有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J1NZ (EDINETへの外部リンク)
積水樹脂株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)
当社グループの研究開発は、基礎研究と製品開発に分けられ、基礎研究については技術研究所において新規素材や機能性材料の創出をめざした研究開発、並びに既存コア技術の高度化と拡大に取り組んでいる。製品開発は機能・コスト・施工・デザイン等、多角的な観点から、主に各セグメントに所属するそれぞれの開発部門が新製品の開発を推進している。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は995百万円であり、各事業分野別の研究開発目的、主要課題、研究開発成果及びそれらの費用は次のとおりである。なお、研究開発費については技術研究所で行っている基礎研究等の各事業分野に配分できない費用310百万円が含まれている。
(1)公共分野
交通・景観関連製品:騒音対策製品は、交通騒音対策として、遮音壁先端部に設置するスリムで且つ広範囲に騒音低減効果が得られる先端改良型吸音板「コンパクトクリフ」を上市した。交通安全製品は、車線分離標「ポールコーン」に防カビ・防汚性能を特殊コーティングした「ポールコーンプラス」を市場ニーズが高まっている大口径タイプに適用し、また高規格道路の暫定二車線に設置が進むワイヤロープ柵向け安全用品の拡充を進めた。さらには路面照射式線状反射光「プロジェクションガイド」を地域要望に応えた展開や、冠水対策など直近の市場課題に対し、センサ等を利用しLED表示板「オプトマーカーⅤ」のシステム展開を図った。路面標示材製品は、JIS規格製品であるジスライン(3種1号材)の無鉛化の対応を図るとともに高速道路における逆走対策ニーズに対応した立体に見える貼付式路面標示材「逆走対策ソリッドシート」の品ぞろえを強化した。景観製品は、歩行者用柵で意匠性に優れるシティ柵に勾配自在フレックスロープパネルを組み合わせた「シティプラス」を上市した。また、交差点の歩行者安全対策として鋼製支柱を内蔵した弾性カバー付車止め「KDK6」「KDK8」を上市した。通路シェルター製品では交通バリアフリー法の設置ニーズに対応したアルミフラットルーフシェルター「スカイウイング」にバスやタクシー乗降用の雨除け庇を加えて機能性を高めた。一方、人工木製品では防災公園や観光地の公園向けに従来の丸太形状ではなく角型形状で軽量且つ滑り止め機能をもった「軽量角型ステップ」を上市した。
スポーツ施設関連製品:人工芝は、日本陸連が制定した「投擲実施可能な人工芝」に対応した「ドリームターフVista」を上市、国内初の実績を付けた。また環境をテーマとした取り組み強化の一環で、環境省のETV事業(環境技術実証事業)において「Viuシステム」「ドリームターフRS+」の実証を完了した。
公共分野に係る研究開発費は373百万円である。
(2)民間分野
住建材関連製品:外構製品は、マンションなどの集合住宅や施設外構に向けた、アルミ縦格子の意匠・施工性・軽量化を持ちスチールの強度を確保した縦格子フェンス「アルミ・スチールハイブリッド縦格子フェンスETHY50HC」の製品強化、品揃の拡充を進め、更にめかくし性を追加しながら通風性は確保した「めかくし縦格子」を上市した。メタカラー建材における主力製品「ステンレス複合建材」の更なる差別化仕様として、新たな発色仕様の展開を推進した。又、長尺での直線-曲面の連続施工に対応することで施工性を向上、新たにロールアップ梱包を採用し輸送効率を向上させた「ワンラインシリーズ」の品揃え拡充を進めた。
総物・アグリ関連製品:物流資材関連製品は、作業員の高齢化にともなう省力・省人化のニーズに向けてフィルム交換作業を自動で行う「全自動ストレッチ包装機 フィルム残量ゼロ化タイプ」を開発し、更に食品・飲料分野でのニーズが多いフィルム紙管削り屑の発生を抑制する「エアーチャック式ホルダータイプ」を開発上市した。機械用ストレッチフィルムでは薄くても引き裂き強度が強いため従来品と比較して使用量が少なくて済む環境配慮型の「SRタイプ」に新たに最薄タイプとして10μタイプを上市、同様に手巻き用途でも薄肉の環境配慮型「EPタイプ」を上市した。工場の安全安心ニーズに向けて設備と連動した電気錠など各種安全スイッチに対応したドアを有する設備周りの安全柵を開発した。アグリ関連製品は、農業市場のハウス栽培で使用する資材の開発に注力し、最も栽培されている品目のトマト栽培において欠かせない誘引用クリップを開発・上市した。また、ハウス内の換気を行うためにフィルムをめくり上げる際、フィルムを破らないようにするためのロングパッカーを上市した。獣害対策製品では、昨年上市した幼齢木保護チューブを作物や対象の害獣に合わせて品揃え・製品展開を広げた。
民間分野に係る研究開発費は312百万円である。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は995百万円であり、各事業分野別の研究開発目的、主要課題、研究開発成果及びそれらの費用は次のとおりである。なお、研究開発費については技術研究所で行っている基礎研究等の各事業分野に配分できない費用310百万円が含まれている。
(1)公共分野
交通・景観関連製品:騒音対策製品は、交通騒音対策として、遮音壁先端部に設置するスリムで且つ広範囲に騒音低減効果が得られる先端改良型吸音板「コンパクトクリフ」を上市した。交通安全製品は、車線分離標「ポールコーン」に防カビ・防汚性能を特殊コーティングした「ポールコーンプラス」を市場ニーズが高まっている大口径タイプに適用し、また高規格道路の暫定二車線に設置が進むワイヤロープ柵向け安全用品の拡充を進めた。さらには路面照射式線状反射光「プロジェクションガイド」を地域要望に応えた展開や、冠水対策など直近の市場課題に対し、センサ等を利用しLED表示板「オプトマーカーⅤ」のシステム展開を図った。路面標示材製品は、JIS規格製品であるジスライン(3種1号材)の無鉛化の対応を図るとともに高速道路における逆走対策ニーズに対応した立体に見える貼付式路面標示材「逆走対策ソリッドシート」の品ぞろえを強化した。景観製品は、歩行者用柵で意匠性に優れるシティ柵に勾配自在フレックスロープパネルを組み合わせた「シティプラス」を上市した。また、交差点の歩行者安全対策として鋼製支柱を内蔵した弾性カバー付車止め「KDK6」「KDK8」を上市した。通路シェルター製品では交通バリアフリー法の設置ニーズに対応したアルミフラットルーフシェルター「スカイウイング」にバスやタクシー乗降用の雨除け庇を加えて機能性を高めた。一方、人工木製品では防災公園や観光地の公園向けに従来の丸太形状ではなく角型形状で軽量且つ滑り止め機能をもった「軽量角型ステップ」を上市した。
スポーツ施設関連製品:人工芝は、日本陸連が制定した「投擲実施可能な人工芝」に対応した「ドリームターフVista」を上市、国内初の実績を付けた。また環境をテーマとした取り組み強化の一環で、環境省のETV事業(環境技術実証事業)において「Viuシステム」「ドリームターフRS+」の実証を完了した。
公共分野に係る研究開発費は373百万円である。
(2)民間分野
住建材関連製品:外構製品は、マンションなどの集合住宅や施設外構に向けた、アルミ縦格子の意匠・施工性・軽量化を持ちスチールの強度を確保した縦格子フェンス「アルミ・スチールハイブリッド縦格子フェンスETHY50HC」の製品強化、品揃の拡充を進め、更にめかくし性を追加しながら通風性は確保した「めかくし縦格子」を上市した。メタカラー建材における主力製品「ステンレス複合建材」の更なる差別化仕様として、新たな発色仕様の展開を推進した。又、長尺での直線-曲面の連続施工に対応することで施工性を向上、新たにロールアップ梱包を採用し輸送効率を向上させた「ワンラインシリーズ」の品揃え拡充を進めた。
総物・アグリ関連製品:物流資材関連製品は、作業員の高齢化にともなう省力・省人化のニーズに向けてフィルム交換作業を自動で行う「全自動ストレッチ包装機 フィルム残量ゼロ化タイプ」を開発し、更に食品・飲料分野でのニーズが多いフィルム紙管削り屑の発生を抑制する「エアーチャック式ホルダータイプ」を開発上市した。機械用ストレッチフィルムでは薄くても引き裂き強度が強いため従来品と比較して使用量が少なくて済む環境配慮型の「SRタイプ」に新たに最薄タイプとして10μタイプを上市、同様に手巻き用途でも薄肉の環境配慮型「EPタイプ」を上市した。工場の安全安心ニーズに向けて設備と連動した電気錠など各種安全スイッチに対応したドアを有する設備周りの安全柵を開発した。アグリ関連製品は、農業市場のハウス栽培で使用する資材の開発に注力し、最も栽培されている品目のトマト栽培において欠かせない誘引用クリップを開発・上市した。また、ハウス内の換気を行うためにフィルムをめくり上げる際、フィルムを破らないようにするためのロングパッカーを上市した。獣害対策製品では、昨年上市した幼齢木保護チューブを作物や対象の害獣に合わせて品揃え・製品展開を広げた。
民間分野に係る研究開発費は312百万円である。
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