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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AJSG

有価証券報告書抜粋 株式会社ZOA 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府による経済政策や日銀による金融政策の効果により企業収益や雇用環境に改善の動きが見られ、国内景気は緩やかな回復傾向で推移しました。
パソコン業界においては、電子情報技術産業協会(JEITA)の発表によると、パソコンの国内出荷台数は前年同期比1.9%減少、出荷金額は0.9%減少と3年連続で減少となりました。底打ち感は出てきたものの、依然として厳しい市場環境が続いております。
バイク業界においては、日本自動車工業会(JAMA)の統計によると、二輪車の工場出荷台数(国内)は前年同期比6.4%減少となり、こちらも3年連続で減少となりました。
このような状況下で当社は、パソコン事業においては、パソコン販売に注力することでサポートの獲得推進や、関連商品の販売拡大を目指してまいりました。これにより、パソコン本体系商品とサービス&サポートの売上高は前年を上回る実績となったものの、周辺機器、ソフト・サプライの販売が伸び悩みました。
サービス&サポートに関しては、さらなる強化・推進を図るため、これまでの接客による説明に加え、説明用の動画を作成して店頭およびホームページで配信を行いました。これまで以上にわかりやすく具体的な提案を行うことで、サポートの獲得増加につながっております。
その他、志太店の新築店舗への移転、浜松高塚店の新規オープンなど、移転・出店戦略も推進してまいりました。今後、認知度の高まりにより、売上高は向上していくと期待されます。
以上の結果、パソコン事業全体の売上高は前年同期比6.0%の減少となりました。
バイク事業においては、取引先各社の協力を得て、主力店舗の売り場改装を実施しました。
また、金沢店においてはワイズギア(ヤマハ発動機グループ)のインショップ展開を実施し、多くのヤマハファンのお客様にご利用いただいております。これらの取り組みにより、一部店舗では持ち直しの傾向はありますが、全体的にはライダーの減少に伴い売上高は低迷しております。
以上の結果、バイク事業全体の売上高は前年同期比13.0%の減少となりました。
インターネット通信販売事業においては、より見やすく買いやすいサイトへのリニューアルを実施しました。しかし、メーカーの型番が販売店ごとに異なる製品が多くなり、価格比較サイトにおいて掲載ができない状況となっております。これにより、従来の価格比較サイトからの集客が大幅に減少したため、売上高は落ち込みました。
以上の結果、インターネット通信販売事業全体の売上高は前年同期比22.8%の減少となりました。
その他、経費につきましては、新規出店による家賃や資産増加に伴う減価償却費が増加したことにより前年同期比1.0%の微増となりました。
以上の結果、当事業年度の業績については、売上高7,542,113千円(前年同期比9.8%減)、経常利益160,363千円(前年同期比25.0%減)、当期純利益105,782千円(前年同期比19.3%減)となりました。
当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しておりますが、品目別の業績を示すと次のとおりであります。
(パソコン本体系商品)
パソコン本体におきましては、個人向けにはWindows10を、法人向けにはWindows7と販売チャネルごとに異なるニーズに対応するために幅広い商品を取り揃えて、販売増加につなげてまいりました。また、人気の高まっているゲーミングPCの販売にも注力することで、販売単価が上昇しました。
以上の結果、パソコン本体系商品分野の売上高は1,599,391千円(前年同期比3.0%増)となりました。
(周辺機器)
周辺機器におきましては、ゲーミングPCの好調によりディスプレイが前期を上回る実績となりましたが、ハードディスクやネットワーク機器の販売が不振で売上高は減少しました。
以上の結果、周辺機器分野の売上高は1,157,120千円(前年同期比12.8%減)となりました。
(DOS/Vパーツ)
DOS/Vパーツにおきましては、グラフィックボードが好調だったものの、SSDの価格下落や既製品のパソコンが安価となったことで組み立てニーズが減退した影響により売上高は減少しました。
以上の結果、DOS/Vパーツ分野の売上高は1,229,908千円(前年同期比13.2%減)となりました。
(ソフト・サプライ)
サプライの分野におきましては、スマートフォン関連のケーブルやモバイルバッテリーが好調だったものの、主力のDVD/CDメディアやプリンタインク等の消耗品の売上が振るわず、売上高を落とす要因となっております。
ソフトの分野におきましては、ダウンロード販売が主流となる中でパッケージソフトの販売は低調となり、売上高は減少しております。
以上の結果、ソフト・サプライ分野の売上高は1,052,973千円(前年同期比10.0%減)となりました。
(バイク関連用品)
バイク関連用品の分野につきましては、暖冬の影響を受けて冬物のジャケットやグローブの売上が低迷しました。旧商品の処分・入れ替えを推進することで売上は回復傾向にありますが、落ち込みをカバーするには至りませんでした。
以上の結果、バイク関連用品分野の売上高は534,004千円(前年同期比13.0%減)となりました。
(SIMフリー関連)
SIMフリー関連の分野につきましては、普及率の高まりにより、競合他店やネット通販での取扱いが増加しており、価格競争が激しくなっております。差別化を図るため、サポートメニューの追加や品揃えの強化に取り組んでおり、今後の改善に期待しております。
以上の結果、SIMフリー関連分野の売上高は34,511千円(前年同期比19.8%減)となりました。
(通信販売)
通信販売の分野におきましては、より見やすく買いやすいサイトへのリニューアルを実施しました。しかし、メーカーの型番が販売店ごとに異なる製品が多くなり、価格比較サイトにおいて掲載ができない状況となっております。これにより、従来の価格比較サイトからの集客が大幅に減少したため、売上高は落ち込みました。。
以上の結果、通信販売の売上高は1,434,324千円(前年同期比22.8%減)となりました。
(サービス&サポート)
サービス&サポートの分野におきましては、パソコン販売時のサポート提案を徹底し、お客様にサポートの必要性を理解していただくことで、獲得強化につなげております。また、たくさんのお客様にサポート内容をご理解いただけるように、説明用ビデオを作成してご覧いただくことで、サポートの獲得推進を図りました。
以上の結果、サービス&サポート分野の売上高は418,413千円(前年同期比17.9%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ859,518千円減少し、334,042千円(前年同期比72.0%減)となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、56,868千円の収入超過(前年同期は227,814千円の収入超過)となりました。
その主たる要因は、税引前当期純利益162,087千円を計上し、仕入債務が575,326千円、売上債権が60,774千円、
たな卸資産が386,035千円それぞれ減少したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、162,048千円の支出超過(前年同期は81,502千円の支出超過)となりました。
その主たる要因は、有形固定資産の取得による支出105,733千円、長期貸付けによる支出70,000千円、差入保証
金の回収による収入22,742千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、754,324千円の支出超過(前年同期は138,623千円の支出超過)となりました。
これは、長期借入れによる収入393,000千円、長期借入金の返済による支出829,839千円、社債の償還による支出60,000千円、自己株式の取得による支出193,050千円、配当金の支払額64,435千円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E03460] S100AJSG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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