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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10082RN

有価証券報告書抜粋 株式会社椿本チエイン 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における当社グループの事業環境は、米国経済や欧州経済は概ね堅調に推移しましたが、中国の景気減速などにより、海外においては景気の不透明感が強まりました。わが国においては海外景気の下振れや円高などにより一部で弱さは見られたものの、経済政策や企業業績の回復に伴う設備投資の増加などにより、景気は底堅く推移しました。
このような状況のもと、当社グループは「中期経営計画2016」の重点課題である、市場ニーズに徹底対応した商品開発やモノづくり、グループ総合力を生かしたビジネスの拡大に取り組むとともに、収益力の強化に努めました。
これらの結果、当連結会計年度の受注高は204,776百万円(前期比4.4%増)、売上高は203,976百万円(同3.7%増)となりました。
損益につきましては、営業利益は21,570百万円(同0.7%増)、経常利益は22,109百万円(同0.7%減)となりました。また、中国の連結子会社において減損損失を計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は12,766百万円(同9.8%減)となりました。

なお、セグメント別の業績は、次のとおりであります。
[チェーン]
チェーンにつきましては、日本国内において動力伝動用チェーンや搬送用チェーン、ケーブル・ホース支持案内装置などの販売が堅調であったことに加え、米州における動力伝動用チェーン、東アジアや環インド洋における動力伝動用チェーン、搬送用チェーンの販売が堅調に推移したことなどから、前期比で増収となりました。
以上により、チェーンの受注高は63,168百万円(前期比4.4%増)、売上高は62,442百万円(同3.5%増)、営業利益は6,172百万円(同23.4%増)となりました。

[精機]
精機につきましては、日本国内において直線作動機や減速機の販売が堅調に推移しましたが、中国における減速機の販売が減少したことなどから、前期比で減収となりました。
以上により、精機の受注高は21,745百万円(前期比2.9%減)、売上高は21,602百万円(同2.4%減)となりましたが、日本国内における原価改善の効果などから、営業利益は2,428百万円(同1.1%増)となりました。

[自動車部品]
自動車部品につきましては、日本国内における自動車エンジン用タイミングドライブシステムの販売は減少したものの、米国、欧州、タイ、中国、韓国の各拠点において同製品の販売が好調であったことから、前期比で増収となりました。
以上により、自動車部品の受注高は74,235百万円(前期比12.0%増)、売上高は73,473百万円(同9.7%増)、営業利益は12,258百万円(同2.9%増)となりました。

[マテハン]
マテハンにつきましては、日本国内における自動車製造工場向けや新聞印刷工場向けシステムの売上が増加しましたが、欧州において金属屑搬送・クーラント処理装置などの売上が減少したことなどから、前期比で減収となりました。
以上により、マテハンの受注高は43,460百万円(前期比2.6%減)、売上高は44,115百万円(同2.2%減)、営業利益は659百万円(同66.0%減)となりました。

[その他]
その他の受注高は2,165百万円(前期比4.1%減)、売上高は2,342百万円(同8.4%増)、営業利益は84百万円(同32.0%減)となりました。

※以上「業績」に記載した金額には、消費税等を含んでおりません。

(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して937百万円減少し、26,422百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は19,090百万円となりました。これは、法人税等の支払に9,785百万円支出した一方で、税金等調整前当期純利益を20,444百万円計上したこと、減価償却費を10,402百万円計上したことなどによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は13,593百万円となりました。これは、自動車部品生産設備等への設備投資代金の決済に13,750百万円支出したことなどによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は5,476百万円となりました。これは、配当金の支払額が3,554百万円あったこと、長期借入金の返済による支出が2,278百万円あったことなどによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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