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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ZAS

有価証券報告書抜粋 シップヘルスケアホールディングス株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府や日銀の金融政策を背景に企業収益や雇用環境の改善傾向が続く一方で、米国の利上げや原油価格の低迷、新興国における金融リスクや株式市場の減速等、不透明感が増しております。
当社グループの属する医療業界におきましては、2014年度の診療報酬改定、消費税増税の影響が依然として大きく残ると共に、2016年度の診療報酬、薬価改定を見越した動きが出てきております。
このような経済状況の下、当社グループにおきましては、トータルパックプロデュース事業におけるプロジェクト案件が期初計画通り計上されると共に、メディカルサプライ事業におきましてもM&Aや受託件数増加等により売上高は計画通り推移いたしました。また、調剤薬局事業におきましては、期初計画を上回り好調に推移いたしました。一方で、トータルパックプロデュース事業における一部メーカー系の業績が計画に対して未達となり、ライフケア事業におきましても施設入居率、施設利用率が積み上がったものの計画には届きませんでした。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は306,853百万円(前連結会計年度比12.3%増)、営業利益は14,049百万円(前連結会計年度比3.3%増)、経常利益は14,737百万円(前連結会計年度比5.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8,847百万円(前連結会計年度比18.4%増)となりました。

セグメントごとの業績を示しますと次のとおりであります。また、当連結会計年度より、従来、「ヘルスケア事業」としていた報告セグメントは、「ライフケア事業」に名称を変更しております。なお、セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。
① トータルパックプロデュース事業
トータルパックプロデュース事業におきましては、プロジェクト案件が計画通り計上された一方、建築費の高騰や、介護系施設における収益見通しの不透明感による需要減退等により、一部メーカー製品の受注・販売が低迷いたしました。
以上の結果、売上高は102,202百万円(前連結会計年度比0.6%増)、セグメント利益(営業利益)は9,688百万円(前連結会計年度比1.4%減)となりました。
②メディカルサプライ事業
メディカルサプライ事業におきましては、M&Aを実施した整形外科系会社の業績が寄与すると共に、新規のSPD業務受託施設が増えたことから増収増益となりました。
以上の結果、売上高は158,227百万円(前連結会計年度比23.5%増)、セグメント利益(営業利益)は2,299百万円(前連結会計年度比22.1%増)となりました。
③ ライフケア事業
ライフケア事業におきましては、入居者数及び利用者数は引き続き増加いたしましたが、介護報酬減額の影響も大きく受け、計画達成には至りませんでした。
以上の結果、売上高は19,991百万円(前連結会計年度比0.0%減)、セグメント利益(営業利益)は151百万円(前連結会計年度比21.0%減)となりました。

④調剤薬局事業
調剤薬局事業におきましては、新規店舗の開設や在宅対応及び人材教育の強化を進めると共に、一部薬局の買収や経営資源の効率的配分等により好調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は24,572百万円(前連結会計年度比10.3%増)、セグメント利益(営業利益)は2,275百万円(前連結会計年度比23.2%増)となりました。
⑤その他
その他におきましては、動物病院事業において、診療件数は増加いたしましたが、高額画像診断件数が減少いたしました。一方、理化学機器の販売におきましては概ね計画通り進捗いたしました。
以上の結果、売上高は1,860百万円(前連結会計年度比35.7%増)、セグメント利益(営業利益)は97百万円(前連結会計年度比26.2%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末残高の37,755百万円から2,236百万円減少し、35,518百万円となっております。

① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは 16,708百万円の収入(前連結会計年度比15,026百万円収入増)となりました。これは主に、法人税等を5,419百万円支払い、売上債権が4,249百万円増加した一方、税金等調整前当期純利益を13,690百万円計上し、仕入債務が7,665百万円増加し、減価償却費を2,661百万円計上したこと等によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは 14,913百万円の支出(前連結会計年度比7,917百万円支出増)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入が848百万円あった一方、有形固定資産の取得による支出が7,394百万円、長期貸付けによる支出が3,386百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が2,794百万円あったこと等によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは 4,013百万円の支出(前連結会計年度比25,830百万円支出増)となりました。これは主に、長期借入れによる収入が3,820百万円あった一方、長期借入金の返済による支出が4,284百万円、配当金の支払額が2,717百万円あったこと等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03450] S1007ZAS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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