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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009DN6

有価証券報告書抜粋 株式会社サンワカンパニー 業績等の概要 (2016年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

当社グループは当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較分析は行っておりません。
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府及び日銀による経済・金融政策を背景に、企業業績や雇用環境に改善が見られるなど、緩やかな景気回復基調を維持しつつも、個人消費の伸び悩みや、為替相場・原油価格の急激な変動等の懸念材料も多く、依然として先行きの不透明な状況で推移しました。世界経済については、米国・欧州において堅調な個人消費の下支え等により底堅く推移した一方、英国のEU離脱問題や中国をはじめとする新興国においては景気減速の傾向が顕著となり、米国の金融政策や原材料価格の動向に対する警戒感も相まって、全体として停滞感の強い展開が続きました。
このような状況の中、当社グループは中長期的な業績拡大を見据えた積極的な投資に注力いたしました。1点目が海外進出準備であります。台湾での展開拠点となる合弁会社、睿信三輪股份有限公司(SANWA COMPANY RS TAIWAN LTD.)を設立、台北市内にショールームを開設し、台湾国内での販売体制を構築いたしました。さらに世界最大級の家具見本市である「ミラノサローネ国際家具見本市」に初めて出展し、ヨーロッパを起点としたブランド浸透戦略を開始しております。2点目が国内拠点の開発として、東京ショールームの移転増床を行いました。旗艦店となる東京ショールームは東京メトロ外苑前駅すぐの好立地であり、さらに展示商品の拡充や顧客に対するフォローも徹底するために接客人員も増員し、見積件数増加や購入コンバージョン率向上を図りました。3点目がインターネットでの販売強化を目的としたEC基幹システムの刷新であります。当社事業の根幹を成すECを一新し、PIM(※1)の導入を図りました。
商品施策においては新商品投入だけでなく、2年連続となる「iFデザイン賞」(※2)を7件(うち1件は最優秀賞であるゴールドアワード)、「レッドドットデザイン賞」(※3)を2件、「グッドデザイン賞」を5件受賞いたしました。今後も特色ある商品開発を行い、商品ラインナップを拡充し、空間づくりの市場ニーズに応えるべく事業展開してまいります。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高8,202百万円、営業利益298百万円、経常利益279百万円、親会社株主に帰属する当期純利益151百万円となりました。
なお、当社グループは建築資材のインターネット通信販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

※1.PIM(Product Information Management):商品情報管理システム
※2.世界三大デザイン賞の一つ。ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会が毎年主催する、全世界の優れたデザインを選定するデザイン賞であり、造形や外観の美しさ以外に、機能性、イノベーション、環境対応など11にも及ぶ厳しい基準をクリアした製品にのみ与えらる。
※3.世界三大デザイン賞の一つ。1955年、ドイツに設立された国際的なプロダクトデザイン賞であり、過去2年以内に販売が開始された製品を対象にデザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など9つの基準から審査され、優れた製品に贈られる。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、期首残高と比較して815百万円減少し、1,053百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は296百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益245百万円、減価償却費117百万円、未払金の増加額57百万円、減損損失31百万円、仕入債務の増加額30百万円を計上した一方で、法人税等の支払額113百万円、未払消費税等の減少額67百万円、売上債権の増加額32百万円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は901百万円となりました。これは主に差入保証金の回収による収入41百万円を計上した一方で、有形固定資産の取得による支出281百万円、差入保証金の差入による支出249百万円、無形固定資産の取得による支出223百万円、関係会社株式の取得による支出143百万円を計上したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は211百万円となりました。これは主に長期借入れによる収入500百万円を計上した一方で、長期借入金の返済による支出592百万円、配当金の支払額63百万円、社債の償還による支出57百万円を計上したことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27815] S1009DN6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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