売上27兆円。すごい会社です。

そのトヨタが、売上3兆円のスズキ、マツダと提携する。
スズキやマツダの提携により、トヨタが得られるメリットは、何でしょうか?

それを知るヒントになる記事として、トヨタ、勝ち残りへ1800万台連合 スズキと包括提携 (日本経済新聞 2017年2月7日) がありました。


以前、ノートでトヨタと日産の比較の中で、取り上げた記事にもあるように、自動車産業を取り巻く環境が激変する予想が、このような提携の話に発展していく背景として浮かび上がります。


こういう業界の激変期になって思い出されるケースは、「コダックの破たん」です。ガソリン車からEVになる(のか?)とき、どのような業界の変化が起こるのか。面白いところです。


自動運転、EV化など、今まで付き合ってきた会社とは別の動きが必要な自動車業界にあって、トヨタであっても、単独で業界のリーダーであり続けることが難しいという考えで、相当の危機感があるのでしょう。


【参考リンク】

「海図なき戦い」へ協業強化 トヨタ・マツダ両社長が提携会見 (ロイター)

トヨタ VS 日産 (どんぶり会計β版)

スズキやスバルにも参加要請へ トヨタのEV開発 (朝日新聞)