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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G086

有価証券報告書抜粋 三井金属エンジニアリング株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当連結会計年度における研究開発費の総額は、33百万円となりました。報告セグメント別の研究開発の状況は以下のとおりです。

エンジニアリング事業におきましては、長年育成し蓄積してきた非鉄金属選鉱製錬・金属加工・建材・窯業・化成品製造プラント技術を基礎とした既存技術の向上に加え、さらに新規分野への技術開発に取り組んでおります。
当連結会計年度は、13百万円の研究費を投入致しました。
研究開発の状況は次のとおりです。

(1)銅電解工場向け装置の新規技術開発
エンジニアリング事業では、銅電解工場で用いられるステンレス板に電着した銅を剥取る装置(剥取機)をはじめ、電極板や製品銅をハンドリングする各種の自動機械を世界各国に販売してきました。
前連結会計年度では、剥取装置の付加機能として懸垂性測定装置と表面検査装置の開発を進めてまいりましたが、その後、各ユーザーからの聞き取り調査により、定期修理や停電等で通電が出来ない期間に起こる電着銅板(ラミネート板)は剥取りがスムーズにいかず、昼夜を通しての運転となる傾向があることが判明しました。
このトラブルに対処するため、当連結会計年度は、ラミネート板対応の剥取装置を開発致しました。
今後も多様化に向けて更なる開発強化を行っていきます。

(2)銅電解液中の不純物回収方法の開発
近年新たな回収方法が採用されるようになってきたことに伴い、当社も、これまでに培ってきた回収方法を糧として、新たな回収方法の開発に着手しました。
この開発により、排ガス量が少なくなることでの環境負荷低減、設備のコンパクト化等が可能となる見込みです。
今後、商品化の実現に向けて試験等を行い、開発を進めてまいります。

パイプ・素材事業におきましては、製造から施工までの一貫した保有技術を基礎にして、既存製品の改良、新製品の開発、新しい施工技術の開発に取り組んでいます。
当連結会計年度は、19百万円の試験研究費を投入致しました。
研究開発の状況は次のとおりです。

(1)新しいポリエチレン材料や継手の評価、導入
より信頼性の高いポリエチレン管を製造・販売するために、日々改良されている新しいポリエチレン材料や継手、継手補強部材を評価し導入を進めます。

(2)新製品の開発
耐熱特性に優れた新しいポリエチレン原材料を用いてかつ耐候性を持たせた単層管に関しては管の仕様設定まで完了しました。
また、温水用のメカニカル継手については、前連結会計年度に引き続き製品化に向けて、必要な試験を継続中です。
環境・省エネ関連製品に関しては、特殊環境下での耐性を有する管を開発中であり、製品化の最終段階にきております。

(3)素材製品の品質向上
鉛板等の加工精度向上を目指し加工技術の検討と試作を行っております。



事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00303] S100G086)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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