有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100JMMA
株式会社日立製作所 事業の内容 (2020年3月期)
2020年3月31日現在、当社及び関係会社1,223社(連結子会社814社、持分法適用会社409社)から成る当グループは、「IT」「エネルギー」「インダストリー」「モビリティ」「ライフ」の5つのセクターを成長分野として位置付け、関連するビジネスユニットを各セクターに配置しています。上記の5つのセクターに、上場子会社グループである日立ハイテク(注1)、日立建機、日立金属、日立化成(注2)の4つのセグメント及びその他を加えた合計10セグメントにわたって、日立グループは、製品の開発、生産、販売、サービスに至る幅広い事業活動を展開しています。
(注)1.2020年5月20日付で、㈱日立ハイテクが当社の完全子会社となったことに伴い、日立ハイテクセグメントは廃止され、ライフセグメントに統合されています。
2.2020年4月20日付で、日立化成㈱が株式譲渡によって当社の関係会社ではなくなったことに伴い、日立化成セグメントは廃止されています。
日立の強みは、高品質・高信頼のプロダクトに加え、製造現場の機器・システムや鉄道、発電所などの社会インフラを動かすOT (Operational Technology:制御・運用技術)、最先端のIT を併せ持ち、お客さまや社会の課題を解決するデジタル技術を活用したソリューションを提供できることです。かかるソリューションを提供することで、お客さまの社会価値(社会課題の解決)・環境価値(環境負荷軽減)・経済価値(業績向上)の3つの価値を同時に向上させ、人々のQoL(Quality of Life)・顧客企業の価値の向上を図っています。
社会やビジネスが生み出すデータが増え続ける現在、これらのデータから新たな価値を創出し、イノベーションを加速するためのエンジンが日立のLumada(ルマーダ)です。Lumadaとは、お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション、サービス、テクノロジーの総称です。Lumadaという名称は、“illuminate(照らす・輝かせる)”+“data(データ)”に由来しています。これは日立の培ったOTにIT、プロダクトの強みを掛け合わせることで生まれました。ITやIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の発展に伴い、社会やビジネスにおける活動から生み出されるデータは加速度的に増え続けています。日立ではこれらのデータを未来の社会における新たな価値の源泉として注目し、大量のデータを活用して世の中に向けてイノベーションを創出するビジネスとして、2016年にLumada事業を立ち上げました。Lumadaを共通基盤として新たな価値を生み出し、サイバー空間(デジタル)とリアル空間(モノ)を高度に、かつリアルタイムに連携するサイバーフィジカルシステムを実現していきます。
Lumada 事業は、お客さまのビジネス上の課題を分析し、日立が持つデジタル技術などを組み合わせながら、できるだけ少ないカスタマイズで、お客さまの課題解決という価値を提供するビジネスです。プロダクトの売り切りで終わるのではなく、フィー収入などソリューションの提供価値に基づく収益モデルを構築するために、「OT×IT×プロダクト」の強みを生かし、様々な業種・業務に関するノウハウを商材化し、複数のお客さまに提供可能なデジタルソリューションへと転換することで、Lumada 事業の拡大を図っています。
各セグメントにおける主な事業内容と当社のビジネスユニット(BU)及び主要な関係会社の位置付けは、概ね次のとおりです。
(注)1.Hitachi America, Ltd.、Hitachi Asia Ltd.、日立(中国)有限公司、Hitachi Europe Ltd.及びHitachi India Pvt. Ltd.は、当グループの米州、アジア、中国、欧州及びインドにおける地域統括会社であり、当グループの製品を販売しています。
2.ディフェンスBUは、2020年4月1日付で社会BUに統合されました。
3.Sullair US Purchaser, Inc.は、2020年4月1日付でHitachi Industrial Holdings Americas, Inc.に商号変更しました。
4.㈱日立ハイテクは、2020年5月20日付で当社の完全子会社となりました。これに伴い、日立ハイテクセグメントは廃止され、ライフセグメントに統合されました。
5.日立化成㈱は、株式譲渡により、2020年4月20日付で当社の関係会社ではなくなりました。これに伴い、日立化成セグメントは廃止されました。
6.㈱日立アーバンインベストメントは、2020年4月1日付で㈱日立ライフと合併し、㈱日立リアルエステートパートナーズに商号変更しました。
7.上表の他、主要な持分法適用会社として、日立キャピタル㈱及び㈱日立物流があります。
(注)1.2020年5月20日付で、㈱日立ハイテクが当社の完全子会社となったことに伴い、日立ハイテクセグメントは廃止され、ライフセグメントに統合されています。
2.2020年4月20日付で、日立化成㈱が株式譲渡によって当社の関係会社ではなくなったことに伴い、日立化成セグメントは廃止されています。
日立の強みは、高品質・高信頼のプロダクトに加え、製造現場の機器・システムや鉄道、発電所などの社会インフラを動かすOT (Operational Technology:制御・運用技術)、最先端のIT を併せ持ち、お客さまや社会の課題を解決するデジタル技術を活用したソリューションを提供できることです。かかるソリューションを提供することで、お客さまの社会価値(社会課題の解決)・環境価値(環境負荷軽減)・経済価値(業績向上)の3つの価値を同時に向上させ、人々のQoL(Quality of Life)・顧客企業の価値の向上を図っています。
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社会やビジネスが生み出すデータが増え続ける現在、これらのデータから新たな価値を創出し、イノベーションを加速するためのエンジンが日立のLumada(ルマーダ)です。Lumadaとは、お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション、サービス、テクノロジーの総称です。Lumadaという名称は、“illuminate(照らす・輝かせる)”+“data(データ)”に由来しています。これは日立の培ったOTにIT、プロダクトの強みを掛け合わせることで生まれました。ITやIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の発展に伴い、社会やビジネスにおける活動から生み出されるデータは加速度的に増え続けています。日立ではこれらのデータを未来の社会における新たな価値の源泉として注目し、大量のデータを活用して世の中に向けてイノベーションを創出するビジネスとして、2016年にLumada事業を立ち上げました。Lumadaを共通基盤として新たな価値を生み出し、サイバー空間(デジタル)とリアル空間(モノ)を高度に、かつリアルタイムに連携するサイバーフィジカルシステムを実現していきます。
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Lumada 事業は、お客さまのビジネス上の課題を分析し、日立が持つデジタル技術などを組み合わせながら、できるだけ少ないカスタマイズで、お客さまの課題解決という価値を提供するビジネスです。プロダクトの売り切りで終わるのではなく、フィー収入などソリューションの提供価値に基づく収益モデルを構築するために、「OT×IT×プロダクト」の強みを生かし、様々な業種・業務に関するノウハウを商材化し、複数のお客さまに提供可能なデジタルソリューションへと転換することで、Lumada 事業の拡大を図っています。
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各セグメントにおける主な事業内容と当社のビジネスユニット(BU)及び主要な関係会社の位置付けは、概ね次のとおりです。
(2020年3月31日現在) | ||
主な製品・サービス | B U 及 び 主 要 な 関 係 会 社 | |
B U | 関 係 会 社 | |
IT システムインテグレーション、 コンサルティング、 制御システム、 クラウドサービス、 ソフトウェア、 ITプロダクツ(ストレージ、サーバ)、 ATM | 金融BU 社会BU サービス&プラットフォームBU ディフェンスBU | 〔連結子会社〕 日立情報通信エンジニアリング、 日立オムロンターミナルソリューションズ、 日立ソリューションズ、 日立システムズ、 Hitachi Computer Products (America)、 Hitachi Global Digital Holdings、 Hitachi Payment Services、 Hitachi Vantara |
エネルギー エネルギーソリューション(原子力、再生可能エネルギー、火力、パワーグリッド) | 原子力BU エネルギーBU | 〔連結子会社〕 日立GEニュークリア・エナジー、 日立プラントコンストラクション、 日立パワーソリューションズ |
インダストリー 産業システム、 水・環境システム、 産業用機器 | 産業・流通BU 水・環境BU | 〔連結子会社〕 日立産機システム、 日立インダストリアルプロダクツ、 日立産業制御ソリューションズ、 日立プラントサービス、 JR Technology Group、 Sullair US Purchaser 〔持分法適用会社〕 日立国際電気 |
モビリティ ビルシステム(エレベーター、エスカレーター)、 鉄道システム | ビルシステムBU 鉄道BU | 〔連結子会社〕 日立ビルシステム、 日立電梯(中国)、 Hitachi Rail |
ライフ 医療機器、 生活・エコシステム(冷蔵庫、洗濯機、ルームエアコン、業務用空調機器)、 オートモティブシステム(パワートレインシステム、シャシーシステム、先進運転支援システム) | ヘルスケアBU | 〔連結子会社〕 日立オートモティブシステムズ、 日立グローバルライフソリューションズ、 Hitachi Automotive Systems Americas、 Hitachi Consumer Products (Thailand) 〔持分法適用会社〕 Johnson Controls-Hitachi Air Conditioning Holding (UK) |
日立ハイテク 医用・ライフサイエンス製品、分析機器、半導体製造装置、製造・検査装置、先端産業部材 | ― | 〔連結子会社〕 日立ハイテク |
日立建機 油圧ショベル、ホイールローダ、マイニング機械、保守・サービス、土木施工ソリューション、鉱山運行管理システム | ― | 〔連結子会社〕 日立建機 |
日立金属 特殊鋼製品、素形材製品、磁性材料・パワーエレクトロニクス、電線材料 | ― | 〔連結子会社〕 日立金属 |
日立化成 機能材料(電子材料、配線板材料、電子部品)、先端部品・システム(モビリティ部材、蓄電デバイス、ライフサイエンス関連製品) | ― | 〔連結子会社〕 日立化成 |
その他 光ディスクドライブ、 不動産の管理・売買・賃貸 | ― | 〔連結子会社〕 日立エルジーデータストレージ、 日立ライフ、 日立アーバンインベストメント、 Hitachi America、Hitachi Asia、 日立(中国)、Hitachi Europe、 Hitachi India |
(注)1.Hitachi America, Ltd.、Hitachi Asia Ltd.、日立(中国)有限公司、Hitachi Europe Ltd.及びHitachi India Pvt. Ltd.は、当グループの米州、アジア、中国、欧州及びインドにおける地域統括会社であり、当グループの製品を販売しています。
2.ディフェンスBUは、2020年4月1日付で社会BUに統合されました。
3.Sullair US Purchaser, Inc.は、2020年4月1日付でHitachi Industrial Holdings Americas, Inc.に商号変更しました。
4.㈱日立ハイテクは、2020年5月20日付で当社の完全子会社となりました。これに伴い、日立ハイテクセグメントは廃止され、ライフセグメントに統合されました。
5.日立化成㈱は、株式譲渡により、2020年4月20日付で当社の関係会社ではなくなりました。これに伴い、日立化成セグメントは廃止されました。
6.㈱日立アーバンインベストメントは、2020年4月1日付で㈱日立ライフと合併し、㈱日立リアルエステートパートナーズに商号変更しました。
7.上表の他、主要な持分法適用会社として、日立キャピタル㈱及び㈱日立物流があります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01737] S100JMMA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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