有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007K49
株式会社ジーンズメイト 業績等の概要 (2016年2月期)
(1) 業績
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善が進み、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、為替や株価の変動に加え物価上昇への懸念などもあり、個人消費を含めて先行き不透明な状況が続きました。このような経営環境のもと、当社では引き続き業績の回復と安定成長への基盤づくりに向けて取り組んでまいりました。
商品面におきましては、春秋物商品ではパーカーをはじめとした羽織り物全般、夏物商品では汗じみが目立たない加工を施した「ゼロステイン」シリーズや専門学校生からデザインを募った「Tシャツデザインコンテスト2015」で商品化したプリントTシャツ類が全体を牽引いたしました。また、機能素材を使った5ポケットのボトムス類やショートパンツ類も好調に推移した一方で、布帛のシャツ類は期間を通して前年を下回る水準で推移いたしました。また、冬物商品ではセーター類が好調に推移したものの、年末年始を中心として暖冬に見舞われたことなどもあり、アウターやマフラー、手袋などの防寒商品群全般において苦戦を強いられました。
販売面におきましては、従来からの雑誌広告や新聞折込広告を継続しながら、FacebookをはじめとしたSNSへの情報発信を強化してまいりました。また、クーポンサイトへの掲出にもチャレンジし、新規顧客の開拓や休眠顧客の掘り起こしにも努めてまいりました。さらには、外国人旅行者への対応として外国人向けSNSやガイドブック等を活用した情報発信に取り組むとともに免税販売を10店舗まで拡大し、インバウンド需要への対応を進めてまいりました。
また、現在展開しているプライベートブランド(「Blue Standard」と「innocent blue」)については、より多くのお客様に触れていただく機会を増やすことを目的に初の試みとして、株式会社i-Flowが運営するサーフ系セレクトショップ「LB/S(エルビーエス)」(リアル店舗2店舗と通信販売「ZOZOTOWN」)において直営店以外での販売を開始いたしました。
出退店におきましては、「Blue Standard」4店舗と「WHmarket」1店舗の計5店舗を出店し、「JEANS MATE」6店舗、「ワケあり本舗」及び「Happy Door」各1店舗の計8店舗を退店したことにより当事業年度末の総店舗数は94店舗(うち24時間営業店舗は17店舗(すべて「JEANS MATE」))となりました(業態内訳は下表参照)。
以上の結果、売上高93億8百万円(前年同期比5.2%減)、営業損失6億63百万円(前年同期は営業利益31百万円)、経常損失6億29百万円(前年同期は経常利益75百万円)となり、特別利益を3億12百万円、特別損失を1億87百万円計上したこと等により当期純損失5億46百万円(前年同期は当期純損失46百万円)となりました。
業態別店舗数
業態 | 店舗数 | 出店地域 (都道府県) |
JEANS MATE | 72店舗 | 東京 神奈川 千葉 埼玉 静岡 愛知 大阪 広島 山口 福岡 |
ワケあり本舗 | 10店舗 | 東京 神奈川 千葉 愛知 三重 大阪 兵庫 |
Blue Standard | 6店舗 | 埼玉 静岡 大阪 山口 福岡 |
Happy Door | 2店舗 | 神奈川 広島 |
STREET | 2店舗 | 千葉 |
comfort blue | 1店舗 | 東京 |
WHmarket | 1店舗 | 福岡 |
(2) キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前事業年度末に比べ3億11百万円減少し、13億36百万円(前年同期比18.9%減)となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は、8億99百万円(前年同期は81百万円の支出)となりました。これは主に税引前当期純損失が5億4百万円、未払金の減少による支出が3億35百万円となったことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は、5億89百万円(前年同期は4億42百万円の獲得)となりました。これは主に有価証券・投資有価証券の取得及び償還に伴う純収入が6億74百万円となったことによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、中間配当及び期末配当を行わなかったことにより0百万円(前年同期は0百万円の支出)となりました。- 有価証券報告書 抜粋メニュー
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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