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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100JBIF (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社ティーガイア 事業等のリスク (2020年3月期)


従業員の状況メニュー研究開発活動

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 新型コロナウイルス感染症について
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、当社が運営するキャリアショップにおいても時間短縮営業・休業等の営業自粛の他、取扱業務の制限を行いました。その結果、携帯電話等の販売台数が減少するなどの影響がありましたが、緊急事態宣言解除以降、個人の消費活動は改善傾向にあります。一方で、新型コロナウイルス感染症がさらに拡大し、長期化・深刻化した場合には、以下の要因により当社業績に影響を与える可能性があります。
・当社が運営するキャリアショップの時間短縮営業等による販売台数の減少
・コールセンター等、当社グループのサービス活動拠点の事業停止
・社会、経済活動の停滞に伴う、当社グループ取引先におけるIT投資の抑制
・当社グループ取引先の債権、投融資の回収困難
・金融情勢の悪化に伴う、金利上昇、金融機関の貸付方針の変更や審査の厳格化

(2) 事業固有のリスクについて
① 通信サービス事業の市場環境や通信事業者の事業方針について
当社グループは、通信事業者が提供する通信サービスへの利用契約の取次を行うことにより、当該サービスを提供する事業者から契約取次の対価として手数料を収受しております。この受取手数料の金額、支払対象期間、並びに通話料金に対する割合等の取引条件は、各通信事業者の方針や携帯電話等販売市況でもそれぞれ異なっており、関係法令の改正や通信サービス市場の環境変化、また、各通信事業者の事業方針/取引条件の変更が生じた場合には、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、これまで同様、通信事業者の方針への注力と、収益の最大化に取り組むと共に、モバイル事業以外のビジネス育成にも一層取り組み、収益の多様化も目指してまいります。
② 通信事業者との代理店契約について
当社グループの主な事業分野である携帯電話等の販売・取次事業は、各通信事業者と代理店契約を締結し、所定の条件の下で展開しております。各通信事業者との代理店契約は、通信事業者および当社が契約継続に同意する限り、1年毎に自動更新されます。
但し、破産、民事再生等の法的手続の開始、信用不安状態の発生、営業停止または解散等、当社に所定の事由が生じた場合や信頼関係を著しく損なう行為を行った場合等は通信事業者が代理店契約を解除できる旨が定められております。
また、当社の株主構成または経営主体に重大な変更等があった場合は、通信事業者において手数料の支払い停止や代理店契約を解除できる旨等が定められているため、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
当社グループは、各通信事業者との代理店契約並びに各事業者の方針等の順守と、更なる収益の拡大に取り組んでまいります。

(3) 各事業に共通のリスクについて
① 業界における競合と新規事業者等について
当社グループの主な事業分野である携帯電話等販売市場では、携帯電話の契約数が人口を上回り、販売市場の環境変化もあり、各通信事業者間における顧客獲得競争は厳しさを増してきております。また、当社グループを含めた販売代理店間における競争、そして通信事業者によるWEB販売もあり、競争優位性を確保できない場合には、当社グループの業績は利益率の低下や販売数の減少等の要因により影響を受ける可能性があります。
加えて、決済サービス事業他では、他の決済手段との競合が増してきており、その状況により、当社グループの業績も影響を受ける可能性があります。
② 新規事業者や新たなサービスの影響について
当社グループの主な事業分野である携帯電話等販売市場では、新たなMNO事業者やMVNO事業者が参入してきており、当該新たな事業者の著しい伸長等により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
また、決済サービス事業他においても「新たな決済サービスの登場」により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
当社グループは、人財の確保と育成、およびグループの総合力を生かし、収益の確保と更なる企業価値向上を図ると共に、新たな事業創出等も取り組んでまいります。
③ 事業パートナーについて
当社グループは提携や事業パ-トナーと共同で行う事業があります。当該事業パートナーとは、共同事業の継続・拡大に取り組んでおりますが、共同事業パートナーの方針や経営環境の変化等で、当社の業績や事業継続に影響が出る可能性があります。
当社グループは、共同事業の推進の取り組みと共同事業パートナーとの良好な関係の継続等に努めてまいります。
④ 外部委託先について
当社グループの各事業分野において、専門性の高い部分等で外部委託先と共に事業を遂行することがあります。当該外部委託先との取引においては、事業の目的やその必要性や信頼性等を考慮して行っておりますが、外部委託先の方針や経営環境の変化等により当社の業績に影響が出る可能性があります。
当社グループは、外部委託先との良好な関係の継続等に努めてまいります。

(4) 今後の事業拡大に向けた企業買収等のリスクについて
当社グループは、今後も事業拡大のため、中小代理店との協力関係の構築や新規にキャリアショップを出店する等以外に、企業買収や新たな事業創出/育成の投資等を行う可能性があります。当該投資等が当社グループの財政状態および経営成績に影響を与える可能性があります。
また、今後の市場動向や経済環境の変化によっては、当該投資等が当初期待した結果を生み出す保証はなく、投資等の実行後の進捗状況によっては、投下資本の回収が困難になる等、当社グループの業績および事業計画等に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは、投資等の実行に際し、当社事業とのシナジーや、実行の効果に留意し、効果の検証等により効果の最大化に努めてまいります。

(5) 人財の確保について
当社グループでは、更なるお客様満足度および販売品質の向上を図るため、販売スタッフの十分な確保が必要と考えております。しかしながら、携帯電話等販売業界において、スマートフォン等の高機能端末の普及やサービスの多様化に伴う接客時間の増加や店頭業務の複雑化により、人財の確保および定着率の向上が課題となっており、人財が十分に確保できない場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
また、当社グループは、事業拡大および多様化を推進しており、専門性等を有する人財の確保や育成にも取り組んでおりますが、当該人財の確保および育成ができない場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
当社グループは、正社員化を推進する人事制度の導入、リモートワーク・変形労働制等の推進による働き方の多様性、ワークライフバランスの促進等、魅力的な職場環境の構築に努めております。また、グループ会社である「㈱キャリアデザイン・アカデミー」を中心に人財の育成に全社を挙げて取り組むことで、人財の確保および定着率の向上に努めております。加えて、専門性等を有する人財の採用や育成に取り組み続けてまいります。

(6) コンプライアンスの遵守について
当社グループは、各種法令の遵守と共に、コンプライアンスの遵守を優先事項として取り組んでおります。当社グループの各事業において、さまざまな商品・サービス・情報を取り扱っておりますが、各事業の拡大並びに収益の確保への取り組みと共に、企業の社会的責任を含めた倫理とその啓発にも注力しております。
また、通信事業者が提供する通信サービスへの利用契約の取次事業において、代理店も含めた不正契約の撲滅や予防策の推進とコンプライアンスの啓発を行っております。しかしながら、個人の情報発信の浸透及び手段の多様化(SNS等)、情報の取扱い・事故への関心の高まりの中、当社の改善や啓発の取り組み負荷も増してきております。これらから、当社のコンプライアンス違反の発生懸念は払拭できず、当該違反が発生することにより、当社グループの業績や社会的信頼に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、今後も、コンプライアンス遵守と啓発等に、日々取り組んでまいります。

(7) 法的規制・法改正等について
電気通信事業者等の代理店業務については、次の法令等の規制があります。
・「電気通信事業法」
・「独占禁止法」(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)
・「景品表示法」(不当景品類及び不当表示防止法)
・「個人情報保護法」
・「携帯電話不正利用防止法」(携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な 利用の防止に関する法律)等
当該法令等について、以下のよう場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
・法令等の改正による販売方法や市場の変化、通信事業者との取引条件の変更等があった場合。
・総務省等の行政機関による政策の推進、ガイドラインの制定・改定等が実施された場合。
・法令等に違反し、当社グループに対する信頼の低下に加えて、損害賠償請求や代理店契約の解除、営業停止等の 処分を受けた場合。
また、当社グループの連結財務諸表は、関係法令や基準に準拠して作成しておりますが、これら法令等に変更があった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
当社グループは、当該法令等の遵守のため、従業員への教育・啓発を含めた社内管理体制の強化に取り組んでまいります。

(8) 金融の情勢について
金融の情勢においては、米中対立への警戒や新型コロナウイルス感染症拡大による経済の先行き不透明感があるものの、提出日現在において金利水準に大きな変動はありません。
しかしながら、金融の情勢は、増税・新型コロナウイルス感染症による影響の長期化や景気動向等に左右され、また、金利の上昇、金融機関の貸付方針の変更や審査の厳格化などが生じる可能性もあり、これらは、当社の業績や資金戦略に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、金融機関や専門家との情報交換を行う等、金融情勢等の変化や見通しの把握に取り組んでおり、今後も、引き続き努めてまいります。

(9) 災害等のリスクについて
我が国においては、大雨や大型台風、地震の発生頻度は増加傾向にあります。また、これら災害等の被害は、これまでの想定を大きく越える規模のものも起きてきています。
当社グループは、災害等の発生を想定した対策を整備・運用しておりますが、これら災害等の状況により、当社の事業継続や業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループは、従業員の安否確認や安全確保など、緊急危機対応についての手順を纏めており、有事に備えた訓練等の運用を行っております。また、事業継続に重要なシステムの災害対策にも取り組んでおり、今後も、引き続き従業員の安全と事業継続に向けた対応に取り組んでまいります。

(10) 訴訟リスクについて
当社グループには各事業分野において、事業運営に関する訴訟リスクが継続的に存在します。当社グループは、各事業において契約内容の確認等も行っておりますが、訴訟本来の性質を考慮すると係争中または将来発生し得る訴訟の結果を予測することは不可能であり、係争中または将来発生し得る訴訟において、当社グループにとって不利な結果に終わった場合、当社グループの事業展開に支障が生じたり、当社グループに対する信頼が低下したりする可能性や、当社グループの財政状態および業績に影響を与える可能性があります。

(11) 独立性の確保について
住友商事㈱は当社に対する議決権の割合が50%以下であるものの、当社取締役会の構成員の過半数が同社の出身者であることから、実質支配力基準により当社の親会社に該当しております。
しかしながら、当社グループはすべての事業分野において同社から独立した事業運営を行っています。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05392] S100JBIF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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