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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10059Q8

有価証券報告書抜粋 株式会社アミューズ 事業の内容 (2015年3月期)


沿革メニュー関係会社の状況

〔1〕当社グループの概況
当社グループ(当社及び当社関係会社)は、総合エンターテインメント企業である当社を中心として、子会社20社及び関連会社4社により構成されております。
グループ展開により、単なるプロダクションの枠組みを超えて、グループ全体の事業の核を「コンテンツビジネス」におき、文化を創造する総合エンターテインメント集団としての企業基盤の強化を図っております。
なお、当連結会計年度(自 2014年4月1日 至 2015年3月31日)における連結子会社は12社となっております。

事業内容と当社グループの当該事業にかかる位置付けは、以下のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。

事業区分主要事業会社名
アーティスト
マネージメント事業
・イベント収入
(コンサート・イベント・舞台等の興行及び制作収入)
・ファンクラブ・商品売上収入
(アーティストグッズ等の企画・制作・販売収入、音楽作品の発売による収入、ファンクラブ会費収入)
・出演収入・CM収入
・印税収入(新譜)
(初回収益計上日より1年以内分)
当社
タイシタレーベルミュージック㈱
㈱A-Sketch
㈱芸神クリエイティブ
北京芸神演芸芸術制作有限公司(中国)
Amuse Korea Inc.(韓国)
雅慕斯娯樂股份有限公司(台湾)
上海芸神貿易有限公司(中国)
Amuse Hong Kong Limited(香港)
艾米斯传媒(上海)有限公司(中国)
AMUSE ENTERTAINMENT SINGAPORE Pte.Ltd.
(シンガポール)※
Amuse Group USA,Inc.(米国)※
㈱TOKYO FANTASY※
㈱インターグルーヴプロダクションズ※
他2社
メディアビジュアル事業・映像作品販売収入
・映像製作収入
・番組制作収入
当社
コンテンツ事業・音楽・映像収入(旧譜)
(音楽は初回収益計上日より1年超経過分、映像は同2年超経過分)
当社
タイシタレーベルミュージック㈱
㈱A-Sketch
Kirei Inc.(米国)
㈱エアーズ
㈱TOKYO FANTASY※
プレイスマネージメント事業・入場料収入(テーマパーク等の運営収入)
・その他収入(各種グッズの企画・制作・販売収入、飲食店収入等)
㈱アミューズクエスト※
Amusequest Tokyo Tower有限責任事業組合※
㈱アミューズエデュテインメント
ブラッセルズ㈱
その他事業・エンターテインメントライブ・映画・ドラマ作品等収録物の企画・製作・配給・宣伝
・企業及び個人向け人材育成事業収入
㈱ライブ・ビューイング・ジャパン
㈱ジェイフィール
他1社
※AMUSE ENTERTAINMENT SINGAPORE Pte.Ltd.(シンガポール)につきましては2014年4月、Amuse Group USA,Inc.(米国)につきましては2014年5月、㈱TOKYO FANTASYにつきましては2014年6月、㈱アミューズクエストにつきましては2014年7月、㈱インターグルーヴプロダクションズにつきましては2014年11月に新規設立した子会社であります。また、Amusequest Tokyo Tower 有限責任事業組合につきましては、2014年10月、連結子会社㈱アミューズクエストからの出資によって設立した連結子会社(孫会社)であります。

(注)アミューズソフトエンタテインメント㈱は、2015年3月1日付で当社に吸収合併しております。
また、㈱エアーズは、2015年2月に解散を決議し、2015年5月で清算結了しております。
〔2〕当社グループの事業系統図
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〔3〕事業内容について
当社グループは、コンテンツを生み出すアーティストを発掘・育成し、彼等に様々な形での創作活動を行う機会と場所を提供し、支援することでコンテンツを創出するとともに、外部の優良なコンテンツを探し出しております。そしてそのコンテンツをより多く保有し、有効に活用して事業展開することを基本方針としております。
なお、当連結会計年度より、事業内容の多様化に伴い、報告セグメントの区分を変更しております。具体的には、報告セグメントを従来の「アーティストマネージメント事業」、「メディアビジュアル事業」、「コンテンツ事業」に加え、主にテーマパーク等を運営する事業である「プレイスマネージメント事業」の4区分に変更しております。

(1)アーティストマネージメント事業
当社グループは、アーティストとの間でそれぞれ個別にマネージメント専属契約を締結し、この専属契約に基づいてアーティストの創作活動を支え、出演業務等全般的な活動をマネージメントしております。契約アーティストは、当社グループから契約報酬を受け、契約期間中は当社グループのみの指示に従い、コンサート、映画、演劇、テレビ、コマーシャル、講演、取材、写真撮影など出演業務、レコーディング、音楽著作物その他の著作物の創作、その他一切の活動を行う義務が発生します。アーティストが契約期間中に活動することにより発生する著作権・著作隣接権などの様々な権利は当社グループに譲渡されます。
アーティストマネージメント事業における主な内容は以下のとおりです。
① イベント収入(コンサート・イベント・舞台等の収入)
当社グループは、アーティストによるコンサート・演劇などを様々な規模で行っております。コンサート・演劇等の公演は、企画、演出、実施等を自主制作し、入場料収入を得る場合のほか、他社の主催による公演において主催者より制作収入を得ております。
② ファンクラブ・商品売上収入(アーティストグッズ等の企画・制作・販売収入、音楽作品の発売による収入、ファンクラブ会費収入)
当社グループでは、保有する肖像権・意匠権1・商標権等を活用してアーティストグッズやオリジナルキャラクターグッズ2を制作し、イベント会場等における直接販売や自社オンラインショッピングモールなどを通じた商品販売を行っております。グッズと同様に当社で発売する音楽作品の収入についてもこちらに計上しております。また、所属アーティストのファンクラブを運営しており、会報誌の発行やチケットの優先販売などのサービスを提供し会費収入を得ております。
③ 出演収入・CM収入
当社グループは、アーティストが放送局(ドラマ番組、音楽番組、バラエティ番組など)、新聞(執筆、インタビューなど)、雑誌(執筆、インタビューなど)、その他あらゆる種類のメディア及びCM、映画等に出演することにより、出演料収入を得ております。
④ 印税収入(新譜)(初回収益計上日より1年以内分)
アーティストが楽曲を創作しレコード会社等から音楽作品を発売する場合、当社グループは、音楽作品の出荷枚数やダウンロード数に応じて印税収入(原盤印税等)を得ます。また、著作権管理団体(一般社団法人日本音楽著作権協会3(JASRAC)等)を通じてテレビ番組やカラオケ、レンタルCD等において楽曲が使用された回数に応じて印税収入(著作権印税等)を得ております。なお、アーティストマネージメント事業において計上される印税収入は、楽曲の創作・制作活動と密接に結びついている新譜印税収入(初回収益計上日より1年以内分)とし、旧譜印税収入(同1年超)については後述のコンテンツ事業収入としております。





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1 意匠とは物品の形状や模様のことで、そのデザインについて独占的に使用できる権利
2 アーティストの肖像権や名前ロゴ、またオリジナルのデザインを用いて作られた商品
3 著作権信託契約によってわが国のほとんどの作詞家、作曲家などの著作権者やそれらの著作権者から著作権の譲渡を受け著作権を行使している音楽出版社(当社も音楽出版社の一つです。)から著作権の委託を受け、当該著作物の使用料等の徴収・分配等の管理を行っている社団法人であります。
アーティストマネージメント事業における主な収益構造図
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(2)メディアビジュアル事業
当社グループのメディアビジュアル事業は大別して、①映像作品販売収入、②映像製作収入、③番組制作収入に分けられます。
①映像作品販売収入及び②映像製作収入については、当社が製作・買付けした作品から、劇場配給権、ビデオ化権、テレビ放映権、商品化権、その他保有する権利に基づいて映画の興行収入、DVD等の映像作品の製造・販売による収入又はテレビ放映権の販売、映画関連のグッズ販売による収入を得ております。ただし、当社グループの②映像製作収入については初回収益計上日より2年以内に計上される収入とし、2年超経過後に計上される収入については、コンテンツ事業収入として区別しております。③番組制作収入では、放送局から制作依頼を受けた番組の制作及び番組の企画制作をしております。

メディアビジュアル事業における主な収益構造図
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(3)コンテンツ事業
2015年3月末現在、当社グループが権利保有する楽曲は約10,000曲超、映像作品は約300タイトル超あります。楽曲については、旧譜の原盤権や音楽著作権の再利用(楽曲販売、レンタル、カラオケ、放送等)から得られる収入をコンテンツ事業の収入としております。これらの印税収入は、毎年の創作・制作・プロモーション活動とは基本的には直接関係なく発生する収入として前述のアーティストマネージメント事業における新譜による印税収入とは区別しております。ベスト盤の発売などを行うことにより、楽曲の再利用による印税収入の増加に努めております。また、映像作品については、製作・買付をした作品に関して獲得した権利4(劇場配給権・ビデオ化権・テレビ放映権・商品化権・その他権利)を活用することにより収入の増加に努めております。
コンテンツ事業における主な収益構造図
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(4)プレイスマネージメント事業
当社グループでは、テーマパーク等の運営や、各種グッズの企画・制作・販売、飲食店経営等から得られる収入をプレイスマネージメント事業の収入としております。
プレイスマネージメント事業における主な内容は以下のとおりです。
①入場料収入(テーマパーク等の運営収入)
当社グループは、子会社である㈱アミューズクエストが運営するテーマパーク等より入場料収入を得ております。
②その他収入
当社グループは、子会社が運営するテーマパーク等での各種グッズの企画・制作・販売や、飲食店運営等による収入を得ております。

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4 買付けた映像作品については、権利保有期間に限定を設けている契約が多く、基本的には、劇場配給権、ビデオ化権、商品化権、その他の権利のオールライツ契約で10年間とされております。

沿革関係会社の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05219] S10059Q8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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