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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10023VD

有価証券報告書抜粋 株式会社アミューズ 事業等のリスク (2014年3月期)


対処すべき課題メニュー経営上の重要な契約等

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)主要アーティストについて
第34期(2012年3月期)は、営業収入上位3アーティスト(福山雅治、サザンオールスターズ、Perfume)による収入が総営業収入(連結)に占める割合が43.1%、第35期(2013年3月期)は、営業収入上位3アーティスト(福山雅治、サザンオールスターズ、ポルノグラフィティ)による収入が総営業収入(連結)に占める割合が40.2%、第36期(2014年3月期)は、営業収入上位3アーティスト(サザンオールスターズ、福山雅治、Perfume)による収入が総営業収入(連結)に占める割合が44.9%となっております。
主要アーティストの活動が休止・停止した場合や、当社がマネージメント戦略上、これらのアーティストのメディアへの出演や活動を抑制した場合、当社の業績に影響がある可能性があります。また、当社では、長期的視野に立ったマネージメントを実践することで、当社の主要アーティストの当社在籍期間は長いことが特徴ですが(サザンオールスターズ36年間、富田靖子31年間、三宅裕司29年間、福山雅治26年間)、専属契約はその期間が限定されており毎回更新できる保証はなく、主要アーティストとの専属契約が更新に至らなかった場合、当社の業績に影響がある可能性があります。

(2)ヒットビジネスとアーティストの育成
当社グループで行う事業は、基本的にヒットビジネスであり、作品がヒットするかは消費者の趣味、嗜好、流行の変化等の要因に影響を受け、結果アーティストの人気が永続するとは限りません。当社グループは、様々なタイプのアーティストと契約し、継続的に新人アーティストを発掘・育成する体制を整えております。
しかしながら、当社グループが継続的に新人アーティストを発掘し、専属契約締結に至るとは限りません。また、アーティストやアーティストが創作又は実演する作品のために、長期あるいは多額の投資をしても、将来どの程度の収入を当社グループにもたらすかについては予測が困難であり、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。

(3)優秀なマネージャーの確保及びプロデューサーの確保
当社グループにおけるマネージャーは、アーティストの才能を見出し、支援しながら共同で作品を作り出します。さらにマネージャーは、消費者にその作品を提供するに当たり、宣伝・販売促進企画(コンサート・メディア出演等における演出)を実行するプロデューサー的な立場にあります。そのため、アーティストを開発、育成していくためにはマネージャーの確保が重要となります。
また、映像や舞台制作部門においては、作品の企画立案から放送・上映・上演されるまでの一切の業務の責任を有するのがプロデューサーです。当社グループが総合エンターテインメント企業として様々な事業活動を展開するためには、アーティストのマネージャーを始めとする、エンターテインメントコンテンツを企画制作するプロデューサーの確保及び育成は重要な課題です。
当社において、マネージャーやプロデューサーの育成はアーティストの育成と同様に重要であり、ノウハウの伝承と質の維持を図りながら育成に努めております。ただし、マネージャーやプロデューサーが退社した場合は、当社グループの事業活動に影響が生じる可能性があります。

(4)著作権の侵害
当社グループのアーティストが創作する楽曲や、権利保有する楽曲について、第三者から意図せずに著作権を侵害される可能性や第三者の権利を侵害してしまう可能性があります。このような事態によって、当社グループの事業が影響を受ける可能性があります。

(5)映画製作・買付におけるリスク
当社グループの映画製作・買付のための投資は、共同事業体方式による方針を採っており、当社が幹事会社として出資を募る場合と、他社の企画に出資者として参加する場合があります。なお、有望な映像作品の獲得は競争になるため、希望する映像作品を全て買付けられるとは限りません。
映像作品の個々の作品のリスクについては、投資金額の上限を設定したり、パートナーの出資を募ることでリスクを分散させております。また、製作・買付した映像作品についてはビデオ化権・テレビ放映権・商品化権・インターネット配信化権・その他権利等、作品に係るより多くの権利を獲得、活用することで投資回収率を高めるように努めております。
しかしながら、製作・買付した映像作品の興行成績・販売実績によっては、投資した資金の回収期間が予想に反して長期に渡ることや、損失を生じる可能性があります。その際には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(6)コンサート活動や個々の作品による業績の変動
大規模なコンサートの実施は短期間に実施期間の営業収入を急増させます。映画は上映後数週間の観客動員が多い傾向があり、音楽作品・映像作品は発売直後の短期間に収入が集中する傾向にあります。ヒットがあると収入が急増しますが、次に同様なヒットが続くとは限りません。
当社グループでは、幅広いアーティストのポートフォリオを確保し、より多くの音楽作品・映像作品のタイトルを確保することで安定的な収入の計上ができるよう努めておりますが、コンサートの実施時期、音楽作品・映像作品の発売時期、映画等の公開時期等により、四半期、事業年度ごとの業績の変動が大きくなる可能性があります。

(7)海外事業展開について
当社グループの事業活動は、現状、国内における事業活動が中心でありますが、海外映像作品の買付け、権利保有をしている作品の海外販売、映画や番組の共同製作、当社所属アーティストの海外活動、海外アーティストの育成・マネージメント等を目的として海外、特にアジア地域での事業を積極的に取り組んでおります。アジアでの事業展開は今後の当社グループの収益上重要なものと位置づけております。
しかしながら、こうした国々での著作権に関する法規制やその実施体制は未だ整備中であると同時に、国際情勢や各国との国際関係等による影響により、当社グループの各種権利が侵害されたり、当社グループが期待する程の収入を確保できない可能性があります。その場合、当社グループの業績に支障をきたす可能性があります。

(8)再販売価格維持制度について
音楽CD等の小売価格については、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)に規定する著作物として、再販売価格の決定・維持についての同法の適用除外を受けております。
しかしながら、著作物再販制度の取扱いについては将来廃止される可能性があります。その場合に当社グループが受ける影響については、当連結会計年度末現在で予測することは困難であります。


対処すべき課題経営上の重要な契約等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05219] S10023VD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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