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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008KME

有価証券報告書抜粋 ライク株式会社 業績等の概要 (2016年5月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、海外経済の不確実性が高まっているものの、引き続き、雇用・所得環境の改善が見られております。その一方で、少子高齢化により総人口が減少局面に入る中、特に保育・介護、サービス業における人材不足はますます深刻なものとなっており、政府は、働き方の多様化による労働参加率の向上、子育て支援、介護の基盤強化を目的とした「ニッポン一億総活躍プラン」を決定いたしました。
働き方改革や子育て・介護の環境整備が進められる中、全国で総合人材サービスを営む「ジェイコム株式会社」、認可保育園や事業所内保育の受託等300ヶ所以上で保育施設の運営を行う「サクセスホールディングス株式会社」及び「株式会社サクセスアカデミー」、神奈川・東京・埼玉で19ヶ所の有料老人ホームを運営する「株式会社サンライズ・ヴィラ」をグループの主要事業会社とし、人生のどの段階においても必要とされるサービスを提供する当社グループの担う役割はますます大きなものとなっております。
このような状況のもと、当社グループが営む総合人材サービス事業、保育関連サービス事業、介護関連サービス事業におきまして、それぞれの事業会社が事業拡大に邁進しただけでなく、それぞれのノウハウを共有した結果、当連結会計年度における売上高は、31,844,692千円(前期比76.3%増)、営業利益は1,147,747千円(同144.1%増)、経常利益は1,672,297千円(同232.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,871,295千円(同464.9%増)となりました。

各セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(総合人材サービス事業)
総合人材サービス事業につきましては、人手不足が進み、多くの企業で人材確保が経営課題となる中、ジェイコム株式会社において、求職者様の年齢、国籍、希望する就業条件等を問わず、ご希望に沿った就業先をご紹介できるよう、顧客企業の新規開拓や既存顧客への提案に注力いたしました。また、社会経験や就業を希望する業界・職種での経験が乏しい求職者様においても就業先でご活躍いただけるよう研修機能を強化し、就業人口の増加に努めました。
保育・介護業界向けサービスにおきましては、サクセスホールディングス株式会社及び株式会社サクセスアカデミー、株式会社サンライズ・ヴィラと、人事交流だけでなくノウハウの共有を強化することで、マッチング力の強化、定着率の向上を図りました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は15,621,292千円(前期比24.6%増)、営業利益1,630,654千円(同74.5%増)と大幅な増収増益となりました。
(保育関連サービス事業)
保育関連サービス事業につきましては、待機児童問題が緊迫化する中、サクセスホールディングス株式会社及び株式会社サクセスアカデミーにおいて、大学・病院・企業が設置する保育施設を受託運営する受託保育サービスと、認可保育園・学童クラブ等を運営する公的保育サービスの拡大に注力いたしました。成長のボトルネックである保育士の確保については、介護関連サービス同様、ジェイコム株式会社との連携強化により採用数・定着率ともに順調であり、新規開設、サービス品質の強化が進んでおります。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は10,542,954千円(前期は-千円)、営業利益153,920千円(前期は-千円)となりました。なお、持分法適用関連会社であったサクセスホールディングス株式会社の株式を公開買付けにより取得し連結子会社化したことに伴い、2015年7月から2016年4月までの同社及びその子会社である株式会社サクセスアカデミーの連結業績を反映しております。
(介護関連サービス事業)
介護関連サービス事業につきましては、株式会社サンライズ・ヴィラにおいて、ジェイコム株式会社との人事交流やノウハウの共有等により必要人員数が充足し、サービス品質の向上に専念することができた結果、入居率も計画を上回るペースで向上いたしました。
以上の結果、収益力も向上したことから、前第1四半期連結累計期間におけるジャパンコントラクトフード株式会社の連結除外による売上・利益の減少も吸収し、当連結会計年度における売上高は4,956,531千円(前期比9.1%増)、営業損失は64,381千円(前期は313,200千円の営業損失)となりました。
(その他)
マルチメディアサービス事業につきましては、直営携帯電話ショップ2店舗において、引き続き販売強化に努めましたが、前年同期は法人顧客からのiPad導入案件の一時的な受注があったことから導入時のインセンティブが減少し、当連結会計年度における売上高は711,313千円(前期比27.8%減)、営業利益は23,311千円(前期比92.5%減)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出や、売上増加に伴う売上債権の増加といったマイナス要因がありましたが、税金等調整前当期純利益の計上、入居者増加に伴う受入入居保証金の増加といったプラス要因があったことにより、前期末に比べ2,919,375千円増加し、当連結会計年度末は5,252,933千円となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は1,644,375千円(前期比68.3%増)となりました。この主な内容は、税金等調整前当期純利益の計上2,671,071千円、段階取得に係る差益1,230,845千円の計上、法人税等の支払額769,168千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は1,673,618千円(前期使用した資金は418,871千円)となりました。この主な内容は、2015年7月3日付で実施いたしましたサクセスホールディングス株式会社の金融商品取引法に基づく公開買付けによる連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出649,291千円、有形固定資産の取得による支出969,327千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得た資金は2,948,618千円(前期使用した資金は299,226千円)となりました。この主な内容は、2015年7月3日付で実施いたしましたサクセスホールディングス株式会社の金融商品取引法に基づく公開買付けによる関係会社株式の取得等に伴う長期借入による収入3,450,018千円、配当金の支払いによる支出275,699千円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05536] S1008KME)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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