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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006NES

有価証券報告書抜粋 ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による経済政策や金融緩和策による景気の下支え効果もあり穏やかな景気回復傾向が見られました。食品業界におきましては、消費者の節約志向が続いている一方、輸入原材料価格の高止まりや運送コストの上昇といった厳しい経営環境が継続しております。
このような状況の中、当社グループは新規開拓、新商品の導入、輸出の拡大等を推進し、また原価低減及び販管費の削減に取り組むことにより収益の確保に努めました。
この結果、当連結会計年度の売上高は24,425百万円(前期比2.7%減)、営業利益は578百万円(前期比34.1%増)、経常利益は181百万円(前期比255.8%増)、当期純利益は77百万円(前期比58.6%減)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。
(食品類・酒類事業)
醤油類につきましては、業務用は好調に推移したものの家庭用の主力商品「マルキン こいくちしょうゆ 1L」「マルキン うすくちしょうゆ 1L」が苦戦したこと等により、前期の売上を下回りました。
つゆ・たれ類につきましては、鴨だしシリーズの新商品「盛田 鴨だし鍋つゆストレート 750g」や「盛田 トリュフソース 100ml」「イチミツボシ ごまドレッシング ゆず果汁入り 500ml」が好調なこと、また「盛田 しょうが焼のたれ 180g」「盛田 豚丼のたれ 195g」等のメニュー専用たれを注力商品として拡販に努めたこと等により、前期の売上を上回りました。
みりん風調味料及び料理酒につきましては、家庭用の主力商品「盛田 料理酒 1L」や付加価値商品である「盛田 有機純米料理酒 500ml」「盛田 有機みりんタイプ 500ml」が好調だった他、業務用も好調に推移したこと等により、前期の売上を上回りました。
漬物につきましては、主力商品の「忠勇 あっさり味なら漬(胡瓜) 120g」が新規開拓等により売上を伸ばしたものの、需要の減少と消費者の低価格傾向の影響もあり前期並みの売上となりました。
飲料につきましては、「ハイピース くりほうじ茶 HOT 350ml」「ハイピース 黒豆茶 350ml」をリニューアルして拡販施策を進めたものの他社との価格競争で苦戦したこと等により、前期の売上を下回りました。
酒類につきましては、まず清酒に関して、特定名称酒の分野では「尾張 男山 大吟醸 300ml/720ml/1.8L」の量販店への拡販や輸出に注力したこと等により好調に推移し、新商品「盛田 大吟醸 鸞 720ml」も売上に寄与しました。一方、経済酒分野では、主力商品である「尾張 常滑郷の鬼ころし 2L」や「尾張 男山 2L」の売上が減少しました。また連結子会社数が減少したこともあり、清酒全体としては前期の売上を下回りました。清酒以外では、本みりんはPB分野で好調に推移しましたが、焼酎が苦戦したこと等により前期の売上を下回りました。
この結果、当事業の売上高は13,293百万円(前期比4.6%減)、セグメント利益(営業利益)は380百万円(前期比10.8%減)となりました。


(輸入食品類・酒類販売事業)
業務用食材につきましては、鴨肉がタイ産の輸入解禁によって苦戦したものの、フォアグラが婚礼宴会場の新規顧客開拓や低価格レストラン向けに価格訴求を行ったこと等により売上を伸ばし、また冷凍パンが大手ホテルチェーン等で定番化が進み好調に推移したこと等により、前期の売上を上回りました。
製菓用食材につきましては、主力商品の「Kiriクリームチーズ」が2014年9月期の値上げによるユーザー使用量の落ち込みがあったものの、チーズケーキ用途以外の新たな需要開拓を推進したこと等により、前期の売上を上回りました。
小売用商品につきましては、主力商品の「ボンヌママンジャム」は新規顧客開拓等の拡販に努めましたが、2014年9月期の値上げの影響等もあり販売量が大きく減少しました。また、菓子類は新商品の販路拡大等によって一部は好調に推移しましたが、値上げの影響もあり苦戦したこと等により前期の売上を下回りました。
ワイン類につきましては、主力商品の「ボランジェ」が地方への販路拡大や新規顧客開拓の効果もあり売上を伸ばしました。また、スペインワイン、イタリアワインが好調に推移したこと等により、前期の売上を上回りました。
この結果、当事業の売上高は10,756百万円(前期比0.4%減)、セグメント利益(営業利益)は439百万円(前期比64.6%増)となりました。

(注) 当社は消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という。)の処理方法は税抜方式によっているため、記載されている金額には消費税等は含まれておりません。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び預金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,318百万円増加し2,263百万円となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益123百万円、減価償却費が326百万円及びたな卸資産の減少額が947百万円あったこと等から1,154百万円の収入となりました。なお、前連結会計年度と比べては、たな卸資産が減少したこと等から922百万円の収入増加となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出が142百万円あったこと等から105百万円の支出となりました。なお、前連結会計年度と比べては、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入及び有形固定資産の売却による収入が減少したこと等から413百万円の支出増加となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の償還による支出が1,044百万円あったものの、新株予約権の行使による株式の発行による収入が1,437百万円があったこと等から266百万円の収入となりました。前連結会計年度と比べては、新株予約権の行使による株式の発行による収入が増加したこと等から1,030百万円の収入増加となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00399] S1006NES)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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