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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R7AE (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社朝日工業社 研究開発活動 (2023年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術を基に、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。
当連結会計年度における研究開発費は、172百万円です。

当連結会計年度における主な成果は下記のとおりです。

(設備工事事業)
技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。

(1) 脱炭素社会の実現に向けた空調システムの開発
業務用ビルのZEB化に向けて、潜熱・顕熱分離空調に再生可能エネルギーを活用したシステムを開発しています。潜熱処理に採用しているデシカント空調の再生用に太陽熱を利用し、除湿した処理空気の冷却に地中熱を利用するシステムを考案し、省エネ効果を明らかにしました。また、誘引+局所気流によるタスク域空調の効率化や、オープンダクトを活用した空調搬送動力の効率化を検証しています。

(2) 空気環境対策等のコア技術の研究開発
既設建築物における下水臭の臭気対策として、処理空気の相対湿度を制御して活性炭の吸着性能を高めるシステムを開発し、フィールド試験で検証しています。また、噴流誘引を用いる排気補助装置を開発し、(公財)日本空気清浄協会の『第三十九回空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会』で、技術賞を受賞しました。

(3) アグリ分野に対する研究開発の取組み
高付加価値植物研究開発としてコメ型経口ワクチン(ムコライス)の省エネかつ安定栽培システムを実現しました。さらに、「食と先端技術共創コンソーシアム」に参画し、植物工場におけるゲノム編集作物の生産システムを開発しています。また、植物からの水分の蒸散熱が空調負荷へ与える影響を検証しています。

(4) 作業者追従送風システムの開発
生産施設などにおける作業者の環境改善を目的として、作業者追従送風システムを開発しました。空調不要領域への送風無駄を省くことが可能となり、従来型局所空調よりも搬送動力や空調エネルギーが削減されます。また作業者周囲空間を広く確保できるため、作業効率改善効果が得られます。

(5) VAV/CAVボックスの開発
ダクトの風量を制御するVAV/CAVを、吹出・吸込ボックスと一体化した装置を開発しました。通常に施工した場合と比較してスペースを2分の1に削減でき、機器のメンテナンスも容易になりました。

(機器製造販売事業)
技術研究所での基礎研究をもとに、機器事業部では半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の大型化と高精度化に対応するための製品開発を行いました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00153] S100R7AE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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