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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10022W7

有価証券報告書抜粋 株式会社ダイセル 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

当連結会計年度の経営成績及び財政状態の分析
(1) 経営成績
売上高
売上高は4,138億円と、前連結会計年度に比し553億円(15.4%)の増収となりました。
これは、販売数量の増加や販売価格の是正、為替レート変動の影響によるものであります。
なお、米ドルに対する円の為替レートの変動によって、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比し368億円増加したと試算されます。
主な増収要因は、①セルロース事業部門が、当連結会計年度中に増産した、たばこフィルター用トウの海外向け販売が好調に推移したことや、販売価格の是正、為替の影響などにより、前連結会計年度比181億円の増収となったこと、②有機合成事業部門が、販売数量の増加や、販売価格の是正、為替の影響などにより、前連結会計年度比92億円の増収となったこと、③合成樹脂事業部門が、12月を決算期としているポリプラスチックス株式会社グループが事業を行っているエンジニアリングプラスチックの販売が、海外での自動車生産台数増加などにより増加したことや、為替の影響などにより、前連結会計年度比138億円の増収となったこと、④火工品事業部門が、北米自動車市場の拡大基調の継続や中国での日本車販売の回復、消費税増税前の駆け込み需要などにより自動車エアバッグ用インフレータの販売数量が増加したことや、為替の影響などにより、前連結会計年度比141億円の増収となったことなどであります。
売上総利益
売上総利益は976億円と、前連結会計年度に比し167億円(20.7%)増加し、売上高に対する売上総利益の割合は23.6%と、前連結会計年度に比し1.0ポイント上昇いたしました。
これは、販売数量の増加、販売価格の是正、為替の影響などによるものであります。
販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費は597億円と、前連結会計年度に比し50億円(9.1%)増加いたしました。
これは、主にエンジニアリングプラスチック事業のグローバル事業体制構築に伴う費用や為替の影響などによるものであり、売上高に対する販売費及び一般管理費の割合は14.4%と、前連結会計年度に比し0.9ポイント低下いたしました。
営業利益
営業利益は379億円と、前連結会計年度に比し117億円(44.7%)の増益となりました。
売上高に対する営業利益の割合は9.2%と、前連結会計年度に比し1.9ポイント上昇いたしました。
なお、米ドルに対する円の為替レートの変動によって、当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比し91億円増加したと試算されます。
主な増益要因は、①セルロース事業部門が、販売価格の是正や為替の影響などにより、前連結会計年度比55億円の増益となったこと、②有機合成事業部門が、販売価格の是正や為替の影響などにより、前連結会計年度比8億円の増益となったこと、③火工品事業部門が、販売数量の増加や為替の影響などにより、前連結会計年度比64億円の増益となったことなどであります。
営業外損益
営業外損益は35億円の収益(純額)となり、前連結会計年度に比し11億円改善いたしました。
これは、主に為替差損益の改善によるものであります。
経常利益
経常利益は414億円と、前連結会計年度に比し129億円(45.0%)の増益となりました。
売上高経常利益率は10.0%と、前連結会計年度に比し2.0ポイント上昇いたしました。
また、総資産経常利益率(ROA)は8.5%と前連結会計年度に比し1.9ポイント上昇いたしました。
特別損益
特別利益は24億円を計上いたしました。これは、投資有価証券売却益19億円、固定資産処分益4億円などによるものであります。
特別損失は30億円を計上いたしました。これは、固定資産除却損17億円、事務所閉鎖損失7億円、クレーム補償費用5億円などによるものであります。
税金等調整前当期純利益
税金等調整前当期純利益は408億円と、前連結会計年度に比し155億円(61.5%)の増益となりました。
法人税等
税効果会計適用後法人税の負担率(実効税率)は36.3%と、前連結会計年度に比し6.7ポイント上昇いたしました。
少数株主利益
少数株主利益は32億円と、前連結会計年度に比し7億円(30.7%)増加いたしました。
当期純利益
当期純利益は228億円と、前連結会計年度に比し75億円(48.6%)の増益となりました。
また、自己資本利益率(ROE)は9.0%と前連結会計年度に比し2.3ポイント上昇いたしました。
(2) 資産、負債及び純資産の状況
資産
総資産は5,098億円と、前連結会計年度末に比し483億円(10.5%)増加いたしました。
これは、主に売上債権、たな卸資産、有価証券の増加などにより、増加したものであります。
負債
負債は2,140億円と、前連結会計年度末に比し154億円(7.8%)増加いたしました。
これは、主に社債の発行などにより、増加したものであります。
純資産
純資産は2,958億円となりました。
純資産から少数株主持分を引いた自己資本は2,686億円となり、自己資本比率は52.7%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
「第2 事業の状況 1業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00818] S10022W7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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