シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023VD

有価証券報告書抜粋 株式会社アミューズ 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
〔当連結会計年度の経営成績〕
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2012年4月1日
至 2013年3月31日)
当連結会計年度
(自 2013年4月1日
至 2014年3月31日)
増減増減率(%)
営業収入30,87133,7702,8989.4
営業利益4,0923,644△447△10.9
経常利益4,2453,769△476△11.2
当期純利益2,4802,205△274△11.1

〔経済状況〕
当連結会計年度におけるわが国経済は、世界経済の弱い回復が続く中、新政権の金融・経済政策のもと全体として緩やかな回復を続けました。今後も、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要とその反動の影響を受けつつも、基調的には引き続き緩やかな回復を続けていくとみられています。

〔業界動向〕
当社グループの属するエンターテインメント業界の市場環境ですが、音楽業界では2013年(1月-12月)の音楽ソフト総生産額は2,705億円(前年同期比13%減)、有料音楽配信売上は417億円(前年同期比23%減)、合計金額は昨年の5年ぶりの増加から一転し3,121億円(前年同期比15%減)となっております(2013年1月-12月 一般社団法人日本レコード協会)。邦画・洋画の映像関連市場では、公開本数がはじめて1,000本を超え、1,117本となったものの2013年(1月-12月)の興行収入は1,942億3千7百万円(前年同期比0.5%減)となりました。一方、ODS(音楽のライブコンサートや舞台演劇などの映画以外のコンテンツ)に関してはライブ中継の作品を合わせると計277本が公開され、興行収入76億4千万円(前年同期比60%増)と飛躍的な伸びを見せました(2013年1月-12月 一般社団法人日本映画製作者連盟)。ビデオソフト市場では、2013年(1月-12月)の総売上は2,517億7千万円(前年同期比2.6%減)、個人向け販売用売上は前年同期比で微増でしたが、レンタル・業務用の落ち込みにより総売上では減少となりました(2013年1月-12月 一般社団法人日本映像ソフト協会)。一方、コンサート市場は一般社団法人日本コンサートプロモーターズ協会正会員59社(前年度より3社増)の2013年度総売上(2013年1月-12月)は2,318億3千2百万円(前年同期比36.3%増)と大幅に増加しております。

〔当社グループの状況〕
当社グループは、国内における好調なコンサート市場を背景に、サザンオールスターズの5年ぶりのツアーをはじめとした多様なライブを展開すると同時に、市場の多様化を図るため、海外拠点の更なる強化を進めながら、Perfumeのヨーロッパツアー、ONE OK ROCKのヨーロッパ・アジアツアー、米国ライブ、ポルノグラフィティ初となる海外(米国・韓国・台湾)での音楽フェスティバルへの出演、BABYMETALのアジアアニメフェスティバル(シンガポール・インドネシア)出演及びシンガポール単独ライブ等を行いました。また、福山雅治主演「そして父になる」が第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞、「永遠の0」が歴代邦画の中でも興行収入で好成績を収めるなど当社出資映像作品において大きな実績を残すことができました。今後も様々なコンテンツを通してより多くの方々に感動をお届けできるよう努力してまいります。

〔当社グループの事業概況〕
当社グループの経営成績は営業収入337億7千万円(前年同期比9.4%増)、営業利益36億4千4百万円(前年同期比10.9%減)、経常利益37億6千9百万円(前年同期比11.2%減)、当期純利益22億5百万円(前年同期比11.1%減)と増収減益となりました。


・ 当社アーティストによる大型コンサートが増加
・ コンサートに関連し、ファンクラブ・商品売上収入が増加
上記要因などにより、増収となりました。

・ 上記増収要因(コンサート関連の収入)による増益
・ 出資映像作品が好調だったことによる増益
・ イベント収入(当社アーティストによる舞台公演)の減少による減益
・ イベント収入(新規ミュージカル)の稼働率が低かったことによる減益
上記要因などにより、減益となりました。


上記要因などにより、減益となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(営業収入)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2012年4月1日
至 2013年3月31日)
当連結会計年度
(自 2013年4月1日
至 2014年3月31日)
増減増減率(%)
アーティストマネージメント事業24,17527,3603,18513.2
メディアビジュアル事業4,5404,072△467△10.3
コンテンツ事業2,1562,3361808.4
合計30,87133,7702,8989.4

(セグメント利益)
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2012年4月1日
至 2013年3月31日)
当連結会計年度
(自 2013年4月1日
至 2014年3月31日)
増減増減率(%)
アーティストマネージメント事業4,1033,255△847△20.7
メディアビジュアル事業153379226147.6
コンテンツ事業58177919834.1
調整額△746△770△24-
合計4,0923,644△447△10.9

〔アーティストマネージメント事業〕
営業収入273億6千万円(前年同期比13.2%増)、セグメント利益32億5千5百万円(前年同期比20.7%減)となり増収減益となりました。

[主な事業]
・ イベント収入:
サザンオールスターズ(8-9月)、ポルノグラフィティ(12-3月)
ONE OK ROCK(5-6月)、高橋優(5-6月、7-9月)のコンサートツアー
当社音楽アーティストが一堂に会した野外イベント
「Amuse 35th Anniversary BBQ in つま恋」(7月)
福山雅治 冬の大感謝祭ライブ(12月)、Perfumeドームライブ(12月)

地球ゴージャス「クザリアーナの翼」(1-3月)
熱海五郎一座「天使はなぜ村に行ったのか」(6-7月)
ミュージカル「黒執事」(5-6月)
アミューズ・ミュージカルシアターでの公演(4-11月、1-3月)
SUPERハンサムライブ(12月)
・ 出演収入・CM収入:福山雅治、サザンオールスターズ、吉高由里子、大泉洋、深津絵里、佐藤健、三浦春馬など
・ 印税収入(新譜):Perfume(10月アルバムCD)、サザンオールスターズ(12月DVD)
サザンオールスターズ(8月シングルCD)、福山雅治(4月シングルCD)
・ ファンクラブ・商品売上収入:サザンオールスターズのファンクラブ会員収入、サザンオールスターズグッズなど

・ イベント収入(大型コンサートの実施)が増加
(前年同期は地球ゴージャス(4-5月)、TEAM NACS(4-6月)、佐藤健出演の「ロミオ&ジュリエット」(5-6月)などの舞台公演、桑田佳祐(9-12月)、福山雅治(12月)、ポルノグラフィティ(7-12月)、Perfume(4-5月)、flumpool(4-9月)などのコンサートを実施)
・ ファンクラブ・商品売上収入が増加
(レーベル収入は減少。前年同期は福山雅治ライブDVD、ONE OK ROCKアルバムCDを発売)
上記要因などにより増収となりました。


イベント収入のうち、当社アーティストによる舞台公演が減少したことや、新規ミュージカル事業(アミューズ・ミュージカルシアター)の稼働率が低かったこと、大型作品の発売が少なくレーベル収入、印税収入(新譜)が減少したことなどにより、全体では減益となりました。

〔メディアビジュアル事業〕
営業収入40億7千2百万円(前年同期比10.3%減)、セグメント利益3億7千9百万円(前年同期比147.6%増)となり、減収増益となりました。

[主な事業]
・ 映像作品販売収入:福山雅治主演映画「真夏の方程式」(12月)、福山雅治主演ドラマ「ガリレオⅡ」(9月)
佐藤健主演映画「リアル~完全なる首長竜の日~」(12月)、アニメ「君のいる町」(9月)
大泉洋主演映画「探偵はBARにいる2」(11月)
韓国ドラマ「となりの美男(イケメン)」(8月)などのDVD販売収入
・ 映像製作収入:「永遠の0」、福山雅治主演映画「真夏の方程式」、「そして父になる」などの劇場配給収入


・ 大型作品が少なく、映像作品販売収入が減少
(前年同期は「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(4月)、「るろうに剣心」(12月)、
「カイジ2人生奪回ゲーム」(4月)、「最強のふたり」(3月)、「一命」(4月)などを販売)
上記要因などにより減収となりました。


「永遠の0」の大ヒットをはじめ、「真夏の方程式」、「そして父になる」などの劇場配給収入が好調だったことなどにより、大幅な増益となりました。

〔コンテンツ事業〕
営業収入23億3千6百万円(前年同期比8.4%増)、セグメント利益7億7千9百万円(前年同期比34.1%増)となり、増収増益となりました。

[主な事業]
・ サザンオールスターズ、福山雅治、BEGIN、ポルノグラフィティ、Perfumeなどによる旧譜楽曲の販売及び旧譜楽曲の二次使用


原盤印税の増加などにより増収となりました。


増収要因により増益となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ11億1百万円減少し、当連結会計年度末には70億2千4百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は下記のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は6億2千8百万円(前年同期は25億5千4百万円の獲得)となりました。
これは、主に法人税等の支払、たな卸資産及び営業債権の増加による資金減少要因等はありましたが、税金等調整前当期純利益計上に伴う資金増加要因等が上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は9億4千3百万円(前年同期は20億9千8百万円の使用)となりました。
これは、主に有形固定資産及び投資有価証券の取得による資金減少要因等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は8億円(前年同期は3億7千3百万円の使用)となりました。
これは、主に自己株式の取得及び配当金の支払による資金減少要因等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05219] S10023VD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。