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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D0Z0

有価証券報告書抜粋 株式会社魚喜 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2018年2月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2018年2月28日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。連結財務諸表の作成にあたり必要となる見積りは、過去の実績を勘案し合理的な基準に基づいて判断しております。なお、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。
詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、131億48百万円(前期比2.6%減)となりました。
鮮魚事業は、アニサキスによる食中毒の報道以降、売上が大幅に落ち込みました。また、新規に2店舗出店いたしましたが、不採算店を5店舗を退店したこと等により売上が減少し、売上高は118億17百万円(前期比3.3%減)となりました。
飲食事業では、売上高は9億78百万円(前期比0.4%減)となりました。
不動産事業では、売上高は3億99百万円(前期比18.1%増)となりました。
(売上総利益)
売上総利益は、53億63百万円(前期比2.9%減)となりました。
部門別では、鮮魚事業47億64百万円(前期比4.6%減)、飲食事業4億90百万円(前期比8.2%増)、不動産事業1億55百万円(前期比34.9%増)となりました。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費は、54億20百万円(前期比1.7%減)となりました。
主な内訳は、給料及び手当23億65百万円、店舗使用料12億78万円などであります。売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は、41.2%となっております。
(営業利益)
営業損失は、56百万円(前期は7百万円の営業利益)となりました。
部門別の営業利益では、鮮魚事業3億32百万円(前期比37.1%減)、飲食事業43百万円(前期比554.8%増)、不動産事業37百万円(前期比43.2%増)となりました。
なお、各セグメントへ配賦不能の全社経費4億23百万円で、営業利益率は△0.4%となりました。
(経常利益)
経常損失は、57百万円(前期は11百万円の経常利益)となりました。
営業外収益は、受取手数料などの減少により11百万円(前期比36.0%減)となり、営業外費用は、支払利息などにより11百万円(前期比16.9%減)となりました。経常利益率は、△0.4%となりました。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは一般消費者を対象とする鮮魚小売業及び飲食業を営んでいるため、国内景気、消費動向、天候等の気象条件、競合他社との店舗間競争の状況等の要因が、当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があります。
詳細は、「4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

(4)経営戦略の現状と見通し
今後のわが国の経済情勢は、政府の経済対策効果などにより国内景気の回復が期待できますが、個人消費の動向には引き続き予断を許さない状況が続くものと予想されます。水産小売業界におきましては、魚介類の世界的需要過多に加えて異常気象による漁獲量の減少並びに長期的な円安による輸入価格の上昇などにより、魚価の高騰はさらに加速していくと懸念されます。
このような経営環境の中、当社グループは大型店舗を中心に既存店舗の強化、利益確保が見込める優良物件への新規出店、不採算店舗の計画的退店を最優先課題とし、加えて、業務提携契約を締結しているJA全農との共同仕入等による仕入原価率の低減、経費削減を積極的に実行していくことで収益の拡大を図ってまいります。
店舗運営面では、魚離れの現状を打破すべく、専門性を追求し対面販売を強化することで調理方法、食べ方、保存方法などを提案する売場を構築すると同時に、お客様のニーズが高い調理が簡単便利な商品や寿司・惣菜部門を強化してまいります。また、当社の仕入のノウハウを活かし、新しい事業である水産物の卸し事業を拡大してまいります。
詳細は、「3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当連結会計年度における資本の財源及び資金の流動性についての分析については、「1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(6)財政状態についての分析
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ56百万円減少し、23億69百万円となりました。このうち、流動資産は前連結会計年度末に比べ2百万円減少して14億11百万円となりました。固定資産は53百万円減少して、9億57百万円となりました。流動資産の減少は、現金及び預金が17百万円増加しましたが、売掛金が19百万円減少したこと等によるものであります。固定資産の減少は、店舗撤退(鮮魚5店舗)や減損損失を計上したことにより有形固定資産が78百万円減少したこと等によるものであります。
負債につきましては、負債合計で前連結会計年度末に比べ1億3百万円増加し、20億33百万円となりました。このうち、流動負債は前連結会計年度末に比べ2億16百万円増加して14億28百万円となり、また、固定負債は前連結会計年度末に比べ1億12百万円減少して6億4百万円となりました。流動負債の増加は、短期借入金が1億60百万円増加したこと等によるものであります。固定負債の減少は、長期借入金が1億9百万円減少したこと等によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1億59百万円減少し、3億36百万円となりました。
(7)経営者の問題認識と今後の方針について
有価証券報告書提出日現在において判断した当社グループの経営者の問題認識と今後の方針については、「3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03365] S100D0Z0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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