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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053E5

有価証券報告書抜粋 フォスター電機株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発活動体制は、新たなマーケットの創造を目指し、中長期にわたる要素技術開発・商品開発を行う戦略開発本部、短中期的商品開発を行うスピーカ事業本部・モバイルオーディオ事業本部の技術部門、小型音響変換器を主に担当するフォスターマイクロアコースティック・カンパニーの技術部門、プロ機器の開発を主に担当するフォステクス・カンパニーの技術部門及びこれらと密接に連携する各国製造・販売子会社の技術部門により役割構成され、デファクトスタンダードを目指してグローバルな開発活動を推進しています。
また、製造に関する要素技術・設備開発は製造本部の技術部門がグローバルにその役割を任じ、海外製造拠点の製造活動をリードしています。

当期の研究開発活動は、環境対応への継続的な取り組みと共に、音響デバイス・音響システムの高品質・高音質化のための基礎開発・応用開発・製品開発及び、製造設備開発に一貫して取り組み、音響機器専門メーカーとして顧客ニーズを的確に捉えた商品開発を目指してきました。

当連結会計年度における研究開発費は、2,600百万円です。技術分野別の主な成果は以下のとおりです。

ホームオーディオ分野
・高精細テレビ内蔵用高音質スピーカシステムの開発。
・大画面4Kテレビ外部設置用高音質スピーカシステムの開発。
・ホームシアター用高音質小型スピーカの開発。
・ハイレゾ対応ホームオーディオ用ツィータ及びスピーカシステムの開発。
・エンターテイメント用スピーカ及びサブウーファースピーカシステムの開発。

カーオーディオ分野
・ジスプロシウムの含有量をゼロにしたネオジムマグネット採用のスピーカ開発。
・接着剤の揮発性有機溶剤成分を低減させた低VOCスピーカの開発。
・3次元音場に対応するため、天井に設置可能な厚さ15mmの超薄型スピーカユニットの開発。
・スキルフリーによる信頼性向上と環境対応を目的とした半田レス技術の開発。
・部品形状、仕様の最適化により製品重量を低減させた超軽量化標準スピーカの開発。
・音響インピーダンスの整合をはかり、低音域の効率を上げたサブウーファーシステムの開発。
・バイク向け高信頼性小型スピーカの開発。
・原価低減を目指した新構造の20cm薄型サブウーファーの開発。
・小型軽量で自動機での基板実装可能なリフロー耐熱スピーカの開発。

情報通信機器分野
・スマートフォン向け高音質・低価格インイヤーヘッドセットの開発。
・高音質インイヤーヘッドホン用小型ドライバーユニットの開発。
・天然素材を含んだ特殊材料を採用した、環境に優しいヘッドホンの開発。
・部品加工時に於ける原材料の無駄を極限まで抑えた環境配慮ヘッドホンの開発。
・ユニークな折り畳み機構設計による、超コンパクトヘッドホンの開発。

プロ用機器、市販オーディオ分野
・環境に配慮した業務用モニタースピーカ6301Nシリーズの開発。
・環境に配慮した業務用1UラックサイズモニタースピーカRM-3の開発。
・純マグネシウム振動板を採用した3Wayフロアースタンディング型高級HiFiスピーカシステムG1003MGの開発。
・16cmHR形状2層抄紙ウーファーと純マグネシウムリッジドームツィータを採用したHiFiスピーカシステムGR160の開発。
・光沢塗装で4色展開したパーソナル・アクティブスピーカ・システムPA-3の開発。
・15W+15Wのデジタルアンプを採用した小型パーソナル・アンプAP15dの開発。
・BA型ドライバーの搭載と高純度6Nケーブルを採用したステレオ・イヤホンTE-07の開発。
・DAC搭載ボリュームコントローラーPC100USB-HR(ハイレゾ対応機)の開発。
・手軽に本格2Wayスピーカクラフト“かんすぴ”シリーズ第4弾の開発。

その他
・新規構造設計により部品点数を減らした、血圧計用ソレノイド型流量制御弁の開発。
・長距離伝送用大型超音波パラメトリックスピーカの開発。
・超指向性パラボラマイクを使用した遠距離収音システムの開発。
・一つのイヤホンユニットでマイクとスピーカの機能を実現した、マイクロホンレス通信システムの開発。
・光センサーを用いた耳部脈波取得技術の開発。
・構造・音響連成解析手法の開発。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01797] S10053E5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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