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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D6Q2

有価証券報告書抜粋 株式会社ジパング 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2018年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当社グループは前会計年度において連結財務諸表を作成していないため、前会計年度との比較分析は行っておりません。
1.提出会社の代表者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する分析・検討内容
(1) 財政状態の分析
(流動資産)
流動資産は27百万円となりました。主な内訳はその他が26百万円であります。
(固定資産)
固定資産は5,561百万円となりました。主な内訳は探鉱開発投資勘定が5,541百万円であります。
(流動負債)
流動負債は2,466百万円となりました。主な内訳は短期借入金が376百万円、未払金が719百万円、1年内返済予定の長期借入金が680百万円であります。
(固定負債)
固定負債は114百万円となりました。主な内訳は資産除去債務が109百万円であります。
(純資産)
純資産は3,007百万円となりました。主な内訳は資本金が2,747百万円、資本剰余金が1,664百万円、利益剰余金が△3,415百万円、非支配株主持分が1,708百万円であります。


(2) 経営成績の分析
当社グループは前会計年度において連結財務諸表を作成していないため、前会計年度との比較分析は行っておりません。
当連結会計年度におきましては、当社グループでは新生ジパングの創出を金鉱山事業の再構築をもって進める1年となりました。トロント証券取引所のベンチャー市場に上場しているAtlanta Gold Inc.との間におきましては、同社の発行済株式の44.4%まで取得し、連結子会社化したうえ、当社より取締役を2名派遣し、将来の生産計画や資金計画について、緊密な連携を取りつつ進めることができました。これにより、当社の連結財政状況は大きく好転させると共に、当社単体での財政状況の改善を進めるため、後述しておりますとおり、第三者割当の方法で割当先でありますブルパレスコーポレーション株式会社が当社に有する金銭債権の現物出資による取得を行い、債務超過額を圧縮することを終えました。これらの活動をとおし、当社は新たな事業軸を得ると共に、財政状況の改善を進め、次のステージへ向けた基礎を作り終えることができました。
以上の結果、営業収益は4,571千円、経常損失は903,098千円、親会社株主に帰属する当期純利益は940,908千円となりました。
(注) 上記金額には前述の第三者割当増資の額並びに消費税等は含まれておりません。


(3) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、185千円となりました。
当事業年度に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、123,050千円減少しました。これは主に税金等調整前当期純利益による増加があったものの、負ののれん発生益により資金が減少したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、12,159千円となりました。これは連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による増加があったものの、固定資産の取得による減少があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、144,552千円となりました。これは主に短期借入れによる増加があったことによるものであります。


(4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの現状での主な資金需要は、金地金の仕入費用と販売費及び一般管理費等の営業費用等の運転資金であり、金生産のための開発並びに設備及び金鉱山事業取得のための当該法人への株式等の投資資金であります。
当社グループは、運転資金は自己資金及び金融機関等からの短期借入により、投資資金は金融機関等からの長期借入あるいは新株式発行による増資により、事業運営上必要な資本の財源及び資金の流動性を安定的に確保することを基本方針としております。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,186,758千円となっており、現金及び現金同等物の残高は185千円となっております。


(5) 生産、受注及び販売の状況
① 生産実績
当社グループは単一セグメントであり、当連結会計年度における生産実績はありません。


② 受注実績
当社グループは、受注生産を行っておりません。


③ 販売実績
当社グループは単一セグメントであり、当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。
セグメントの名称金額 (千円)前年同期比 (%)
鉱山事業4,571-
合計4,571-
(注) 1 当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績に対する割合は次のとおりであります。
相手先金額 (千円)割合 (%)
松波 俊彦1,98843.50
戸代谷 文男1,29428.33
2 当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため前年同期比については記載しておりません。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。


2.事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策
当社グループは、当連結会計年度の2017年6月2日にAtlanta Gold Inc.を子会社化したことにより連結決算となり、Atlanta Gold Inc.が多額の純資産額を有しているため、連結決算において特別利益の負ののれん発生益が計上されることとなり、当社グループの当連結会計年度における当期純利益は542,028千円となりました。
しかしながら、当社グループはAtlanta Gold Inc.のプロジェクトのひとつであるニールプロジェクトにおいて2017年4月に操業許認可を得て早期でのテスト段階の金生産開始準備を進めておりますが、投資効率の観点から同プロジェクトでの本格生産を視野に入れた設備等の投資を行うべきとしたため、当連結会計年度での金生産に至らず、当連結会計年度における営業収益が当社単体の4,571千円となり、多額の営業損失及び経常損失を計上している状況であるため、営業債務及び未払債務の一部に滞留が発生しております。
以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社は、これらの状況を解消するため以下に記載の対応策を実施しております。
① 永続的な金生産体制の確立を見据えた事業資金の確保並びに財務体質の健全化を目的とした資金調達を進めていく一方、今後の収益が見込まれる金鉱山等の取得を積極的に推進してまいります。
② 売上原価の低減、販売費及び一般管理費の削減並びに有利子負債等債務の逓減を図り、支出の抑制に努めてまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03369] S100D6Q2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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