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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100QN0M (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 アップコン株式会社 研究開発活動 (2023年1月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社は、沈下修正工事を行うと同時に、将来の新たな事業発展を目的として、複数のプロジェクト(以下「PJ」という。)による研究開発を進めております。
現在の研究開発は、当社の技術部メンバー全員によって取り組んでおります。
当事業年度における主なPJは以下のとおりであり、研究開発費の総額は9,768千円となっております。

(1)杭状地盤改良PJ

既存の建物の屋内でも施工可能な小型の機械を使用し、地盤改良を行います。具体的には地盤を掘削して杭状袋体を入れ、その袋体の中でウレタンを掘削径よりも大きく発泡させ、地盤の圧密強化と密着性を高めることにより、上載荷重を支持することを目標とするPJであります。
当事業年度は改良体品質の安定化を目的とした試験を実施いたしました。
なお、当PJに係る研究開発費は2,125千円であります。

(2)緑化PJ

発泡ウレタン樹脂を用いた土壌改良材を、土中に直接混ぜ込むことで、クッション性を向上させながら、植物の生育を向上させることを目的としております。(商品名:ナテルン)
ナテルンの技術を転用し、屋上緑化にも活用しております。当事業年度は新規植物での新たな方法による植栽実験を開始しており、良好な生育結果が得られております。
またナテルンの研究を応用し、植物を直接植え込むことで、水槽内で植物を生育させる基盤材を新たに開発しました。翌事業年度より製品として販売を開始する予定であります。(商品名:テラタン)
緑化PJは当事業年度をもって研究開発を終了いたしました。
なお、当PJに係る研究開発費は1,353千円であります。

(3)応急復旧PJ

地震などの災害で、大きな段差が生じてしまった道路を、応急的に復旧する工法です。道路に発生した段差に高強度ウレタン樹脂を吹付け、表面をスロープ状に硬化させることで、段差を解消し、緊急車両等の通行を短時間で可能とすることを目的に開発しております。
当事業年度は昨年同様にEE東北’22(展示会)にて『応急復旧工法ダンタン』を発表いたしました。
なお、当PJに係る研究開発費は104千円であります。

(4)ブラストPJ

ウレタン生成時に第三の物質を混入させることで、生成時の科学反応熱を低く抑えることが可能となり、大規模な空洞部の充填工事を容易に行うことが可能になりました。昨今、道路の陥没事故が多数発生しており、道路下の空洞を充填する工法を確立するための、実験を実施しております。
当事業年度はEE東北’22(展示会)にて『ウレタン空洞充填工法』を発表しました。翌事業年度は実際の道路に近い模型を用いた実験を行う予定であります。
なお、当PJに係る研究開発費は2,952千円であります。

(5)電柱PJ

社会的需要の増加に対応し、自然災害対策の1つである電柱の補強について、ウレタンを使用した補強研究を継続しております。電柱内部の中空部にウレタン樹脂を充填することで電柱を倒壊しにくくすることを目的としております。
当事業年度はフィールド実験を行い良好な結果を得ることができました。また、その結果を(公社)土木学会で発表いたしました。
なお、当PJに係る研究開発費は3,180千円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E36862] S100QN0M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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