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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006KJB

有価証券報告書抜粋 前田工繊株式会社 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、円安等を背景に企業収益が改善し、全体として緩やかな景気回復が続きました。また、個人消費の回復はなお鈍いものの、雇用環境は、有効求人倍率が1倍を超える高水準を維持いたしました。一方、中国を始めとする新興国経済の減速等により2015年4-6月期の国内総生産が3四半期ぶりのマイナス成長となるなど、国内景気を下押しする要素も顕著化しております。
このような状況のなか、当社グループのインフラ事業におきましては、土木建設分野の人手不足の影響を受け公共事業の入札不調や工事遅延等が発生したほか、競合他社との価格競争が進むことで、事業環境は引き続き厳しいものとなりました。特に、主力商品である盛土補強材や河川・海洋資材の需要が伸び悩んだ結果、売上・利益とも前年同期を下回る結果となりました。また、連結子会社である北原電牧株式会社は、農業分野における獣害対策製品の売上が低迷し、収益性も低下いたしました。反面、海外子会社であるMAEDA KOSEN VIETNAM CO.,LTD.においては、生産性・歩留・品質の改善により、一定の収益を確保できました。
テクニカルサービス事業では、ハードディスク関連のクリーニングワイパー製品の売上が伸び悩んだものの、第1四半期連結会計期間に子会社化した株式会社ダイイチの業績が加わることにより、売上・利益とも前年同期を上回る結果となりました。
自動車ホイール事業は、国内自動車メーカー向けOEM供給が好調で、業績は順調に推移いたしました。連結子会社のBBSジャパン株式会社では、OEM増産体制を構築するため、当初の設備投資計画2,000百万円のうち、当連結会計年度は958百万円の設備投資を行いました。また、アフター市場においては、多様な顧客ニーズに対応した新製品・限定品を継続的に上市しております。
その他の事業となる不織布事業においては、生活関連資材が低調であったものの、土木向けの新製品の受注が順調に推移し、売上は前年同期とほぼ同等になり、利益面が改善いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は26,774百万円(前年同期比9.0%増)となりました。利益面におきましては、営業利益は3,421百万円(同4.1%増)、経常利益は3,592百万円(同8.0%増)、当期純利益は2,577百万円(同20.1%増)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
(インフラ事業)
インフラ事業では、売上高は17,513百万円(前年同期比8.2%減)、営業利益は2,654百万円(同17.5%減)となりました。
(テクニカルサービス事業)
テクニカルサービス事業では、売上高は2,409百万円(前年同期比51.7%増)、営業利益は420百万円(同28.3%増)となりました。
(自動車ホイール事業)
自動車ホイール事業では、売上高は6,044百万円、営業利益は1,011百万円となりました。なお、前連結会計年度の連結損益計算書に含まれる業績は7ヶ月(2013年12月1日~2014年6月30日)であるため、前年同期比較は行っておりません。
(その他の事業)
その他の事業では、売上高は806百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は68百万円(同17.7%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,310百万円増加(前期比28.7%増)し、5,876百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは、2,201百万円(前期は3,027百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益3,592百万円、減価償却費1,091百万円、のれん償却額286百万円等の収入と、たな卸資産の増加額650百万円、仕入債務の減少額649百万円、法人税等の支払額1,468百万円等の支出によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用したキャッシュ・フローは、3,397百万円(前期は5,651百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得2,472百万円、無形固定資産の取得261百万円、事業譲受360百万円等の支出によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られたキャッシュ・フローは、2,446百万円(前期は1,393百万円の収入)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額960百万円、長期借入れ2,000百万円の収入と、配当金の支払額321百万円等の支出によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02492] S1006KJB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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