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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004SBH

有価証券報告書抜粋 株式会社柿安本店 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済対策や金融政策を背景に輸出企業の業績や雇用情勢の改善などにより緩やかな回復基調にあるものの、消費税率引き上げ以降個人消費の回復は遅れており、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
食関連業界におきましては、円安進行による原材料価格の上昇、消費税率引き上げ後の個人消費低迷の長期化や夏場の天候不順などから厳しい環境が続いております。
このような環境の中、当社グループは、生産者の顔の見える食材の拡大や店内調理による出来たてのおいしさ向上への料理研修の充実など商品の上質化による『おいしさ、育む。』への取り組みを強化してまいりました。
また、29店の「口福堂」店舗等の出店による和菓子事業の強化を中心に計32店を出店するとともに、21店の改装により既存店活性化を図りました。併せて、出店先施設の大規模改修等により16店を閉鎖いたしました。


区分新規開設閉鎖改装・美装

株式会社
柿安本店
精肉事業

精肉店舗

1店

──────

精肉店舗
(内1店は期末に
おいて工事中)
3店



惣菜事業

柿安ダイニング店舗

1店

柿安ダイニング店舗
柿安上海DELI店舗
柿安牛めし店舗
2店
1店
1店
柿安ダイニング店舗
柿安上海DELI店舗
4店
2店
その他惣菜店舗1店
和菓子事業口福堂店舗28店口福堂店舗5店口福堂店舗9店
柿次郎店舗1店柿次郎店舗1店(内2店は期末に
その他和菓子店舗1店 おいて工事中)
レストラングリル店舗1店三尺三寸箸店舗1店三尺三寸箸店舗3店
事業グリル店舗1店
食品事業──────しぐれ店舗2店 ──────
32店16店21店

以上の結果、当連結会計年度の売上高は43,473百万円(前連結会計年度比2.2%増)、営業利益は2,518百万円(同16.4%増)、経常利益は2,558百万円(同16.2%増)、また当期純利益は1,312百万円(同15.0%増)となりました。

各セグメントの売上高の状況は次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2014年3月1日
至 2015年2月28日)
構成比(%)
精肉事業(百万円)15,12834.8
惣菜事業(百万円)12,46028.7
和菓子事業(百万円)6,56215.1
レストラン事業(百万円)5,80213.3
食品事業(百万円)3,5198.1
合計(百万円)43,473100.0
(注)セグメント間取引については、相殺消去しております。
セグメントの業績は次のとおりであります。

(a)精肉事業
牛小間切れやハンバーグ類など、日常使い商品の開発、刷新を進めるとともに松阪牛、柿安オリジナル「柿安牛」に肉質が赤身主体でヘルシーな「あか牛」や佐賀牛をはじめ店舗所在地の地域ブランドを加えるなど品揃え強化を図りました。
また、主力店舗の小田急町田精肉店を含め3店の改装・美装(内1店は期末において工事中)、1店の新規出店を行いました。
この結果、当事業の売上高は15,128百万円(前連結会計年度比0.2%減)、セグメント利益は1,427百万円(同2.6%増)となりました。

(b)惣菜事業
店内で『料理人が毎日つくるおいしさ』をキャッチフレーズに、生産者の顔の見える本物の食材の拡大と併せ料理人の技術研修の強化を図り花見弁当や節分の恵方巻きなどの季節商品をはじめ定番商品の上質化を進めてまいりました。
この結果、当事業の売上高は12,460百万円(前連結会計年度比0.04%減)、セグメント利益は1,099百万円(同0.3%減)となりました。

(c)和菓子事業
期中29店の出店により成長を図る中で団子専門店『口福堂だんご』との併設型店舗、イートイン併設型店舗での出店や改装により新たな店づくりにも着手いたしました。
また、2014年秋収穫の北海道産新小豆を使用した「きた浪漫おはぎ」や「いちごミルクどら焼」を全面刷新した「いちごクリームどら焼」をはじめとする矢継ぎ早の新商品投入により季節感のある売場づくりに注力してまいりました。
この結果、当事業の売上高は6,562百万円(前連結会計年度比25.4%増)、セグメント利益は469百万円(同106.9%増)となりました。

(d)レストラン事業
グリル業態のステーキ導入店舗の拡大、ビュッフェレストラン「三尺三寸箸」店舗における美容栄養アドバイザー石坂優子氏監修による「キレイをつくる彩旬コーナー」展開、また、ゆとりを持たせた客席への改装など上質化に取り組むとともに好評のモーニングビュッフェ企画をブランチ対応に変更し、利便性向上にも努めました。
この結果、当事業の売上高は5,802百万円(前連結会計年度比4.9%減)、セグメント利益は340百万円(同6.5%増)となりました。

(e)食品事業
牛肉しぐれ煮シリーズの各種アイテムや「黒毛和牛ステーキ煮」と魚貝類等による惣菜アイテムとの複合ギフト商品により中元、歳暮向けギフトの拡充を図るとともにレトルトカレーシリーズや炊き込みご飯の素シリーズの刷新により自家需要商品を強化いたしました。
この結果、当事業の売上高は3,519百万円(前連結会計年度比1.5%減)、セグメント利益は422百万円(同21.2%増)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ514百万円増加(前連結会計年度比8.0%増)し、当連結会計年度末には6,936百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は2,119百万円(前連結会計年度は2,110百万円の獲得)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益2,316百万円に対し、非資金損益項目等の調整を加減した営業取引による収入3,028百万円等であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額905百万円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は952百万円(前連結会計年度は810百万円の使用)となりました。収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入1,200百万円等であり、支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出1,200百万円、有形固定資産の取得による支出783百万円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は652百万円(前連結会計年度は1,451百万円の使用)となりました。支出の主な内訳は、配当金の支払額473百万円及び長期借入金の返済170百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03283] S1004SBH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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