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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009R9U

有価証券報告書抜粋 サンケイ化学株式会社 業績等の概要 (2016年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、円高進行を受けた企業収益の下振れや在庫調整圧力の残存があるものの、輸出が持ち直しの兆しを見せ、また個人消費も天候不順による弱さがみられるものの、雇用・所得情勢の回復を背景に持ち直しつつあり、緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら米国の新政権が始動し経済政策の不確実性や英国のEU離脱の影響など先行きは不透明な状況となっております。
国内の農業を取り巻く環境に関しましては、「攻めの農林水産業の展開と輸出力の強化」が日本再興戦略2016における鍵となる施策の一つとされ、多様な施策への取組みが計画されております。
このような状況のもと、当社グループでは従来からの地域密着を基本に、水稲用殺虫剤「スクミノン」並びに食品由来物質を用いた「サンクリスタル乳剤」、「ハッパ乳剤」、「ビオネクト」などの独自開発品に加え、総合防除による環境保全型農業への推進、森林や公園・ゴルフ場等の緑化防除事業ならびに不快害虫防除薬剤の開発と防除事業などに注力するとともに受託生産にも努めて工場の操業度向上を図ってまいりました。
これらの結果、売上高は62億81百万円(前連結会計年度比4億14百万円、6.2%減)となりました。損益面では、営業損失は57百万円(前連結会計年度は35百万円の営業利益)、経常損失は34百万円(前連結会計年度は1億24百万円の経常利益)となりました。親会社株主に帰属する当期純損失は48百万円(前連結会計年度は59百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。

(2)セグメント別の情報
当社グループは事業の種類別セグメント情報は公開しておりませんが、製品の用途別売上は以下のとおりとなりました。
殺虫剤は園芸および緑化用が減少し、売上高36億33百万円(前年同期比2億24百万円、5.8%減)、殺菌剤は緑化用が増加し、売上高8億72百万円(前年同期比20百万円、2.4%増)、殺虫殺菌剤は水稲用が減少し、売上高4億50百万円(前年同期比16百万円、3.5%減)、除草剤は水稲および園芸用が減少し、売上高5億77百万円(前年同期比13百万円、2.3%減)、その他は園芸用が減少し、売上高3億14百万円(前年同期比1億29百万円、29.2%減)、農薬以外のその他は緑化用資材が減少し、売上高4億32百万円(前年同期比50百万円、10.5%減)となりました。

(3)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ3億7百万円増加し、13億84百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは1億73百万円の増加(前年同期は3億9百万円の減少)となりました。これは主に売上債権の減少4億49百万円、減価償却費95百万円等の資金増加が、たな卸資産の増加2億6百万円、仕入債務の減少1億7百万円等の資金減少を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは33百万円の減少(前年同期は68百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出38百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1億67百万円の増加(前年同期は1億34百万円の減少)となりました。これは主に長期借入れによる収入9億円の資金増加が、長期借入金の返済による支出6億88百万円の資金減少を上回ったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01009] S1009R9U)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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