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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BKH2

有価証券報告書抜粋 株式会社バルニバービ 業績等の概要 (2017年7月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用、所得環境の改善傾向が続き、緩やかな回復基調が見られた反面、英国のEU離脱をめぐる欧州情勢、中国を始めとするアジア新興国や資源国経済の動向、米国新政権の政策に対する懸念等世界経済の不確実性により依然として先行き不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、景気回復による消費マインドの改善が期待されるものの、多様化する顧客ニーズの変化に加えて、競合企業との競争激化、原材料価格の高騰、人出不足に伴う人材確保難や人件費上昇により引き続き厳しい状況で推移しております。
このような状況の中、当社グループでは関東エリア、関西エリアだけではなく、福岡、名古屋などのエリアへの店舗展開による地域創生ネットワークの形成、また食、宿泊、観光を融合した大型複合施設や郊外ロードサイド店舗をリノベーション開発したモデル店舗など、多様なプロジェクトの企画開発をする一方で、2016年8月には新たな店舗運営子会社を設立し、各運営子会社の単店舗または複数店舗を管理する取締役の増員を行うことで、今後の出店エリアの拡大や物件の大型化、複合化に伴う事業拡大を支える運営体制を強化しております。
当連結会計年度における店舗の増減といたしましては、レストラン事業では8店舗をオープンし、期間限定店舗1店舗をクローズ、スイーツ事業では1店舗をオープン、1店舗をクローズし、当社グループとしては計9店舗をオープンし、2店舗をクローズしております。結果、当連結会計年度末現在における当社グループの運営する店舗数は78店舗となっております。
この結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は9,824,627千円(前年同期比16.0%増)、営業利益は605,264千円(同4.7%増)、経常利益は623,797千円(同5.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は383,998千円(同7.7%増)と増収増益となりました。

事業部門別の業績は以下のとおりであります。
① レストラン事業
レストラン事業におきましては、2016年10月に滋賀県大津市にて「大津駅リニューアルプロジェクト」におけるキーテナントとして、レストラン、カフェ、バー、バーベキューテラス、簡易宿泊施設を統合した複合施設「ザ カレンダー」並びに大津駅観光案内所「オーツリー」を同時オープン、2017年2月には大阪府豊中市にてロードサイド店舗を大規模リノベーションし、スイーツや自家製パンを製造、直売するベーカリーを併設したカフェレストラン「ザ・ローフ カフェ」、2017年6月には東京都練馬区にて幹線道路沿いの不動産を取得、リノベーション開発し、ピッツェリア、カフェ、ガーデンテラスを含む食のマーケット「トヨタマ ヴィラ」をオープンし、当社ならではのロケーション開拓により、街の活性化につながる大規模かつ複合型の店舗開発を推進しております。
また、不動産デベロッパーからの誘致としては、2016年9月に東京都新宿区「新宿ガーデン」にて「クッチーナ カフェ オリーヴァ」、2017年1月に大阪市中央区の御堂筋沿いにベーカリーバル「フレンチ バゲット カフェ」と好立地において当社の個性を活かすことのできる出店を行うことができました。
また、行政機関との取り組みとしては、2017年4月に滋賀県草津市中心市街地活性化事業の一つである新商業施設「草津ココリバ」に「サンデーズ ベイク リバーガーデン」、都市公園の利用促進を目的に名古屋市初の公園内複合商業施設として誕生した名城公園内の新商業施設「tonarino」に「ガーブ カステッロ」、2017年6月には奈良市観光センターの更なる観光客誘致を目的とした観光機能強化整備並びにサービス施設運営事業者として、施設内に「カフェ エトランジェ ナラッド」をオープンするなど、新たなエリア拡大に加え、地方行政機関との取り組みにより地域創生ネットワークの形成を推進しております。
店舗運営に関しましては、店舗運営子会社における各店舗の状況に合わせたきめ細かいレストラン運営に取り組む一方で、新規店舗における顧客満足度と収益性を向上させる店舗運営方法の確立、ビアガーデンやバーベキュー、こたつテラス等季節に応じた店舗運営、営業企画やイベントの立案などの取り組みを実施しております。2017年2月からは東京都港区の「新虎通り」一帯に誕生した日本全国のヒト・モノ・コトの魅力を国内外へ発信する「旅する新虎マーケット」に参画し、出店自治体の特産を使ったメニュー提供の他、特産や風土を演出するブースの出店を行い、地方創生へとつなげる取り組みを実施しております。
また、当社独自の組織制度である店舗運営子会社につきましては、2016年8月に株式会社バルニバービオーガストを設立したことで、店舗運営子会社は10社となり、今後の事業規模拡大における店舗運営体制をより強化しております。
この結果、当連結会計年度末におけるレストラン事業の店舗数は、関東地区30店舗、関西地区24店舗、その他地域4店舗の計58店舗となり、売上高は8,749,583千円(前年同期比17.5%増)となりました。

② スイーツ事業
スイーツ事業におきましては、季節商品やコラボ商品等の商品開発を推進する一方で、2017年2月には大阪府豊中市にスイーツや自家製パンを製造、直売するベーカリー「ローフ ベーカリー」をオープン、また2017年4月には東京都新宿区の「トーキョークレープガール 早稲田どらま館」をクローズしております。
この結果、当連結会計年度末におけるスイーツ事業の店舗数は、関東地区9店舗、関西地区5店舗の計14店舗となり、売上高は595,654千円(前年同期比3.5%増)となりました。

③ アスリート食堂事業
アスリート食堂事業におきましては、アスリートだけではなく健康志向の顧客へのターゲット層の拡大及びオペレーションの効率改善によるコストダウンによる収益性改善を進めております。
この結果、当連結会計年度末におけるアスリート食堂事業の店舗数は、関東地区4店舗、関西地区1店舗、その他地域1店舗の計6店舗となり、売上高は435,025千円(前年同期比4.4%増)となりました。

④ その他の事業
その他の事業におきましては、企業、行政機関などに対して、地域ブランド振興、カフェやレストランの企画・開発等のコンサルティングを行っております。当連結会計年度における売上高は44,363千円(前年同期比40.0%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ74,079千円減少し、1,180,754千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は853,829千円(前年同期は977,885千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が591,795千円、減価償却費が503,284千円及び、法人税等の支払額221,427千円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,287,154千円(前年同期は1,155,954千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出905,578千円、無形固定資産の取得による支出271,404千円、差入保証金の差入による支出67,520千円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は358,308千円(前年同期は605,740千円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,026,000千円、長期借入金の返済による支出442,632千円、リース債務の返済による支出113,007千円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31815] S100BKH2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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