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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100275G

有価証券報告書抜粋 株式会社ぐるなび 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

当社グループでは、飲食店を選ぶ際にユーザーが必要とする「詳細・正確・最新」の飲食店情報を発信する外食のオフィシャルサイトと、飲食店との絆を構築する1,000人の人的サポート体制という2つの事業インフラを確立し、「飲食店のサポーター」という立場で加盟飲食店の販促・集客を支援してまいりました。
今後もこの事業インフラを強化するとともに、これまで加盟飲食店との間で構築してきた強力な絆を活かし、飲食店と生産者をつなぐプロモーション事業や、食をキーワードとした付加価値事業を推進してまいります。さらには外食に関わるすべての情報を活用する新たな事業の推進を図り、当社グループの中長期的成長を実現してまいります。

(1) データベースの構築と活用
当社グループは、『ぐるなび』サイト開設以来18年間に亘る「詳細・正確・最新」な飲食店情報と、ユーザーによるサイト閲覧履歴や予約履歴のほか、「ぐるなびPRO認証システム」により把握される飲食店への実来店履歴、さらには「1,000人の人的サポート体制」が直接収集した全国の飲食店経営者やシェフのニーズ・課題などを蓄積した外食に特化した当社独自のデータベースを構築しております。たとえば、このデータベースを活用し、飲食店のこだわりとユーザーのニーズを高い精度でマッチングした販促商品(ターゲティング型商品等)は、高い集客効果から既に多くの加盟飲食店に利用されております。
今後、サイト上の店舗情報の拡充、来店認証の普及、全国の食材情報などデータベースのさらなる強化に取り組むとともに、その活用により、外食のすべてに関わる幅広いマーケティングサービスの創出を進めてまいります。

(2) 食材生産者と飲食店をつなぐ取り組み
当社グループはこれまでに日本全国1,741市区町村全てとつながりを築き、全国で生産される高品質で希少価値の高い食材情報を収集してまいりました。また同時に、23,000人を超える飲食店のシェフを、シェフ会員としてネットワーク化しております。
今後も食材情報の拡充と、食材の目利きや活用に長けたシェフのネットワーク強化に取り組むとともに、食材生産者と飲食店をつなぐ新しい事業に取り組んでまいります。

(3) レッツエンジョイ東京のメディア価値活用
当社グループが運営するサイト「レッツエンジョイ東京」は、月間5万件のイベント情報を掲載している東京のおでかけ・イベント情報サイトです。
当サイトは、月間アクセス数1.1億ページビュー、月間ユニークユーザー数450万人という高いメディアパワーと、「おでかけ」と「外食」の親和性の高さを活かし、イベント情報と併せて周辺にあるぐるなび加盟飲食店の情報も紹介することで、ぐるなびの高い送客力の一翼を担っております。
今後は「おでかけ」を軸とする販促支援分野を拡げ収益機会の拡大を目指すとともに、メディアパワーの更なる拡大によりぐるなび加盟飲食店への送客力強化にもつなげてまいります。

(4) 高級店との取り組み強化
企業の交際費課税緩和によるビジネス接待需要の高まりや、シニア層の高級志向や富裕層の外国人旅行客の増加等を背景とした高価格帯の飲食店に対する需要の高まりが見られる中、当社グループでは、「日経電子版」と連動したビジネスパーソン向けグルメ情報サイト「大人のレストランガイド」の運営や、企業の秘書の接待ニーズに沿った飲食店を紹介する「こちら秘書室」、美食を楽しみたい消費者に向けてハイクラスの飲食店を紹介する「プレミアムレストラン」における全国の高級店2,390店の紹介を行っております。「プレミアムレストラン」の当事業年度予約件数は前期比4.7倍に増え、接待のお店を実質的に決定する秘書のコミュニティ「こちら秘書室」に登録している秘書会員は3万人を超えております。さらに、日本ミシュランタイヤ株式会社発行の「ミシュランガイド」と連携した「ミシュランガイド・デジタル」の運営も行っており、高級店は当社グループの取り組みに大きな期待を寄せています。
今後はさらにこれら高級店のネットワーク、秘書会員のネットワークを活かし、高級店への需要取り込みに取り組んでまいります。

(5) インバウンド需要の喚起策
人口の減少、少子高齢化等により日本の外食市場規模が縮小傾向にある中で、2013年12月に「和食 日本人の伝統的な食文化」が無形文化遺産として登録され、和食に対する世界からの注目が集まっているほか、2020年(2020年)東京五輪の開催が決定し、今後外国人旅行客の増加が見込まれており、日本の外食文化を守り育てるために、インバウンド需要の取り込みは重要な課題のひとつと考えております。
当社グループでは、グランフロント大阪内の当社運営施設「ぐるなび情報ラウンジ」が「日本政府観光局(JNTO)認定外国人観光案内所」として訪日外国人旅行客に対するコンシェルジュサービスを提供しているほか、「ぐるなび外国語版」による飲食店情報発信の拡充や、「レッツエンジョイ東京」「ぐるたび」の多言語化による日本全国の地域情報の発信にも注力しております。
また、世界に誇る日本の食文化を世界に発信するため、海外向け日本ファンサイト「Japan Trend Ranking」を運営するほか、アメリカ・ロサンゼルスで日本の食文化を紹介するフリーペーパー「SUSHI&SAKE」を発行し、海外における日本ファン作りを今後も進めてまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05456] S100275G)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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