有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LDTX (EDINETへの外部リンク)
株式会社ダイケン 研究開発活動 (2021年2月期)
当社は顧客第一に徹し、住環境や都市環境の向上に貢献するため、住宅やビル等へ提供する顧客ニーズに合った製品開発に積極的に取り組んでまいりました。当社の研究開発は、既存製品の改良などは元より、新機能の組み合わせや加工技術の考案、アイデアやデザイン面にも重点を置いております。
当事業年度における研究開発費の総額は162百万円であります。
セグメントのうち、建築関連製品において研究開発活動を行っており、当事業年度のその概要と成果は次のとおりであります。
(1)建築金物分野
(ハンガーレールシリーズ)
ハンガーレールシリーズにおいては、顧客からの多様な要望に対応するべく製品開発を行っており、製品や治工具の移動を省力化し、作業の効率化及び改善に役立つ製品を提供してまいりました。また、より複雑な搬送ルートを必要とされるケースには、3次元にも曲げやすいパイプレール仕様の部品を充実し、その要望に応えてまいりました。
(点検口関連)
デザイン性の高い建物など建築の多様性が高まる中、様々な顧客ニーズに対応するため、色やデザインの幅を広げる製品開発を実施してまいりました。また、ホーム床点検口における施工性、安全性の向上や天井点検口の換気性能を高める製品改良など、品質向上を図る開発も行いました。
(その他)
新型コロナウイルス感染症対策として換気への注目が高まる中、内装用建材商品においても、フロア換気口の換気調整を改善するなどの顧客要望に応える開発を行うとともに、製品ラインナップの充実を図ってまいりました。
当分野における研究開発費の金額は105百万円であります。
(2)外装用建材分野
生産効率の向上を図るため、製品のリニューアルを実施していくとともに、アルミ庇において、コーナー仕様を追加するなど選択肢に幅を持たせる開発を行ってまいりました。
当分野における研究開発費の金額は13百万円であります。
(3)エクステリア分野
(ごみ収集庫関連)
戸建て向けのデザイン性を重視したクリーンストッカーを発売するとともに、新型コロナウイルス感染症への対応として非接触開閉仕様の製品の開発を実施いたしました。
(自転車置場関連)
コロナ禍により自転車の利用が高まる中、自転車ラック3機種を開発し、主婦層を中心に利用が増えている子供乗せ自転車に対応する製品については、一般社団法人自転車駐車場工業会における「子乗せ自転車スライド式ラック」の基準で認定を受けております。
また、海岸地域、積雪地等の特別な要望にも応えられるよう、自転車ルーフについて、風雪等への対応の選択肢を広げる製品開発を行いました。
当分野における研究開発費の金額は44百万円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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