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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10022W7

有価証券報告書抜粋 株式会社ダイセル 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループ(当社及び連結子会社)は、既存事業の強化拡大と、新事業創出の両輪の研究開発を推進しております。
研究開発スタッフは、グループ全体で1,008名であり、これは総従業員数の10%にあたります。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、133億60百万円であります。
当社は、2013年7月1日、セルロースカンパニーにおける新規の研究開発テーマや製品・事業案件を探索し、事業化に結びつける事を目的に、セルロースカンパニーの従来の企画開発室と事業企画グループを発展的に解消し、カンパニー内に新たに事業企画室を設置しました。事業企画室の下に企画開発グループと事業化グループを置き、企画開発室の下にあった機能材料開発センターはカンパニー長の直轄としました。
当連結会計年度におけるセグメント別の研究の目的、主要課題及び研究開発費は、次のとおりであります。
(1) セルロース事業
当社が中心となって、酢酸セルロースの製造能力や品質の改善、フィルター・トウの生産技術の強化や品質改善、既存製品と技術を活かした新用途開拓や新製品開発などを行っております。当事業に係る研究開発費は8億42百万円であります。
(2) 有機合成事業
当社が中心となって、酢酸製造技術の改良研究、新規有機誘導体の開発、有機機能品の開発・商品化、新規光学異性体分離カラム及びそれら技術を応用した関連製品の開発などを行っております。また、新たに高機能材料開発では、LED封止材をはじめ、光源・光学材料の開発を進めております。当事業に係る研究開発費は25億25百万円であります。
(3) 合成樹脂事業
ポリプラスチックス株式会社及びダイセルポリマー株式会社が中心となって、エンジニアリングプラスチックの高品質化および環境対応、高機能樹脂やポリマーアロイの開発、スチレン製品の商品開発などを行っております。当事業に係る研究開発費は40億77百万円であります。
(4) 火工品事業
当社が中心となって、自動車エアバック用新規ガス発生剤や新規インフレータの研究開発、及び発射薬等の開発を行っております。また、火工品(パイロテクニック)技術を応用した新規分野の商品開発にも力を入れています。当事業に係る研究開発費は26億31百万円であります。
(5) その他事業
ダイセン・メンブレン・システムズ株式会社における膜分離システムの開発などを行っております。その他事業に係る研究開発費は1億38百万円であります。
(6) コーポレート
当社では、新規事業創出のための研究開発やセグメントに配分できない基盤研究をコーポレート部門として行っております。その研究開発費は31億44百万円であります。
現在は、エレクトロニクス市場向け機能性化学品や機能フィルム及び、環境・ヘルスケア分野など先端分野で使用される機能性材料の開発に注力しております。
当社独自の素材の強みを活かし、加工度を上げて、高度な機能を持つ製品群をお客様に提案することのできる事業の創出を目指しており、これらの分野に研究資源を集中し、事業創出の可能性を探っております。


事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00818] S10022W7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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