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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100GACG

有価証券報告書抜粋 オンキヨーホームエンターテイメント株式会社 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループにおける研究開発活動は、各事業部門と開発技術部が一体となって「魅力ある商品に結びつく要素技術の開発」を目指して進めています。当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は3,928百万円となりました。

(1)基礎研究
当社の経営指針である『VALUE CREATION』をスローガンに常に新しい価値提案を行うべく開発を進めています。
当連結会計年度においては、当社は日本市場でいち早くAI搭載製品の開発を進めました。AIスピーカー製品だけでなく、他社AIスピーカーと連動するネットワーク機能を開発し、AVアンプをはじめとするオーディオ製品に搭載するなど、積極的に開発を進めました。
また、当社ならではの価値向上を目的に、コンシューマー市場だけでなく、B2B市場での展開を見据え、特定分野での性能向上に特化したAI機能を開発しています。他社AIスピーカーとは異なる、当社が得意とする、音を活用した他社にない技術の開発を引き続き進めてまいります。

(2)AV事業に関する研究開発活動
Ultra HD ブルーレイ再生対応ユニバーサルディスクプレーヤー「UDP-LX800」
パイオニアでの長年の光ディスクプレーヤーの開発で培ってきた高画質・高音質技術を惜しみなく投入し、妥協のない画質・音質のディスク再生を実現したパイオニアブランドのユニバーサルディスクプレーヤー「UDP-LX800」を2018年11月に発売いたしました。パイオニアブランドのBDP-LX88に代表される歴代のビデオディスクプレーヤーの高画質技術と、SACDプレーヤーPD-70AEの高音質技術とを結集したことで、これまでにない高S/Nかつ、情報豊かな映像と音声によるUltra HD ブルーレイディスクの再生を実現しました。高品位なディスク再生を支えるための高剛性設計、高S/N設計を徹底する厳選されたオーディオパーツを搭載し、作品に込められた制作者の思いを忠実に再現する、パイオニア光ディスクプレーヤーの集大成です。

愛されて20周年 一体型ミニコンポ「X-NFR7FX」
FRシリーズは、1998年に一体型ミニコンポとして最初のモデルを発売以来、音楽ソースと再生環境の変化に対応することで進化を続け、2018年で20周年を迎えました。2018年6月に発売しました本機は、コンパクトな筐体に単品コンポの高品位なサウンドと使い易さを両立させるというコンセプトを継続した最新モデルです。
永年培った設計ノウハウを惜しみなく投入し、ハイレゾ音源への対応はもちろん、当社独自のアンプ技術「WRAT」(Wide Range Amplifier Technology)を搭載することで、豊かな情報量でダイナミックな音楽再生を実現します。また、録音機能をはじめBluetooth®/NFCへ対応するなど、お客様のニーズにお応えするさまざまな機能を搭載し、音楽を楽しむ生活を彩ります。


(3)デジタルライフ事業に関する研究開発活動
スポーツや通勤など使用環境に応じて安心して使用して頂ける、パイオニアブランドの完全ワイヤレスインナーイヤーヘッドホン“E8 truly wireless”(イーエイトトゥルーリ―ワイヤレス)「SE-E8TW」を発売しました。
本機は、トレーニングやランニングなどのスポーツシーンから快適に過ごしたい通勤時まで、音楽を楽しむ際に煩わしく感じがちなケーブルから解放される左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンです。汗や急な雨でも安心してお使い頂けるIPX5対応の防噴流仕様の他、装着の安定性を高めるセキュアイヤーフィンを採用、周囲の状況を確認しやすくなる外音取込イヤーチップ「アンビエント・アウェアネス・イヤーチップ」などお客様の音楽ライフをサポートします。
サウンド面でも、強磁力希土類マグネットを採用した高感度φ6mmドライバーと、パイオニア独自「イヤーダイレクトマウント構造」を採用、耳に直接音が届くことでよりクリアでパワフルなサウンドを楽しめます。
さらに、直観的に操作できる「マルチファンクションボタン」は再生・スキップなどの通常操作をはじめ、手持ちのスマートフォンの音声アシスタントを起動させる事に加え、音声読み上げアプリ「Notification App」に対応もしており、スマートフォンの画面を見ることなく操作したり、外部からの情報を音声で確認することが可能です。

ノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン「SE-MS9BN」
ハイレゾ再生に対応し高音質再生を楽しめるだけでなく使用シーンやスタイリングを提案する“Scene Style”シリーズから、Google アシスタントに対応したノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン「SE-MS9BN」を発売しました。
本機は、ハイレゾ再生に対応した大口径φ40mm ドライバーにより高音質再生が可能なだけでなく、ワイヤレスでも高音質再生を楽しめる高音質伝送コーデックの Qualcomm® aptX™ HD audio にも対応に加え、 外音取り込みにも対応したノイズキャンセリング機能を搭載しています。フィッティング感もイヤーパッドやヘッドバンドクッションもこだわり、快適な装着性を実現しています。
スマートフォンと連動した、Google アシスタントへも対応するなど、“Scene Style”シリーズ最上位モデルとして先進の機能を搭載した商品となっています。

(4)OEM事業に関する研究開発活動
2017年にインドに設立いたしました合弁会社での車載スピーカー生産を拡大中です。インドの自動車市場は続伸しており、自動車メーカー各社の部品現地調達のご要望に応えて同国内でスピーカーを生産・供給できることは不可欠です。引き続きインドの自動車市場へのスピーカー販売拡大を進めて参ります。
従来同様、TVメーカー、PCメーカー各社へのスピーカー提供と完成品の音づくりの両面での協力を推し進めています。特にTV分野では、従来の日本国内市場向け製品の他に、中国市場向けに開発されたハイエンド製品や、欧州、中東及びトルコに展開する製品へのスピーカー提供と音づくりに参画いたしました。また、PC製品でも音楽や映像を楽しむのにふさわしい音を実現しています。今後も国内外や製品ジャンルを問わず、“Sound by Onkyo”あるいは“Onkyo Speakers Installed”のブランドのもとに、各社が望まれる「よい音」の実現に取り組んで参ります。
また、製品の形態や生活スタイルの変化に伴い、通常のスピーカーの適用が難しい状況で音楽・音声再生を可能とする発音デバイスとして加振器“Vibtone”の導入を推進しています。電子ピアノや炊飯器などの製品に採用いただく一方で、AI技術が積極的に導入されているスマートホーム、スマートオートモーティブといった製品形態において、その設置自由度を活かした発音デバイスとして訴求を強化しています。今後も用途・使用形態を見据えながら、ラインナップを拡充いたします。
素材開発から、ユニット設計、筐体設計、音質設計とオーディオ専業メーカーとして、更に進化させて、今後更に新しく伸びていく市場に対しても積極的に提案を行っていきます。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24562] S100GACG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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