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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009CCG

有価証券報告書抜粋 IMV株式会社 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善により設備投資や雇用情勢の改善がみられる等、緩やかな回復基調が続いています。一方で、海外経済におきましては、中国を始めとするアジア新興国や資源国の景気が下振れするリスクがある他、英国が国民投票においてEU(欧州連合)離脱を選択する等、先行きの不透明感が増してきております。
このような環境の中、当社グループは、当社の主力製品であるiシリーズの後継機として開発・製品化した「ハイグレードタイプ振動試験装置Aシリーズ」及び低周波振動や微小振動を3軸同時に計測可能な「小型高性能振動計測装置」の積極的な販売活動を進めてまいりました。さらには、アメリカ及びその周辺地域の顧客に対する利便性の向上と拡販の実現に向けて、米国にてIMV America, Inc.を設立する等、様々な取組みを進めています。
業績面につきましては、振動シミュレーションシステムにおいて、自動車関連業界を中心に順調に売上が推移し、前年同期を上回る売上高となりました。
以上の結果、当社グループの売上高は10,374百万円となり、前連結会計年度と比べ1,204百万円の増収(対前年同期比13.1%増)となりました。利益面ではテスト&ソリューションサービスの設備増強に伴う費用や、円高による為替差損等の増加により経常利益は954百万円となり前連結会計年度と比べ445百万円の減益(対前年同期比31.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は583百万円となり前連結会計年度と比べ319百万円の減益(対前年同期比35.4%減)となりました。

品目別の営業の概況は次のとおりであります。
① 振動シミュレーションシステム
振動シミュレーションシステムの分野におきましては、自動車関連業界、電気電子業界を中心に、温湿度・振動複合環境シミュレーションシステムの売上が依然として順調であり、省エネ型振動シミュレーションシステムの売上も堅調に推移しました。また、欧州に対する振動シミュレーションシステムの売上も増加した他、株式会社振研の完全子会社化による売上高貢献により、前年同期を上回る結果となりました。
以上の結果、この品目の売上高は7,996百万円となり前連結会計年度と比べ1,071百万円の増収(対前年同期比15.5%増)となりました。

② テスト&ソリューションサービス
テスト&ソリューションサービスの分野におきましては、上野原テストラボの設置作業等による本格稼動の遅れや、小型機中心の汎用規格試験の稼働率の低下等があったものの、引き続き、大阪テストラボにおける鉄道車両向けの試験が順調に推移したこと等により、前年同期を若干上回る結果となりました。
以上の結果、この品目の売上高は1,429百万円となり前連結会計年度と比べ8百万円の増収(対前年同期比0.6%増)となりました。

③ メジャリングシステム
メジャリングシステムの分野におきましては、前期に続きフィリピンでの市場開拓等、販路拡大に向けた活動や、高性能加速度センサモジュールを用いた「HM-0013」や「エレベーター用感震器」等の販売活動を行いました。また、中国、台湾への地震監視装置の販売や国内において振動監視装置の更新による売上も順調に推移したこと等により、前年同期を上回る結果となりました。
以上の結果、この品目の売上高は949百万円となり前連結会計年度と比べ124百万円の増収(対前年同期比15.1%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前連結会計年度末に比べ45百万円増加し、1,444百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、784百万円のキャッシュが増加(前連結会計年度は1,142百万円増加)しました。これは、税金等調整前当期純利益950百万円及び減価償却費337百万円等の資金の増加要因が、売上債権の増加271百万円等の資金の減少要因を上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、126百万円のキャッシュが減少(前連結会計年度は1,477百万円減少)しました。これは主に有形固定資産の取得による支出571百万円等の資金の減少要因が、有形固定資産の売却による収入429百万円等の資金の増加要因を上回ったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、566百万円のキャッシュが減少(前連結会計年度は242百万円増加)しました。これは主に長期借入金の返済による支出412百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02352] S1009CCG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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