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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100COUV

有価証券報告書抜粋 株式会社オウチーノ 業績等の概要 (2017年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当社は、「すまいを変えて、くらしを豊かに。もっと。」を企業ミッションとして、住まい探しをする生活消費者に向けた住宅・不動産関連ポータル事業を行っております。ユーザーファーストを徹底し、また、住宅・不動産業界の情報格差をなくすことで、ユーザーが住まいの売買を快適に行えるポータルサイトの運営を目指しております。
また、2017年5月1日付で、富裕層向け物件仲介・コンシェルジュサービスを行う株式会社Seven Signatures International(以下、「SSI」といいます。)を株式交換により完全子会社化し、富裕層向けコンサルティング事業を開始いたしました。
一方、経営リソースを集約し、注力分野を強化するため、当社における既存事業のうち「インターネット広告代理事業」、「医療サイト事業」及び「投資用海外不動産セミナー事業」につきまして、各々、廃止、会社分割(簡易吸収分割)、事業譲渡を行いました。並びに、廃止予定とした「プロパティ事業」につきましても、前連結会計年度までに取得した販売用不動産の売却を完了し、事業を終了いたしました。
2017年4月の経営方針変更後、当社は、当連結会計年度を事業再構築期間と位置付けており、エンジニアを中心とした人材採用などの先行投資が発生いたしました。なお、事業進捗は計画通りであり、事業面では公表した業績予想を上回る着地となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,296,728千円(前連結会計年度比16.9%増)、営業損失は315,267千円(前連結会計年度は営業損失123,470千円)、経常損失は312,552千円(前連結会計年度は経常損失132,180千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は286,910千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失384,078千円)となりました。SSI及びその子会社(以下、「SSグループ」といいます。)については、みなし取得日を2017年6月30日としているため、2017年7月1日以降の四半期損益計算書を連結しております。

セグメント業績は以下のとおりであります。

なお、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載の通り、当連結会計年度から「富裕層向けコンサルティング事業」を報告セグメントとして追加しております。

①住宅・不動産関連ポータル事業
当事業は、住宅・不動産関連ポータルサイト「オウチーノ」の運営を行っております。2017年4月の経営方針変更以降は、既存ポータルサイトの運用・改善と並行し、中古・新築、マンション・戸建ての横断検索が可能な「スマート検索」のリリース、住まいに関連するコンテンツの充実、新広告プランによる掲載物件数の拡大などに積極的に取り組みました。
この結果、当連結会計年度の住宅・不動産関連ポータル事業の売上高は570,083千円(前連結会計年度比27.6%減)、セグメント損失は219,014千円(前連結会計年度はセグメント損失97,277千円)となりました。

②インターネット広告代理事業
当事業は、インターネット広告の提案及び代理販売等により構成されておりましたが、2017年6月23日開催の取締役会において、当事業からの撤退を決議し、2018年12月期第1四半期中にサービス提供を終了する予定であります。
この結果、当連結会計年度のインターネット広告代理事業の売上高は67,303千円(前連結会計年度比66.8%減)、セグメント損失は40,400千円(前連結会計年度はセグメント損失6,740千円)となりました。

③プロパティ事業
当事業は、連結子会社㈱スペースマゼランでの不動産購入・開発・販売等により構成されておりましたが、2016年10月28日開催の取締役会において、当事業からの撤退を決議し、当連結会計年度において取得済み販売用不動産の売却が完了し、事業を終了いたしました。
この結果、当連結会計年度のプロパティ事業の売上高は337,253千円(前連結会計年度比185.1%増)、セグメント損失は21,813千円(前連結会計年度はセグメント損失4,645千円)となりました。

④医療サイト事業
当事業は、全国の医師・病院の検索・クチコミの医療系ポータルサイト「ドクター・オウチーノ」の運営を行っておりましたが、2017年5月1日付で会社分割(簡易吸収分割)により、株式会社アイフラッグに継承し、当社は当事業から撤退いたしました。
この結果、医療サイト事業の売上高は661千円(前連結会計年度比30.2%減)、セグメント損失は2,146千円(前連結会計年度はセグメント損失15,227千円)となりました。

⑤富裕層向けコンサルティング事業
当事業は、SSグループでのアメリカ合衆国の物件を中心とした富裕層向け不動産仲介・コンシェルジュサービス等により構成されております。当事業は、SSグループの連結開始に伴い、第3四半期連結会計期間より追加された報告セグメントであり、前年同期比増減を記載しておりません。また、セグメント損益の計上において、SSIの株式取得に係るのれん償却額を当事業の販管費に計上しております。
この結果、富裕層向けコンサルティング事業の売上高は325,200千円、セグメント損失は34,943千円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、前連結会計年度末と比べ133,473千円減少し、株式交換による現金及び現金同等物の増加額76,760千円と合せて1,163,709千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は、62,752千円の収入となりました(前連結会計年度は386,241千円の支出)。これは主に、税金等調整前当期純損失282,243千円、たな卸資産の減少256,407千円、前渡金の減少48,199千円、売上債権の減少49,955千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は、16,421千円の支出となりました(前連結会計年度は51,520千円の支出)。これは主に、事業分離による収入33,888千円、短期貸付金の純増額51,300千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は、180,360千円の支出となりました(前連結会計年度は890,920千円の収入)。これは主に、短期借入金の純減額150,000千円、長期借入金の返済による支出50,004千円、新株予約権の行使による株式の発行による収入19,308千円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27311] S100COUV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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