シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100C095

有価証券報告書抜粋 株式会社cotta 業績等の概要 (2017年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、緩やかな回復傾向にあり、個人消費も底堅く推移しており、企業の設備投資も徐々に広がりをみせているものの、その波及はまだ十分とは言えない状況です。
当社グループの事業展開に関しましては、引き続き個人客を中心に順調に推移しております。SNSを中心とした製菓レシピの動画配信をはじめ、SEO対策にも力を注ぎ、2月のバレンタイン商戦時にはグーグルの検索においてビッグワードである「バレンタイン」で2位を獲得いたしました。さらに4月には全国放送の「がっちりマンデー!!」に当社が紹介されるなど、当社および当社商品のマスメディアへの露出機会も大幅に増加したことで、認知度が大きく高まりました。
さらに、株式会社ヒラカワ(連結子会社)の海外生産ルートを利用したcottaオリジナル商品(キッチン雑貨等)の商品化が功を奏し、通年では菓子関連の商戦で苦戦を強いられる夏場においても当社グループの業績は順調に推移いたしました。
また、当社は、年々拡大していく個人客への小口出荷作業の効率化を図るため、8月より音声ピッキングシステムを導入いたしました。これにより、人手不足の中において現有の人員で今後の繁忙期においても円滑に出荷作業を行う仕組みが構築できました。
しかしながらその一方で、通販業界にとっては死活問題とも言える運送会社からの運賃値上げ問題および9月の大分県南部を襲った台風被害が発生するなど、当社を取り巻く環境は非常に厳しい状況にありました。
なお、「宅配クライシス」とも言われた運賃値上げ問題に関しましては、以前から当社は各運送会社との間で友好的な関係を構築してきたこともあり、一定の条件でお互いに歩み寄ることができ、今後においても友好的な関係を継続していくことで合意できました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は6,034,188千円(前年度比24.3%増)、営業利益は291,507千円(同79.9%増)、経常利益は330,051千円(同63.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は239,657千円(同47.0%増)となりました。
なお、当社グループは、菓子・弁当関連の包装資材および食材ならびに陶器等を含む生活用雑貨等の販売事業を主要な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメント別の記載を省略しております。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ52,935千円減少し、当連結会計年度末には1,060,243千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、177,577千円(前年度比12.6%減)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益335,596千円に加え、減価償却費114,701千円の計上などによる資金の増加に対し、たな卸資産の増加額177,399千円および法人税等の支払額104,839千円などによる資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、84,177千円(同48.7%減)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出43,341千円および無形固定資産の取得による支出38,112千円による資金の減少によるものであります。なお、投資活動の結果使用した資金が前連結会計年度と比較して大きく減少いたしましたのは、主に、前連結会計年度において、株式会社ヒラカワの株式取得による支出72,534千円が生じたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、146,336千円(前連結会計年度は3,705千円の獲得)となりました。これは、主に短期借入金の純増加50,000千円および長期借入れによる収入100,000千円などにより資金が増加した一方で、長期借入金の返済による支出161,546千円および社債の償還による支出100,000千円などにより資金の減少が生じたことによるものであり、前連結会計年度と比較して借入による収入を抑えて有利子負債の削減を図ったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02982] S100C095)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。