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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002AZJ

有価証券報告書抜粋 ゼリア新薬工業株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、アベノミクスによる諸施策の浸透を背景に企業の生産活動や個人消費に改善がみられ、緩やかながら回復基調を辿りました。
一方、医薬品業界におきましては、医療用医薬品は後発医薬品の使用促進などの医療費抑制策が引き続き推進されており、またOTC医薬品市場におきましても、依然として国内需要の前年割れの状況が続き市場競争が激しさを増すなど、ともに厳しい環境下で推移いたしました。
このような状況の中、当社グループは第7次中期経営計画(2011年度~2013年度)の最終年度にあたる当連結会計年度を、グローバル企業としての基盤づくりを加速させるとともに、従来より「車の両輪」と捉えております医療用医薬品事業とコンシューマーヘルスケア事業をさらに発展させる年と位置付け、経営資源の積極的な投入を行ってまいりました。また、2013年10月に株式分割、単元株式数の変更を行うとともに、今後の成長のための事業資金を賄うため、2014年3月に自己株式の処分を行い、総額146億32百万円の資金調達を行いました。
これらの活動の結果、当連結会計年度は、売上高619億96百万円(前期比16.3%増)、営業利益67億90百万円(前期比47.3%増)、経常利益68億3百万円(前期比45.5%増)、当期純利益52億77百万円(前期比32.5%増)を計上し、前期に引き続き増収増益決算となりました。
なお、当連結会計年度の海外売上高比率は13.4%(前期12.4%)となっております。

次にセグメントの状況につきまして、ご報告申し上げます。

(医療用医薬品事業)
当事業におきましては、プロモーションコードの遵守を基本に、MR(医薬情報担当者)の資質の向上と学術情報活動の一層の充実を図ってまいりました。
主力製品である潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」は、海外におきましては、Tillotts Pharma AGの自販体制の強化を通じ、引き続き売上を拡大いたしました。また、国内におきましても、経口メサラジン製剤でトップの医薬品とするべく市場シェアを着実に伸長させ、売上を拡大いたしました。しかしながら、H2受容体拮抗剤「アシノン」、亜鉛含有胃潰瘍治療剤「プロマック」などの製品は、市場競争の激化の影響を受けて苦戦いたしました。なお、2013年3月に製造販売承認を取得した機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド錠 100㎎」は、2013年6月より販売を開始し、アステラス製薬株式会社と共同で早期の市場浸透に努めております。
これらの結果、当事業の売上高は、364億30百万円(前期比14.1%増)となりました。

(コンシューマーヘルスケア事業)
当事業におきましては、超高齢社会が進展する中、生活者のセルフメディケーションをサポートする製品の供給を通じて市場構築を進めてまいりました。
主力製品群である「ヘパリーゼ群」につきましては、テレビCMなどの広告宣伝投資を積極的に展開した結果、製品認知度がさらに向上し、売上を大きく拡大いたしました。なかでもコンビニエンスストア向けの「ヘパリーゼW」は、上位品として2013年10月に「ヘパリーゼWハイパー」を発売したことも寄与し、売上を飛躍的に拡大いたしました。「コンドロイチン群」につきましては、医薬品としての有効性、安全性、高品質を訴求し、健康食品との違いを明確にした販売活動を行った結果、順調に売上を拡大いたしました。また、植物性便秘薬「ウィズワン群」につきましても、着実に売上を増加させております。
これらの結果、当事業の売上高は、253億89百万円(前期比19.9%増)となりました。
(その他)
当事業の売上高は、保険代理業・不動産賃貸収入などにより1億76百万円(前期比18.7%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、期首残高対比148億35百万円増加し、220億70百万円となりました。これは投資活動によるキャッシュ・フローが20億13百万円のマイナスであったものの、営業活動によるキャッシュ・フローが65億73百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが90億1百万円のプラスであったためであります。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度は、65億73百万円の資金の増加となりました(前連結会計年度対比26億94百万円増)。これは、税金等調整前当期純利益の計上73億9百万円、減価償却費の計上19億10百万円、のれん償却額の計上7億14百万円、賞与引当金の増加5億71百万円、売上債権の増加12億60百万円、たな卸資産の増加8億30百万円、法人税等の支払い22億54百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度は20億13百万円の資金の減少となりました(前連結会計年度対比25億85百万円減)。これは、有形固定資産の取得による支出29億48百万円、有形固定資産の売却による収入11億48百万円、無形固定資産の取得による支出2億43百万円、投資有価証券の取得による支出12億92百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入26億81百万円、子会社株式の追加取得に係る支出9億10百万円、長期前払費用に係る支出5億円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度は90億1百万円の資金の増加となりました(前連結会計年度対比123億41百万円増)。これは、短期借入金の減少25億81百万円、長期借入れによる収入17億80百万円、自己株式の処分による収入146億21百万円、長期借入金の返済による支出36億53百万円、配当金の支払い11億52百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00948] S1002AZJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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