シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005W6N

有価証券報告書抜粋 ゲンキー株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年6月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。また、連結財務諸表の作成に当たりまして採用した重要な会計方針や見積りの評価等に関しましては、「第5 経理の状況 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しているとおりであります。

(2) 財政状態の分析

(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、11億4百万円増加し120億38百万円(前連結会計年度末は109億33百万円)となりました。その主な原因は、売掛金の増加2億23百万円、商品の増加6億12百万円によるものであります。

(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、53億68百万円増加し245億28百万円(前連結会計年度末は191億59百万円)となりました。その主な原因は、新規店舗の建設による有形固定資産の増加50億73百万円によるものであります。

(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、36億6百万円増加し167億1百万円(前連結会計年度末は130億94百万円)となりました。その主な原因は、買掛金の増加24億70百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加9億74百万円によるものであります。

(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、12億42百万円増加し89億72百万円(前連結会計年度末は77億29百万円)となりました。その主な原因は、長期借入金の増加10億31百万円によるものであります。

(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、16億23百万円増加し108億93百万円(前連結会計年度末は92億70百万円)となりました。その主な原因は、利益剰余金の増加15億69百万円によるものであります。

(3) 経営成績の分析

(売上高)
売上高は、ポイントやチラシによる日替り販売、プライベートブランド商品の拡充を実施するなど、生活必需品をより低価格で買い求めたいとするお客様のニーズに応えることで、前連結会計年度の579億49百万円から51億93百万円増加し631億43百万円となりました。業態別では新店28店舗を出店した大型店の売上高が前連結会計年度に比べ50億67百万円増加し、4店舗を閉店した小型店の売上高が前連結会計年度に比べ2億37百万円の減少となりました。商品別では、新規出店とチラシによる日替り販売により、食品の売上高が前連結会計年度に比べ33億21百万円の増加となりました。


(売上原価、販売費及び一般管理費)
売上原価は新規出店による店舗数の増加とマージンミックス等による値入率の改善に伴い、前連結会計年度の458億43百万円から34億29百万円増加し492億72百万円となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ9億27百万円増加し111億32百万円となりました。その主な要因は、従業員の増加による人件費関連費用の増加3億60百万円、新規出店による地代家賃の増加1億20百万円と減価償却費の増加97百万円、クレジットカード取り扱い強化等に伴う支払手数料の増加98百万円によるものです。

(営業利益)
営業利益は、売上原価と販売費及び一般管理費のコントロールにより、前連結会計年度の19億1百万円から8億37百万円大幅に増加し27億38百万円となりました。

(営業外収益・費用)
営業外収益は、前連結会計年度に比べ57百万円増加し4億44百万円となりました。
営業外費用は、前連結会計年度に比べ24百万円増加し3億5百万円となりました。

(特別利益・損失)
特別利益は、当連結会計年度において投資有価証券売却益5百万円を計上いたしました。
特別損失は、当連結会計年度において減損損失41百万円を計上いたしました。

(法人税等)
税効果会計適用後の法人税等の負担率は、38.0%となっております。

(当期純利益)
以上の結果、当期純利益は、前連結会計年度に比べ5億90百万円増加し17億61百万円となりました。

(4) キャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度の資金の使途及び源泉の主なものは、次のとおりであります。
まず、資金の使途としては、設備投資として有形固定資産の取得に62億60百万円を支出いたしました。その設備資金の調達方法として、8取引金融機関と総枠20億円のシンジケートローン契約を締結しております。
また、税金等調整前当期純利益28億41百万円、減価償却費15億53百万円による資金を長期借入金の返済30億73百万円などに使用しました。
今後も、出店により業容の拡大を計画しておりますので、恒常的に設備資金の需要は発生するものと考えております。従いまして、常に財務バランスにも注意を払いながら直接金融と間接金融をタイミングよく実施し、事業の成長と共に健全な財務体質の実現を推進する考えであります。

(5) 戦略的現状と見通し

当社グループでは、毎月の予算実績管理に基づいた不採算店舗の管理をはじめ、常に店舗経営の効率化を図っております。今後も経営の効率化を進めることで店舗収益力をより強化するとともに、閉店後の素早い対応により、資産の有効活用を図っていきたいと考えております。
また、当社は従来、売場面積300~900坪の大型店舗(メガドラッグストア)を中心に出店してまいりました。今後につきましては、レイアウト等が統一されたNew300坪タイプの店舗をレギュラー店と位置づけた出店により、住宅地へ深く入り込むことで更なるドミナントエリアの深耕を図り、当社プライベートブランドであるG-PRICEシリーズを中心とした圧倒的な低価格販売をさらに強化し、また、ナショナルブランド商品のディスカウント販売を積極的に行い、ローコストオペレーションによるエブリデイロープライスを実現させたディスカウントドラッグとしての展開を行ってまいります。
そして、小売業としての基本に忠実に、お客様への挨拶を徹底、店舗のクリンリネス、定番商品の重視と、「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトにお客様の毎日の暮らしを支え、顧客満足度のアップを実践してまいります

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03410] S1005W6N)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。