マックスバリュ西日本株式会社 対処すべき課題 (2015年2月期)

当社グループの経営環境は、今後も経済情勢や人口動態の変化に伴い、一層厳しいものとなることが見込まれます。加えて、お客さまのライフスタイルの変化によって、コンビニエンスストアやドラッグストア等の異業態との競争がさらに激化することが予想されます。
当社グループは、これら激変する環境変化に適応するために、以下の課題に取り組んでまいります。
①新規出店及び既存店活性化投資
当社は、西日本エリアにおけるシェア拡大のため、今後も積極的な新規出店を行ってまいります。また、個店ごとの競争力を高めるために既存店の活性化投資を積極的に行い、変化する競争環境及びお客さま志向にお応えできる店舗づくりを進めてまいります。
②商品改革を基軸とした営業力の強化
当社グループは、商品の改革を通じ、お客さまに満足いただける地域一番店のスーパーマーケットを目指して、とりわけ生鮮食品における地場市場の仕入れ拡大、直取引の増加による品質、鮮度の向上、また惣菜や弁当、お寿司といった商品群では、お客さまニーズを的確に捉えた商品開発による差別化を図ってまいります。
③収益性の向上
当社グループは、イオンのスケールメリットを活かした仕入れコストの引下げ、地場市場の開拓、品揃えの見直しを行い、お客さまにとって魅力ある売場づくりを推進いたします。また、既存店舗の在庫金額の削減による商品回転率の改善、加工食品、日用品を中心に定番商品の改廃による部門別値入率の改善に取り組むことで、安定した利益率の確保を図ってまいります。
④オペレーションコストの効率化によるローコスト経営の徹底
当社グループは、販売費及び一般管理費の適正化を図るため、第一に店舗運営コストの見直しを図ってまいります。そのために自動発注システム導入による店舗オペレーションコストの引下げ、LED基本照明設備の導入による電気使用量の削減等に取り組んでまいります。