有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AH6O
株式会社J-オイルミルズ 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを用いることが必要となりますが、これらの見積りについて過去の実績や現状等を総合的に勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
詳細につきましては、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1)[連結財務諸表]連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
(2) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は1,802億25百万円(前年同期比3.8%減)となりました。売上高が減少した主な要因は、油糧部門における為替相場の円高を受けた大豆ミール販売価格の下降と、その影響を受けた菜種ミールの販売価格の下降によるものです。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
当連結会計年度における売上原価は1,474億43百万円(前年同期比6.6%減)となりました。また、販売費及び一般管理費は273億13百万円(前年同期比10.3%増)となっております。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は54億68百万円(前年同期比18.0%増)となりました。営業利益が増加した主な要因は、油脂部門の原価が低下したことや高付加価値品の拡販、コストダウンの実施等によるものです。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は58億32百万円(前年同期比8.9%増)となりました。経常利益が増加した主な要因は、営業利益の増加によるものです。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は32億58百万円(前年同期比9.6%増)となりました。この増加の主な要因は、経常利益の増加と投資有価証券売却益の増加によるものです。
(3) 財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は821億8百万円で、前連結会計年度末に比べ29億74百万円増加いたしました。主な増加は、たな卸資産(合計)が29億31百万円、仮払金の増加等により「その他」が7億19百万円
であります。主な減少は、現金及び預金が3億96百万円、受取手形及び売掛金が3億17百万円であります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は828億14百万円で、前連結会計年度末に比べ83億20百万円増加いたしました。主な増加は、有形固定資産が61億15百万円、投資有価証券が18億40百万円、退職給付に係る資産が2億7百万円であります。
(繰延資産)
当連結会計年度末における繰延資産の残高は2百万円であります。社債発行費の償却により、前連結会計年度末に比べ12百万円減少しております。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は609億22百万円で、前連結会計年度末に比べ181億72百万円増加いたしました。主な増加は、借入金合計が61億円、1年内償還予定の社債が120億円、未払金の増加等により「その他」が7億91百万円であります。主な減少は、支払手形及び買掛金が8億66百万円であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は204億70百万円で、前連結会計年度末に比べ106億10百万円減少いたしました。主な増加は、リース債務が14億85百万円、繰延税金負債が6億30百万円であります。主な減少は、社債が120億円、長期借入金が6億円であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は835億31百万円で、前連結会計年度末に比べ37億20百万円増加しております。主な増加は、利益剰余金が17億58百万円、その他有価証券評価差額金が13億76百万円、繰延ヘッジ損益が2億50百万円、退職給付に係る調整累計額が3億42百万円であります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
(キャッシュ・フローの分析)
キャッシュ・フローの状況の分析は、1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況に記載しております。
なお、キャッシュ・フロー関連指標の推移は以下のとおりであります。
2013年3月期 | 2014年3月期 | 2015年3月期 | 2016年3月期 | 2017年3月期 | |
自己資本比率(%) | 47.5 | 47.4 | 50.7 | 51.9 | 50.6 |
時価ベースの自己資本比率(%) | 32.1 | 29.3 | 44.3 | 37.2 | 42.4 |
キャッシュ・フロー対有利子 負債比率(年) | 8.2 | 3.2 | 5.0 | 3.3 | 6.4 |
インタレスト・カバレッジ・ レシオ(倍) | 22.4 | 60.1 | 43.0 | 64.4 | 46.6 |
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。
※キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
※有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としています。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(資金の調達方法)
主として営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入、社債発行等により調達しております。
(資金の流動性)
当社グループは、現金及び現金同等物に加え、各社における余剰資金を一元管理することによって資金の効率化と金融費用の極小化を図っております。また当座貸越枠、コミットメントライン契約の締結により資金調達の十分な流動性を確保し、より柔軟性の高い機動的な調達手段を備えております。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00434] S100AH6O)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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