有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ET7Q
株式会社メディネット 事業の内容 (2018年9月期)
当社グループ(当社及び連結子会社2社)は、「常に本質を究め、誠実性と公正性をもって真の社会的付加価値を創造する」という経営理念の下、「次世代の医療を支える革新的な技術及びサービスを迅速かつ効率的に社会に提供し続ける」ことにより、人々の健康と“Quality of Life(生活の質)”の向上に資することを使命として、細胞加工業及び再生医療等製品事業を展開しております。
当社グループの当連結会計年度末における事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
また、当連結会計年度より報告セグメントの名称を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
① 細胞加工業
細胞加工業では、これまでの医療機関向け免疫細胞療法総合支援サービスの提供に加えて、企業、大学、医療機関/研究機関等から、臨床用の細胞加工及び治験用の細胞加工物製造の受託や、再生・細胞医療のバリューチェーンを収益化し、細胞培養加工施設の運営管理、細胞加工技術者の派遣・教育システムの提供等を行っております。当社及び子会社㈱医業経営研究所が関係しております。
ⅰ)細胞加工業について
細胞加工業のビジネスモデルを図示すると、以下のとおりであります。
ⅱ)免疫細胞療法総合支援サービスについて
免疫細胞療法総合支援サービスのビジネスモデルを図示すると、以下のとおりであります。
※1 当社は、免疫細胞療法総合支援サービス契約に基づいて、契約医療機関における免疫細胞治療の安全かつ効率的な実施を支援しております。なお、独自の細胞培養加工施設を備え、一定以上の品質管理レベルを有する契約医療機関に対しては、免疫細胞療法総合支援サービスとは異なる形で契約を締結し、免疫細胞治療に係る技術・ノウハウ等を供与しております。
※2 契約医療機関は、当社の提供する技術・サービスを利用して免疫細胞治療を実施するとともに、他の医療機関との医療連携により、当該医療機関の患者に対しても、共同して免疫細胞治療を実施しております。
上記の図の①~⑦の補足
(参考)2018年9月30日現在の当社契約医療機関
※ 免疫細胞治療を希望する患者の多くは、既に他の医療機関で一般的な治療を受けており、契約医療機関を受診する際には、これまでの病歴等、診療上十分な医療情報を共有することが必要となることから、医療機関同士が連携して医療が行われております。また、免疫細胞治療を希望する患者のうち、医療上の理由等で、契約医療機関を受診できない患者については、患者の要請に基づき、他の医療機関で治療を実施される場合があります。この場合、他の医療機関と契約医療機関では、医療連携として十分な医療情報の交換がなされ、共同で治療が実施されます。
ⅲ)バリューチェーン事業について
バリューチェーン事業を図示すると、以下のとおりであります。
※ 契約医療機関は、当社の細胞医療技術に限らず、独自の再生・細胞医療技術に係る臨床研究等を行っております。
(参考)2018年9月30日現在の当社契約医療機関
当社グループは、このようなサービスを医療機関に提供することにより、再生・細胞医療の普及発展、難治性疾患の治療に貢献するとともに、事業の拡大を図ってまいります。
② 再生医療等製品事業
再生医療等製品事業では、当社グループで行う研究開発のみならず、これまで継続的に行ってきた大学病院等との共同研究を通じて、再生医療等製品の製造販売承認を取得してまいります。同時に、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、国内外の有望な技術・物資等を持つ企業等とのアライアンスにより、パイプラインの拡充を視野に入れた活動も行っております。当社及び子会社㈱メドセルが関係しております。
再生医療等製品事業について
再生医療等製品事業のビジネスモデルを図示すると、以下のとおりであります。
再生医療等製品事業においては、再生医療等製品の製造・販売承認を取得し、上市・販売するための研究開発を行っております。
当社グループの当連結会計年度末における事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
また、当連結会計年度より報告セグメントの名称を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
① 細胞加工業
細胞加工業では、これまでの医療機関向け免疫細胞療法総合支援サービスの提供に加えて、企業、大学、医療機関/研究機関等から、臨床用の細胞加工及び治験用の細胞加工物製造の受託や、再生・細胞医療のバリューチェーンを収益化し、細胞培養加工施設の運営管理、細胞加工技術者の派遣・教育システムの提供等を行っております。当社及び子会社㈱医業経営研究所が関係しております。
ⅰ)細胞加工業について
細胞加工業のビジネスモデルを図示すると、以下のとおりであります。
ⅱ)免疫細胞療法総合支援サービスについて
免疫細胞療法総合支援サービスのビジネスモデルを図示すると、以下のとおりであります。
※1 当社は、免疫細胞療法総合支援サービス契約に基づいて、契約医療機関における免疫細胞治療の安全かつ効率的な実施を支援しております。なお、独自の細胞培養加工施設を備え、一定以上の品質管理レベルを有する契約医療機関に対しては、免疫細胞療法総合支援サービスとは異なる形で契約を締結し、免疫細胞治療に係る技術・ノウハウ等を供与しております。
※2 契約医療機関は、当社の提供する技術・サービスを利用して免疫細胞治療を実施するとともに、他の医療機関との医療連携により、当該医療機関の患者に対しても、共同して免疫細胞治療を実施しております。
上記の図の①~⑦の補足
① 細胞培養加工施設の企画設計、設置、運用、保守管理等 |
細胞の加工を高品質かつ安全に行うためには、無菌医薬品の製造施設と同等レベルの空気清浄度を維持する専用の細胞培養加工施設(CPC: Cell Processing Center)が必要となり、当社はCPCの設計および運用において独自のノウハウを医療機関に提供しております。 |
② CPCの使用許諾 |
当社が設置したCPCの独占的使用権を医療機関に与えております。 |
③ 生産技術および品質管理技術、ノウハウの供与等 |
CPCにおいて、大量の細胞加工を行うには、細胞加工工程や品質検査工程全体を適正に標準化し、手順書に従った作業、記録の保存等を行う必要があります。当社は、これら全てに係る独自の技術・ノウハウを標準化、システム化し、医療機関に提供しております。 |
④ 細胞輸送に係る技術・ノウハウ等の供与等 |
細胞は、温度に対する感受性が高いため、その輸送に際しては、適切な温度で輸送するための技術・ノウハウが必要となり、独自の技術を医療機関に提供しております。 |
⑤ 専門の知識と技術を有する技術者 |
当社において、専門知識、技術等に係る適切な教育訓練を施した技術者が、細胞加工および品質検査業務を行っております。 |
⑥ 材料および資材、試薬、消耗品等の供給等 |
当社では、細胞加工および品質検査に用いられる培地(細胞培養液)や試薬について、仕入管理、保存管理の徹底、検査体制の充実等、常に品質管理体制の強化を図り、医療機関に提供しております。 |
⑦ 「オーダーメイド医療管理システム」の供与、および運用保守等 |
免疫細胞治療はオーダーメイド医療であり、加工される細胞や治療計画は患者ごとに全て異なりますので、複雑な情報を一元的に管理する「オーダーメイド医療管理システム」を医療機関に提供しております。 |
(参考)2018年9月30日現在の当社契約医療機関
名称 | 住所 |
医療法人社団 滉志会 | |
瀬田クリニック東京 | 東京都千代田区神田駿河台2-1-45ニュー駿河台ビル3階 |
瀬田クリニック新横浜 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-12新横浜スクエアビル15階 |
瀬田クリニック大阪 | 大阪府吹田市江坂町5-14-13 |
瀬田クリニック福岡 | 福岡県福岡市博多区店屋町6-18ランダムスクウェア5階 |
東京大学医学部附属病院 | 東京都文京区本郷7-3-1 |
国立病院機構大阪医療センター | 大阪府大阪市中央区法円坂2-1-14 |
九州大学先端医療イノベーションセンター | 福岡県福岡市東区馬出3-1-1 |
※ 免疫細胞治療を希望する患者の多くは、既に他の医療機関で一般的な治療を受けており、契約医療機関を受診する際には、これまでの病歴等、診療上十分な医療情報を共有することが必要となることから、医療機関同士が連携して医療が行われております。また、免疫細胞治療を希望する患者のうち、医療上の理由等で、契約医療機関を受診できない患者については、患者の要請に基づき、他の医療機関で治療を実施される場合があります。この場合、他の医療機関と契約医療機関では、医療連携として十分な医療情報の交換がなされ、共同で治療が実施されます。
ⅲ)バリューチェーン事業について
バリューチェーン事業を図示すると、以下のとおりであります。
※ 契約医療機関は、当社の細胞医療技術に限らず、独自の再生・細胞医療技術に係る臨床研究等を行っております。
(参考)2018年9月30日現在の当社契約医療機関
名称 | 住所 |
国立大学法人金沢大学 | 石川県金沢市角間町ヌ7 |
学校法人順天堂 順天堂大学 | 東京都文京区本郷2-1-1 |
九州大学先端医療イノベーションセンター | 福岡県福岡市東区馬出3-1-1 |
茨城県立こども病院 | 茨城県水戸市双葉台3-3-1 |
当社グループは、このようなサービスを医療機関に提供することにより、再生・細胞医療の普及発展、難治性疾患の治療に貢献するとともに、事業の拡大を図ってまいります。
② 再生医療等製品事業
再生医療等製品事業では、当社グループで行う研究開発のみならず、これまで継続的に行ってきた大学病院等との共同研究を通じて、再生医療等製品の製造販売承認を取得してまいります。同時に、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、国内外の有望な技術・物資等を持つ企業等とのアライアンスにより、パイプラインの拡充を視野に入れた活動も行っております。当社及び子会社㈱メドセルが関係しております。
再生医療等製品事業について
再生医療等製品事業のビジネスモデルを図示すると、以下のとおりであります。
再生医療等製品事業においては、再生医療等製品の製造・販売承認を取得し、上市・販売するための研究開発を行っております。
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