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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AI4U

有価証券報告書抜粋 株式会社コーエーテクモホールディングス 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。なお、詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載したとおりであります。

(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度における経営成績は売上高370億34百万円(前連結会計年度比3.4%減)、営業利益87億81百万円(同20.7%減)、経常利益152億11百万円(同3.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益116億24百万円(同7.1%増)となりました。
これらの要因については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。

(3)当連結会計年度の財政状態の分析
(資産、負債及び純資産の状況)
①資産の部
当連結会計年度末における資産合計は、1,194億61百万円(前連結会計年度比7.7%増)となりました。うち流動資産は266億89百万円(同2.7%減)、固定資産は927億72百万円(同11.1%増)であります。
流動資産の主な内訳は現金及び預金118億68百万円、売掛金81億68百万円であります。
固定資産の主な内訳は投資有価証券654億84百万円であります。
②負債の部
当連結会計年度末における負債合計は、129億44百万円(前連結会計年度比5.9%増)となりました。うち流動負債は114億60百万円(同8.3%増)、固定負債は14億84百万円(同9.2%減)であります。
流動負債の主な内訳は未払金42億44百万円、未払法人税等25億66百万円であります。
固定負債の主な内訳は繰延税金負債3億26百万円であります。
③純資産の部
当連結会計年度末における純資産合計は、1,065億16百万円(前連結会計年度比7.9%増)となりました。

(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループでは、新規タイトルの創出による特定タイトルへの依存度低下、最適な製品発売時期を見据えた開発スケジュール管理の徹底により、年間ベースでの業績目標を達成すべく努力しております。しかしながら、市場動向や、やむをえない開発スケジュールの変更による製品発売時期変動のため、業績に影響を与える可能性があります。

(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。


(次期の見通し)
今後の景気見通しといたしましては、国内においては雇用・所得環境の改善が続くなか、緩やかな回復が期待されます。一方、海外では依然として景気の下振れリスク等の先行き懸念は強く、不透明な状況が想定されます。
ゲーム業界におきましては、新型ゲーム機の発売により国内の家庭用ゲーム市場は回復の動きがみられ、スマートフォン向けゲームなどデジタル分野は引き続き伸長が見込まれます。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、AI(人工知能)といった先端技術を活用したゲームや、年々向上するスマートフォンの性能を活かしたゲームの登場などにより、更なる成長が期待されます。
このような経営環境下において、当社グループは、グループビジョン「世界No.1のエンタテインメント・コンテンツ・プロバイダー」のもと、更なる成長性と収益性の実現に向け挑戦を続けるとともに、「クオリティ&サティスファクション」を商品コンセプトに、高い品質によってお客様に大きな満足を提供してまいります。グループ経営方針として「IPの創造と展開」を掲げ、新しい柱となる新規IPの創出やスマートフォンゲームでの大ヒット、国内外での大型コラボレーションの実現を目指してまいります。
2017年4月1日付で既存の5ブランドに加えて、新ブランド「midas(ミダス)」を設立いたしました。デジタルネイティブ世代である若手社員が主力となりスマートフォン市場において自由闊達なアイディアでヒット作を生み出し、新規IPの創発に取り組んでまいります。
エンタテインメント事業では、主力シリーズタイトルを発売するほか、パッケージゲーム・スマートフォンゲームにおいて、国内外で大型コラボレーションに取り組んでまいります。
「シブサワ・コウ」ブランドでは、シリーズ最新作『信長の野望・大志』にてAIを大幅に強化し、最高の歴史シミュレーションゲームを目指してまいります。
「ω-Force」ブランドでは、開発チーム「ω-Force」の立ち上げから20周年の節目の年を迎え、「無双」シリーズの最新作『真・三國無双8』等のリリースを予定しております。
「Team NINJA」ブランドでは、対戦ゲームとアクションゲームのNo.1ブランドを目指し、任天堂株式会社の「ファイアーエムブレム」と当社の「無双」シリーズとのコラボレーションタイトル『ファイアーエムブレム無双』(Nintendo Switch、Newニンテンドー3DS用)の発売を予定しております。
「ガスト」ブランドでは東映アニメーション株式会社とのコラボレーションによる、アニメとゲームが融合したスマートフォン用アプリ『拡張少女系トライナリー』の配信や、発売から20周年を迎える「アトリエ」シリーズの展開施策を積極的に進めます。
「ルビーパーティー」ブランドでは、「ネオロマンス」シリーズを拡充し、IPを活用したアニメ化やイベントなどのメディアミックス展開を一層強化してまいります。
新設の「midas(ミダス)」ブランドでは、新規スマートフォンゲームの開発に取り組んでまいります。
SP事業では、オリジナルタイトルの開発や社内外のIPとのコラボレーションに注力してまいります。また、版権許諾や受託開発業務の拡充と開発ラインの効率化を推進してまいります。
アミューズメント施設運営事業では、キッズ施設の運営やプライズゲームを中心に既存店の売上・利益の向上に努めます。また国際的に特許出願中の五感に訴える多機能VR筐体『VR センス』は夏以降の発売を計画しております。
不動産事業では、当社グループが保有する不動産資産を有効活用するとともに、物件管理の向上とコストダウンを進めてまいります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E22460] S100AI4U)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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