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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10080UM

有価証券報告書抜粋 株式会社アコーディア・ゴルフ 対処すべき課題 (2016年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


当社グループでは、以下の内容を経営課題と位置づけ、積極的に取り組んでまいります。
①循環型ビジネスモデルの推進
当社グループでは、循環型ビジネスモデルの推進を最重要経営課題と認識し、既存ゴルフ場のバリューアップ、並びに、新規ゴルフ場の買収を積極的に進めています。
新たなゴルフ場買収の投資方針として、三大都市圏内、特に周辺人口維持が見込まれる都市近郊に立地する優良物件、かつ、当社のオペレーションによるバリューアップ余地が大きい案件を主体として、国内のみならず、海外案件についても投資を検討していきます。
さらに、バリューアップした後にこれをAGトラスト等に譲渡することで、キャピタルゲインを創出し、譲渡先より運営業務を受託することにより運営受託収入の拡充を図り、循環型のビジネスモデルを確立いたします。

②ゴルフ事業運営力の強化
当社グループでは、アコーディア・ゴルフブランド設立以来、「常に快適なラウンドを約束する良質なゴルフコースの提供」、「お客様の多様なニーズに応えるプレースタイルの提供」、「専門店のようにサービスの充実したプロショップの提供」、「スポーツの場に相応しいリーズナブルなレストランの提供」の「サービス4原則」の徹底を図ることでサービスレベルを向上させ、新しいゴルフサービスを提供しています。
また、本格的なコースコンディションを備えたゴルフコースを求める層に向けた「TROPHIA GOLF」ブランド、純粋にプレーのみを楽しみたい層に向けた「EVERGOLF」ブランド等、これまで以上にターゲットを広げたブランド戦略を推進しています。
なお、「TROPHIA GOLF」ブランドで運営する習志野カントリークラブキング・クイーンコースでは、2016年9月15日~18日にシニアツアー公式戦「第26回 日本シニアオープンゴルフ選手権」の開催を、石岡ゴルフ倶楽部では、2016年10月6日~9日にJGTOツアートーナメント「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF」の開催を予定しております。
当社グループの集客施策については、2016年3月末時点で合計約413万枚発行しているACCORDIA GOLFポイントプログラムの顧客情報や、2016年3月末時点で登録者数約51万人の当社公式WEBサイト「アコーディアWeb」を活用し、最適稼動・最適価格での販売による収益の最大化を図っています。
また、インバウンド需要の増加を新規顧客獲得の好機と捉え、誘客活動を実施した結果、2016年3月期の誘客数は約2万名となりました。中期的には、アジアを中心とする地域からのさらなる誘客に取り組みます。
さらに、当社グループの強みである日本最大級の運営ゴルフ場数によるスケールメリットを活かした、事務のセンター化による業務の合理化や集中購買を行っています。

③ゴルフ練習場事業の収益向上及び事業の拡大
当社グループでは、ゴルフ練習場において、快適な練習環境の整備や、当社のゴルフスクールである「アコーディア・ゴルフアカデミー」での確立されたティーチングメソッドやレッスンイベント等の提供により、集客を図っています。
また、グループのスケールメリットを活かすため、システムやインフラの統一を行うことでローコストオペレーションを確立しています。
さらに、ゴルフ練習場の来場者に対し、グループのゴルフ場へ案内することで、ゴルフ場とのシナジー効果を高めています。
今後も、ゴルフ練習場事業の拡大をするため、運営受託を推進し、買収及び建設については都市部で投資効率が高い優良案件に限定して推進いたします。

④リテール事業における販売・仕入強化と販売チャネル拡大
リテール事業においては、「golfrevo(ゴルフレボ)」ブランドのもと、グループゴルフ場、およびゴルフ練習場での直営プロショップ運営や、他社ゴルフ練習場インショップの受託運営などを展開しています。各店舗の特性に応じた商品ラインナップや運営スタイルによる効率的な運営を行っています。さらに、クラブ下取りの実施やグリップ交換等の対応を行うクラブ工房の設置等、サービスを拡大しています。
今後も他社ゴルフ練習場インショップの受託・路面店の展開などの新たな収益機会を創出することでリテール事業を強化していきます。

⑤ゴルフ市場の活性化
ゴルフ人口の拡大、ゴルフ市場の活性化は、今後の当社グループの成長を長期的に維持するために不可欠なものであると考えています。2016年のリオデジャネイロオリンピックより、ゴルフが正式競技に採用され、2020年には東京でオリンピックが開催されることが決定しています。
当社グループでは、一人でも多くのジュニアに生涯スポーツであるゴルフの素晴らしさを知ってもらい、次世代のゴルファーに育ってほしいという思いから、2014年1月よりアコーディア登録ジュニアゴルファー制度「アコーディア・キッズ」を開始し、子供たちがゴルフを始めやすい環境を作り、登録者数は約4,000名(2016年3月末)まで拡大しています。
また、ゴルフクラブを握ったことのない初心者にも、ゴルフの楽しさを知ってもらうためのイベント、「Easy Golf(イージーゴルフ)」を開催しています。
さらに、現在の顧客基盤である団塊世代以上のゴルファーに生涯にわたりゴルフを楽しんでいただくため、70歳以上の会員の皆さまには、年間を通じて乗用カートのフェアウエー乗り入れを可能としております。
今後も、女性やジュニア、シニアなど、性別、世代を問わずゴルフの楽しさを理解してもらえるようなイベントの企画や情報の発信を積極的に行い、ゴルフ関連市場の拡大、活性化に取り組みます。

⑥安定的なファイナンス手段の確立
ゴルフ場の買収やゴルフ練習場の買収・建設等に係わる資金調達は、シンジケートローンや社債、コミットメントライン等をバランス良く組み合わせ、低コストかつ安定的なファイナンス手段を確保しております。
また、金利変動に対するリスクマネジメントに取り組み、健全な財務体質の維持を図ってまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04749] S10080UM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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