有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100OAQE (EDINETへの外部リンク)
エステー株式会社 研究開発活動 (2022年3月期)
当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良及びそのための基礎研究の充実に努めています。基礎研究では他社にはない技術を生み出す検討を行ってきました。継続的な取り組みとしては、ペット悪臭の分析、新規消臭成分の探索検討、製品の環境負荷軽減処方検討などを行いました。特に消臭技術の分野では、これまでの消臭方法に加え、新たな消臭技術の研究を進めることで、お客様の生活環境の改善に取り組んでいます。さらにお客様の購買意欲を引き出すためには差別化された高付加価値製品が必要であると確信し、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開しています。また、「機能性樹木抽出成分」を用いたクリアフォレストの研究を継続し、新市場創造並びに従来市場の拡大を目指し、より幅広い魅力的な商品開発を行っています。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、851,253千円となっています。その主なものは人件費であり、440,607千円となっています。
また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりです。
エアケア(消臭芳香剤)は当社主要カテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムや環境に配慮した持続可能なアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。
① 「消臭力」シリーズでは、「レセプターブロック消臭機能」を採用し、トイレ用で好評を博している「消臭力 DEOX」に、玄関の靴のニオイをブロックする「消臭力 DEOX 玄関用」を新たに上市し、市場の活性化を図りました。「消臭力 Premium Aroma」シリーズでは、パフューマーがセレクトした贅沢フレグランスの香りが広がる「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma」と「消臭力 トイレ用 Premium Aroma」、そして「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma Stick」に、新たに都会的で高級感のある“モダンインテリア”をイメージした香りをラインナップに追加することでマーケットを牽引しました。
環境に配慮した商品作りを推進するため、これまで使い捨てされていた一般消費財容器などを繰り返し利用が可能な耐久性の高いものに替えて、再利用(リユース)するシステム「Loop(ループ)」に参画、またエステー独自の環境配慮基準を策定し、基準を満たした商品に“みんなでエコ ”マークを表示、その第一弾商品として、「消臭力 クリアビーズ イオン消臭プラス」を発売し、環境活動への取り組みを推進しました。
② 車用市場に向けては、玄関用と同じく「レセプターブロック消臭」を採用した、車内の汗・体臭をブロックする「消臭力 DEOX クルマ用」を発売し、クルマ用市場の活性化を図りました。
③ 業務用は、オフィス、飲食店、ホテル、公共施設、病院などに向けたプロフェッショナル用消臭剤を「サニティ」ブランドから「消臭力」ブランドへ変更し、「消臭力 業務用 ビーズタイプ」、「消臭力 業務用 クラッシュゲルタイプ」、「消臭力 業務用 ワイドスプレー」の計13アイテムを発売しました。「消臭力 業務用 ビーズタイプ」は、幅広いニオイを強力に消臭する新処方「ハイブリッド消臭テクノロジー」を採用しています。
衣類ケア(防虫剤)では、売上げNo1ブランドとしてお客様にとってよりわかりやすい商品へする為に、無香タイプの「ムシューダ」とかおりタイプの「かおりムシューダ」のデザインを一新、かおりタイプにも「防カビ」機能を加え、ブランドを統一しました。さらに2022年春には「ムシューダ Premium Aroma」に「防カビ」機能を追加、「ムシューダ BOTANICAL」は「防カビ」に加え「ムシューダ」の吊り下げタイプとともに「ダニよけ」にも対応し、お客様の衣類をより幅広く守れるよう機能強化を図りました。「ムシューダ ウォークインクローゼット専用」では、デザインを一新し、より使いやすいサイズにリニューアルしました。
サーモケア(カイロ)では、30代の働く女性を中心に職場での「冷え」をケアし、働く女性の毎日をサポートする新ブランド「On Style」の育成により、温熱関連の市場開拓と拡大に努め、既存ブランドの「オンパックス」では既存品の価値をより浸透させるべくパッケージリニューアルを行いました。
① 「On Style おなか40℃」では、パッケージでの訴求点表記を強化し、女性特有の生理時の使用促進を図りました。また、「On Style 肩40℃」では粘着面の設計を見直し、肌へのフィット感と温熱パフォーマンスの改良を図りました。
② 既存ブランドの「オンパックス」においては、パッケージを一新し、「ムシューダ」のCMでおなじみの「熊雄」をパッケージにデザインすることでより身近で親しみやすくしました。
ハンドケア(手袋)では、炊事用途で長らくご利用いただいている「ファミリー ビニール」へ新たに抗ウイルス加工を全面に施し、家事をより衛生的に行うことが出来る「ファミリー Premium Protect」を投入し、ノンディスポカテゴリーの高付加価値市場の拡大を図りました。また、「ファミリー ビニール うす手」でも指先に抗ウイルス対応を施し、家事における衛生意識の高まりに対応しました。
湿気ケア(除湿剤)では、「ドライペットクリア」へ新たに脱臭機能を追加した「備長炭 ドライペットクリア」を開発しました。それによりニオイを取り除くとともに、これまでの「ドライペットクリア」の吸湿面を改良し、吸湿力の大幅な強化を同時に行い、満足度の向上とさらなる顧客拡大を図りました。
ホームケア(その他)では、便器のフチ裏やノズル汚れを密着モコモコ泡で洗浄する「洗浄力 モコ泡わ トイレクリーナー」「洗浄力 モコ泡わ ノズル専用クリーナー」に、「発酵乳酸」を新配合し、尿石や水垢を溶かして除去する効果を強化する改良を行うことで、満足度向上を図りました。
花粉対策市場に向けては、トドマツから抽出した香り成分で花粉に直接アプローチする次世代の花粉対策商品「MoriLabo」から、花粉時期の朝を変える新提案として、寝室に置くだけで香りが花粉をガードし、就寝中や起床時の花粉対策ができる「MoriLabo ナイトケア 花粉バリアポット」を新たにラインナップし、花粉対策市場の活性化を図ると同時に「MoriLabo」ブランドの認知拡大に努めました。
さらに、当社は、猫の飼育者にとっての大きなニオイ問題となる、「糞尿のニオイ」が未解決のニーズであることに着目し、新ブランドの「エステーペット」を立ち上げ、2022年2月22日から新たにペット用品市場に参入しました。「エステーペット」ブランドの第一弾として、当社独自の技術である北海道トドマツの消臭効果を活用し、消臭力と共同開発した、猫用システムトイレ「エステーペット 実感消臭本体セット」、「エステーペット 実感消臭チップ」(2アイテム)、「エステーペット 実感消臭シート」(3アイテム)を発売致しました。
グローバル展開におきましては、各国に対応した商品開発体制を強化しています。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、851,253千円となっています。その主なものは人件費であり、440,607千円となっています。
また、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりです。
エアケア(消臭芳香剤)は当社主要カテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムや環境に配慮した持続可能なアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。
① 「消臭力」シリーズでは、「レセプターブロック消臭機能」を採用し、トイレ用で好評を博している「消臭力 DEOX」に、玄関の靴のニオイをブロックする「消臭力 DEOX 玄関用」を新たに上市し、市場の活性化を図りました。「消臭力 Premium Aroma」シリーズでは、パフューマーがセレクトした贅沢フレグランスの香りが広がる「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma」と「消臭力 トイレ用 Premium Aroma」、そして「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma Stick」に、新たに都会的で高級感のある“モダンインテリア”をイメージした香りをラインナップに追加することでマーケットを牽引しました。
環境に配慮した商品作りを推進するため、これまで使い捨てされていた一般消費財容器などを繰り返し利用が可能な耐久性の高いものに替えて、再利用(リユース)するシステム「Loop(ループ)」に参画、またエステー独自の環境配慮基準を策定し、基準を満たした商品に“みんなでエコ ”マークを表示、その第一弾商品として、「消臭力 クリアビーズ イオン消臭プラス」を発売し、環境活動への取り組みを推進しました。
② 車用市場に向けては、玄関用と同じく「レセプターブロック消臭」を採用した、車内の汗・体臭をブロックする「消臭力 DEOX クルマ用」を発売し、クルマ用市場の活性化を図りました。
③ 業務用は、オフィス、飲食店、ホテル、公共施設、病院などに向けたプロフェッショナル用消臭剤を「サニティ」ブランドから「消臭力」ブランドへ変更し、「消臭力 業務用 ビーズタイプ」、「消臭力 業務用 クラッシュゲルタイプ」、「消臭力 業務用 ワイドスプレー」の計13アイテムを発売しました。「消臭力 業務用 ビーズタイプ」は、幅広いニオイを強力に消臭する新処方「ハイブリッド消臭テクノロジー」を採用しています。
衣類ケア(防虫剤)では、売上げNo1ブランドとしてお客様にとってよりわかりやすい商品へする為に、無香タイプの「ムシューダ」とかおりタイプの「かおりムシューダ」のデザインを一新、かおりタイプにも「防カビ」機能を加え、ブランドを統一しました。さらに2022年春には「ムシューダ Premium Aroma」に「防カビ」機能を追加、「ムシューダ BOTANICAL」は「防カビ」に加え「ムシューダ」の吊り下げタイプとともに「ダニよけ」にも対応し、お客様の衣類をより幅広く守れるよう機能強化を図りました。「ムシューダ ウォークインクローゼット専用」では、デザインを一新し、より使いやすいサイズにリニューアルしました。
サーモケア(カイロ)では、30代の働く女性を中心に職場での「冷え」をケアし、働く女性の毎日をサポートする新ブランド「On Style」の育成により、温熱関連の市場開拓と拡大に努め、既存ブランドの「オンパックス」では既存品の価値をより浸透させるべくパッケージリニューアルを行いました。
① 「On Style おなか40℃」では、パッケージでの訴求点表記を強化し、女性特有の生理時の使用促進を図りました。また、「On Style 肩40℃」では粘着面の設計を見直し、肌へのフィット感と温熱パフォーマンスの改良を図りました。
② 既存ブランドの「オンパックス」においては、パッケージを一新し、「ムシューダ」のCMでおなじみの「熊雄」をパッケージにデザインすることでより身近で親しみやすくしました。
ハンドケア(手袋)では、炊事用途で長らくご利用いただいている「ファミリー ビニール」へ新たに抗ウイルス加工を全面に施し、家事をより衛生的に行うことが出来る「ファミリー Premium Protect」を投入し、ノンディスポカテゴリーの高付加価値市場の拡大を図りました。また、「ファミリー ビニール うす手」でも指先に抗ウイルス対応を施し、家事における衛生意識の高まりに対応しました。
湿気ケア(除湿剤)では、「ドライペットクリア」へ新たに脱臭機能を追加した「備長炭 ドライペットクリア」を開発しました。それによりニオイを取り除くとともに、これまでの「ドライペットクリア」の吸湿面を改良し、吸湿力の大幅な強化を同時に行い、満足度の向上とさらなる顧客拡大を図りました。
ホームケア(その他)では、便器のフチ裏やノズル汚れを密着モコモコ泡で洗浄する「洗浄力 モコ泡わ トイレクリーナー」「洗浄力 モコ泡わ ノズル専用クリーナー」に、「発酵乳酸」を新配合し、尿石や水垢を溶かして除去する効果を強化する改良を行うことで、満足度向上を図りました。
花粉対策市場に向けては、トドマツから抽出した香り成分で花粉に直接アプローチする次世代の花粉対策商品「MoriLabo」から、花粉時期の朝を変える新提案として、寝室に置くだけで香りが花粉をガードし、就寝中や起床時の花粉対策ができる「MoriLabo ナイトケア 花粉バリアポット」を新たにラインナップし、花粉対策市場の活性化を図ると同時に「MoriLabo」ブランドの認知拡大に努めました。
さらに、当社は、猫の飼育者にとっての大きなニオイ問題となる、「糞尿のニオイ」が未解決のニーズであることに着目し、新ブランドの「エステーペット」を立ち上げ、2022年2月22日から新たにペット用品市場に参入しました。「エステーペット」ブランドの第一弾として、当社独自の技術である北海道トドマツの消臭効果を活用し、消臭力と共同開発した、猫用システムトイレ「エステーペット 実感消臭本体セット」、「エステーペット 実感消臭チップ」(2アイテム)、「エステーペット 実感消臭シート」(3アイテム)を発売致しました。
グローバル展開におきましては、各国に対応した商品開発体制を強化しています。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01019] S100OAQE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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