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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007LCG

有価証券報告書抜粋 株式会社ヤマザワ 業績等の概要 (2016年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による各種政策により企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中国を始めとした新興国経済の下振れ懸念や資源国の経済悪化などにより、為替や株式市場への影響が懸念され、景気の先行きにつきましては、依然として不透明な状況のまま推移しております。
小売業界におきましては、個人消費の持ち直しが見られるものの、食品や日用品の値上げなどによりお客様の消費動向はより慎重になっており、また、業種業態を超えた競合激化により、商品の価格・品質・鮮度や接客サービスなどあらゆる面でより高いレベルが求められ、業界を取り巻く環境は依然として厳しいものとなりました。
このような環境の中、当社グループにおきましては、「毎日の生活に必要な商品を新鮮で美味しく、安く提供する事により、食生活を豊かにし地域社会に貢献する」という経営理念のもと、「地域のお客様に繰り返しご来店していただける店づくり」に向け、『変化への対応』『スピード』を本年度のスローガンに掲げ、全社一丸となって各施策の実行及び検証を行ってまいりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は1,142億66百万円(前年同期比1.9%増)、営業利益は18億17百万円(同53.0%増)、経常利益は19億88百万円(同60.9%増)、当期純利益は5億17百万円(同30.4%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

スーパーマーケット事業におきましては、お客様の低価格への要望が続く中、引き続き「生活応援セール」や「水曜均一祭」の強化を行ってまいりました。「水曜均一祭」は、毎週恒例の企画となっており、食料品を中心にお買い得商品を多数そろえ、好評を得ております。また、当社が加盟するニチリウグループ(日本流通産業株式会社)のプライベートブランド商品である「くらしモア」や、連結子会社の株式会社サンコー食品による当社オリジナルの惣菜及び日配商品の拡販を積極的に行ってまいりました。
商品面におきましては、「地産地消」の更なる推進のため、地元生産者グループとの意見交換会を定期的に開催するとともに、安全・安心な地元農産物を安定的に仕入、販売できるように取り組んでまいりました。
また、以前より取引のある青果物生産者グループが地元農産物の生産拡大やブランド化推進を目的に設立した、株式会社方式の農業生産法人「ヤマザワ西蔵王高原ファーム」と連携を図り、ここで収穫された鮮度の良い野菜を山形市内の店舗を中心として販売してまいりました。
カード戦略におきましては、従来のヤマザワポイントカードに電子マネーの機能を新たに加えた「にこかカード」を2015年10月より新規導入いたしました。カード会員様の新カードへの切り替えを順次行い、2016年2月末時点で約24万枚分の切り替えが終了いたしました。
株式会社ヤマザワの設備投資といたしましては、2015年10月に新庄宮内店(山形県新庄市)を開店いたしました。同店におきましては、近年の取り組みである料理提案型の店づくりを行い、更に環境への配慮から、店内・駐車場にLED照明を採用しております。新庄店に次ぐ新庄市への出店は、山形県北部地域におけるドミナントの形成を目的としております。
既存店の活性化といたしましては、2015年8月に長命ヶ丘店(宮城県仙台市)、2015年11月に長井店(山形県長井市)の改装を実施し、2015年12月には、寒河江プラザ店(山形県寒河江市)の建て替えによる全面改装を実施いたしました。なお、店舗の老朽化により、2015年12月に下条店(山形県山形市)を閉店いたしております。
よねや商事株式会社の設備投資といたしましては、横手西店(秋田県横手市)を近隣地へ新設移転し、ハッピーモール店として2015年10月に開店いたしました。
以上によりまして、株式会社ヤマザワの店舗が山形県内42店舗、宮城県内24店舗、よねや商事株式会社の店舗が秋田県内9店舗、スーパーマーケット事業の合計が75店舗となりました。
この結果、スーパーマーケット事業の売上高は1,007億28百万円(同1.6%増)となりました。

ドラッグストア事業におきましては、主力の医薬品と化粧品の販売を強化してまいりました。調剤薬局では、C型肝炎治療の新薬が発売され、総合病院の門前薬局を中心に売上が伸長しております。利益確保の面からは、セルフメディケーションに特化したプライベートブランド商品の販売を積極的に行ってまいりました。また、ドラッグストア事業におきましても、2015年12月より「にこかカード」を新規導入し順次切り替えを行っております。
設備投資といたしましては、スーパーに併設のドラッグ新庄宮内店(山形県新庄市)を2015年10月に開店いたしました。なお、同店の開店に伴い、2015年9月にドラッグ新庄店(山形県新庄市)を閉店いたしました。また、スーパーマーケット事業と同様に、2015年12月にドラッグ寒河江プラザ店(山形県寒河江市)の建て替えによる全面改装を実施いたしました。
この結果、ドラッグストア事業の売上高は135億26百万円(同4.6%増)となりました。

その他事業におきましては、惣菜及び日配商品を開発製造して当社グループへ納品しており、スーパーマーケット事業との連携を密にし、安全・安心で美味しいオリジナル商品の開発を行ってまいりました。
この結果、その他事業の売上高は11百万円となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ19億52百万円減少し、当連結会計年度末は55億13百万円(前連結会計年度比26.1%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は28億1百万円となり、前連結会計年度に比べ19億1百万円減少しました。これは主に、前連結会計年度末が銀行休業日であったのに対し、当連結会計年度末は銀行営業日であったため、仕入債務の増減額が6億11百万円の減少となったこと、未払消費税等が4億29百万円減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は29億32百万円となり、前連結会計年度に比べ22億16百万円増加しました。これは主に、店舗出店等のための有形固定資産の取得による支出が27億65百万円あったことや、無形固定資産の取得による支出が5億10百万円あったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は18億21百万円となり、前連結会計年度に比べ8億36百万円増加しました。これは主に、短期借入金の純増減額が13億85百万円の減少となったことや、ファイナンス・リース債務の返済による支出が4億90百万円あったことによるものです。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03228] S1007LCG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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