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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008QR7

有価証券報告書抜粋 株式会社福山コンサルタント 研究開発活動 (2016年6月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループが営む事業の根幹は、時代変化とともに高度化・多様化する工学的専門性の継続的な先取性にあると認識しており、社会的要請に応えるための体系的な研究開発活動を進めています。具体的には、幅広いテーマを扱う「基礎研究」活動、研究の熟度を高め特許取得等の知的財産権の確定を目指し、商品化を促進する「製品開発」に区分しています。
「基礎研究」においては、学位所得支援制度により、高度な技術力を持つ社員育成を図るとともに、大学の先進的・基礎的技術力の習得に努めています。現在の学位取得者13名のうち、9名が同制度による取得者であり、更に、現在4名が学位取得に向けてチャレンジ中です。
「製品開発」では、新たに設立した福山ビジネスネットワーク㈱により、マーケット分析、事業スキーム、外部企業とのアライアンス等の事業化検討を並行して実施し、商品成立を目標とした研究開発を実施しています。特に、モニタリング、海外、交通系ICT、官民連携・支援等の開発テーマについては集中的に投資し、早期の商品化を目指しています。このような研究開発により、当連結会計年度においては、総額52百万円を投入しました。

今後は、以下のテーマについて、事業スキームを立案する福山ビジネスネットワーク㈱、研究開発を推進する新規事業推進室を主体として、研究開発・商品化を着実に実施していく予定です。

① 道路構造物点検自動化技術
道路構造物の点検ロボット及び解析技術の開発を、大学及び複数の企業と進めており、現在主要技術について特許出願中であり、さらに、実用化に向けて、製品作成、実証試験、商品化を進めています。

② 交通系ICTデータを活用した商品開発
複数の交通系データを組み合わせて、交通計画・交通運用計画に関する商品提供の研究を実施しています。わが国トップクラスの交通技術顧問による指導を仰ぎながら、技術開発を進め、28年度に特許を取得し、さらに、現在、新たな特許技術を申請中で、商品開発を目指しています。
また、弊社が得意とする交通渋滞予測や、「GPS等の位置情報を活用した動的交通計画論」、「施設内外統合交通シュミュレーション」等に関する研究も実施中です。

③ 簡易トラフィックカウンターのビジネス展開
簡易トラフィックカウンター(PoST Gauge)を、複数の企業体と開発し、2016年4月に国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)に登録し、商品販売を開始しました。現在、この商品の今後の事業展開、商品構成の在り方等について、具体的な戦略を立案・構築中です。

上記活動における支出は52,718千円です。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04918] S1008QR7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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