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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002AN9

有価証券報告書抜粋 五洋建設株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度のわが国経済は、政府の経済対策の効果により持ち直しに転じ、緩やかな回復が続いた。堅調な国内外需要を背景に生産は緩やかに増加し、家計のマインドの好転や雇用・所得環境の改善を通じて個人消費は底堅く推移した。海外経済は、米国など先進国を中心に回復基調で推移した一方、一部の新興国では成長の減速がみられた。
このような経営環境の中、当社グループの当連結会計年度の連結業績は、売上高は381,182百万円となり前連結会計年度に比べ31,343百万円(9.0%)の増加、営業利益は9,896百万円となり前連結会計年度に比べ3,432百万円(53.1%)の増加、経常利益は9,159百万円となり前連結会計年度に比べ2,600百万円(39.6%)の増加、当期純利益は3,762百万円となり前連結会計年度に比べ1,732百万円(85.4%)の増加となった。売上高の増加に加え、売上総利益率が改善したことにより、売上総利益が増加し、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも増益となった。

各セグメントの業績は次の通りである。(セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載している。)
①国内土木事業
国内土木事業においては、東日本大震災の復興関連予算や政府の経済対策に伴う補正予算の執行などにより、公共投資は増加が続いた。このような状況の中、売上高は141,068百万円となり前連結会計年度に比べ16,046百万円(12.8%)の増加、セグメント利益は7,387百万円となり前連結会計年度に比べ821百万円(12.5%)の増加となった。
②国内建築事業
国内建築事業においては、復興需要による下支えや消費税増税前の駆け込み需要などによる住宅投資の増加、企業収益の改善を背景とする民間設備投資の回復などにより堅調に推移した。このような状況の中、売上高は127,795百万円となり前連結会計年度に比べ16,209百万円(14.5%)の増加、セグメント利益は545百万円(前連結会計年度は1,877百万円のセグメント損失)となった。
③海外建設事業
海外建設事業においては、当社グループの主要市場であるシンガポール、香港等の東南アジアでは、社会インフラ整備を中心に、建設投資は堅調に推移した。このような状況の中、売上高は104,597百万円となり前連結会計年度に比べ1,030百万円(△1.0%)の減少、セグメント利益は2,632百万円となり前連結会計年度に比べ155百万円(△5.6%)の減少となった。
④国内開発事業
国内開発事業においては、売上高は2,607百万円となり前連結会計年度に比べ1,318百万円(102.3%)の増加、セグメント損失は988百万円(前連結会計年度は863百万円のセグメント損失)となった。
⑤その他事業
建設資材の販売、機器リース、造船及び環境関連コンサルティング等を主な内容とするその他事業においては、売上高は7,058百万円となり前連結会計年度に比べ1,854百万円(△20.8%)減少したものの、セグメント利益は304百万円(前連結会計年度は211百万円のセグメント損失)となった。


(2) キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益8,740百万円を計上したものの、売上債権の増加や仕入債務の減少等により、前連結会計年度に比べ22,596百万円収入額が減少し、14,263百万円の支出超過(前連結会計年度は8,333百万円の収入超過)となった。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得の減少等により、前連結会計年度に比べ3,156百万円支出額が減少したものの、7,310百万円の支出超過(前連結会計年度は10,466百万円の支出超過)となった。
営業活動、投資活動、それぞれのキャッシュ・フローを合わせたフリー・キャッシュ・フローは21,573百万円の支出超過(前連結会計年度は2,132百万円の支出超過)となった。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金、長期借入金を返済した一方で、社債の発行による収入等により、前連結会計年度に比べ14,224百万円収入額が増加し、3,165百万円の収入超過(前連結会計年度は11,058百万円の支出超過)となった。
これらにより、当連結会計年度末における連結ベースの「現金及び現金同等物」は前連結会計年度末に比べ、17,985百万円(△36.0%)減少して31,941百万円となり、有利子負債の期末残高は74,938百万円(単体ベースで72,900百万円)となった。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00086] S1002AN9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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