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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1006LC7

有価証券報告書抜粋 株式会社セプテーニ・ホールディングス 業績等の概要 (2015年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)経営成績に関する分析
(当期の経営成績)
当社グループの主な事業領域であるインターネットビジネスを取り巻く環境につきましては、スマートフォンの普及が急速に進んでおり、その国内契約数は2015年3月末時点で6,850万件、携帯電話契約数の54.1%を占めるまでになっております(出所:MM総研)。このように、スマートフォンがインターネット利用デバイスの主流になりつつあることで、スマートフォン向けの広告や各種サービス・コンテンツの市場が拡大しているほか、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)をはじめとするソーシャルメディアもその影響力を一層強めており、そのメディア特性を活かしたマーケティング支援の需要も一段と高まっております。また、このような環境変化は、インターネットビジネスにおけるグローバル展開を促進することにもつながっており、海外での事業機会も広がっております。
このような状況のもと、当社グループにおいては、成長分野である「モバイル」、「ソーシャル」、「グローバル」に注力した事業展開を推進し、主力のネットマーケティング事業において引き続き業容拡大と収益性向上を両立することができました。また、将来的な競争力強化のために人材や新規事業等への先行投資も積極的に行いました。
これらの結果、連結売上高は64,547百万円(前期比18.8%増)、営業利益は2,753百万円(前期比21.9%増)、経常利益は3,118百万円(前期比32.0%増)となりました。また、2014年10月1日付でDM事業子会社の全株式を売却したことに伴う子会社株式売却益を中心に合計1,238百万円の特別利益を計上いたしました。
以上の結果、当期純利益は2,398百万円(前期比54.8%増)となり、売上高と全ての利益項目において4期連続で過去最高を更新いたしました。

報告セグメント別の業績は、次の通りであります。

①ネットマーケティング事業
インターネットを活用した包括的なマーケティング支援サービスを企業向けに展開しております。具体的には、インターネット広告の販売やウェブソリューション(サイト構築・運用、SEO等)の提供をはじめ、自社サービスとしてアドネットワーク等のマーケティングプラットフォームやクラウド型CRMサービスの運営を手がけております。
当期においては、スマートフォン向けの運用型広告を中心とするネット広告市場の拡大を背景に、「モバイル」、「ソーシャル」、「グローバル」という成長分野へ注力したことが奏功し、順調に業容を拡大させるとともに収益性の向上も両立できました。スマートフォン向け広告においては、需要の拡大とともに広告商品の多様化も進んだことで高成長が続き、売上高は前期比約1.7倍となりました。また、当社グループが強みを持つSNSを活用したマーケティング支援サービスを中心とするソーシャル事業についても、主力のFacebook広告に加えTwitter広告の成長が加速したことも寄与し、売上高は前期比約2.1倍と大幅に伸長いたしました。一方、海外での事業展開も積極的に推進し、北米を中心に既存拠点の取扱高が増加したほか、韓国のネット広告企業を新たに連結対象としたこともあり、海外売上高は前期比約2.2倍と大幅に拡大いたしました。
これらの結果、売上高は61,563百万円(前期比27.5%増)、営業利益は3,686百万円(前期比34.5%増)となりました。

②メディアコンテンツ事業
主にスマートフォン向けに、モバイルゲームをはじめとする各種デジタルコンテンツを企画・開発し、SNSやアプリマーケット等様々なプラットフォームを通じて生活者に提供しております。また、自社IP(知的財産)の企画・開発を目的に、マンガ家の育成・輩出、マンガ配信サービスの運営を手がけております。
当期においては、アクセルマーク(株)が手がけるモバイルゲーム事業において、ネイティブアプリゲームを2タイトルリリースいたしました。このうち、「キングダム –英雄の系譜–」は堅調に推移したものの、その他のタイトルが伸び悩んだこともあり、同事業は前期比で減収となりました。
一方、マンガコンテンツ事業については、プラットフォームの規模拡大に向けて、作家育成と配信サービス拡充の両面で先行投資を積極的に実施いたしました。その結果、連載型新作マンガ配信サービス「GANMA!」のユーザー数が着実に増加し、アプリの累計ダウンロード数は2015年9月末時点で180万と大きく成長いたしました。また、自社IPである連載マンガ作品の商業化を推進し、当期中にはアニメ1作品、書籍3作品を手がけました。
これらの結果、売上高は3,278百万円(前期比5.2%減)、営業損失は528百万円(前期は277百万円の営業損失)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末に比べ3,006百万円増加し、11,694百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は1,874百万円(前年同期は2,830百万円の獲得)となりました。
これは、売上債権の増加1,892百万円及び法人税等の支払1,703百万円等があったものの、仕入債務の増加1,751百万円及び税金等調整前当期純利益4,061百万円の計上等が発生したことが主な要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果獲得した資金は1,257百万円(前年同期は913百万円の使用)となりました。
これは、有形固定資産の取得による支出118百万円及び定期預金の預入による支出933百万円があったものの、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入1,249百万円及び定期預金の戻入による収入1,024百万円等が発生したことが主な要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は123百万円(前年同期は178百万円の獲得)となりました。
これは、配当金の支払228百万円等が発生したことが主な要因であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05206] S1006LC7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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