有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100RXCC (EDINETへの外部リンク)
株式会社高見澤 研究開発活動 (2023年6月期)
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は76百万円であります。
セグメント別の主な研究開発の成果及び研究開発費は次のとおりであります。
(建設関連事業)
(1)大型ブロック積擁壁(CVブロック)の製品改良
建設市場において「環境への配慮」と「設計の見える化と性能保証」は絶対条件になりつつあります。2021年に開発したCVブロックは、経済性と施工性において優れる製品でありますが、環境配慮部門である製造時のCO₂排出量削減と品質保証部門である基準書への適合という点においては改良の余地を残しました。単なる環境配慮や品質保証にとどまらず、商品力のアップという営業戦略としての視点からも形状を含めた改良が必要になりました。
これにより、CO₂排出量は従来製品比40%削減を達成し、基準書への適合による設計の見える化と品質の信頼性向上に役立っています。この取組みと製品特性を発注者・購入者に説明することで、建設市場での基盤が構築されつつあります。
(2)大型プレキャストボックスカルバートにおける機械式継手の導入
公的機関が勧める大型構造物のプレキャスト化には、製品同士の現場連結工程が伴います。機械式継手は国土交通省も認めている信頼性の高い技術ですが、材料コストが高く薄肉部材には適用しにくいこともあり、工場製品には不向きな部分が存在しました。
そこで、スプライススリーブを用いた2分割ボックスカルバートの新製品開発を行いました。経済性においては従来製品とほぼ同値、製品の継手部品質においては向上する結果が得られ、工事での適用も決定しました。
この継手は、ボックスカルバートだけでなく擁壁を含む様々な構造物にも流用できるため、さらなる市場拡大が見込めます。なお、機械式継手自体が信頼性の高い工法であるため、設計コンサルタント及び建設会社からも高い評価を受けています。
当セグメントに係る研究開発費は75百万円であります。
セグメント別の主な研究開発の成果及び研究開発費は次のとおりであります。
(建設関連事業)
(1)大型ブロック積擁壁(CVブロック)の製品改良
建設市場において「環境への配慮」と「設計の見える化と性能保証」は絶対条件になりつつあります。2021年に開発したCVブロックは、経済性と施工性において優れる製品でありますが、環境配慮部門である製造時のCO₂排出量削減と品質保証部門である基準書への適合という点においては改良の余地を残しました。単なる環境配慮や品質保証にとどまらず、商品力のアップという営業戦略としての視点からも形状を含めた改良が必要になりました。
これにより、CO₂排出量は従来製品比40%削減を達成し、基準書への適合による設計の見える化と品質の信頼性向上に役立っています。この取組みと製品特性を発注者・購入者に説明することで、建設市場での基盤が構築されつつあります。
(2)大型プレキャストボックスカルバートにおける機械式継手の導入
公的機関が勧める大型構造物のプレキャスト化には、製品同士の現場連結工程が伴います。機械式継手は国土交通省も認めている信頼性の高い技術ですが、材料コストが高く薄肉部材には適用しにくいこともあり、工場製品には不向きな部分が存在しました。
そこで、スプライススリーブを用いた2分割ボックスカルバートの新製品開発を行いました。経済性においては従来製品とほぼ同値、製品の継手部品質においては向上する結果が得られ、工事での適用も決定しました。
この継手は、ボックスカルバートだけでなく擁壁を含む様々な構造物にも流用できるため、さらなる市場拡大が見込めます。なお、機械式継手自体が信頼性の高い工法であるため、設計コンサルタント及び建設会社からも高い評価を受けています。
当セグメントに係る研究開発費は75百万円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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