有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BTVM
ナガイレーベン株式会社 研究開発活動 (2017年8月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの研究開発活動の方針は、ユーザー第一主義に基づき、ユーザーを良く知り、ユーザーに喜んでいただける商品を提供することであります。医療・介護供給体制の変化、ファッションの多様化、医療の高度化等、市場の変化に応じて要求される高感覚、高機能、高品質商品の開発を目的に、商品企画室において①営業本部、マーケティング室と連動したマーケティング活動、②素材の共同開発、③新商品企画を実施しております。
①マーケティング活動
マーケティングリサーチにより、医療・介護行政、業界の動向、施策を把握し、現場を中心としたユーザーニーズを融合させることで、市場開発、商品開発テーマの絞り込みが行われます。
当連結会計年度におきましては、医療・介護機関の機能分化と連携において急性期の受け皿として重要視されています回復期及び在宅医療を支える診療所に焦点を絞り、市場調査及び分析に取り組んでまいりました。特に医療現場において求められる感性、機能性を中心に、医療従事者及び患者の立場に立った視点を重視したマーケットリサーチを行いました。
②素材開発
マーケティング活動により策定されたテーマを具現化するため、素材メーカー及び仕入先メーカーと素材の共同開発を行っております。
当連結会計年度におきましては、EPA,FTAの優遇税制を活用した海外素材開発をいたしました。
③新商品企画
開発素材をベースに商品試作が行われます。素材特長を活かし、ファッショントレンドを反映したデザイン作成、人間工学に基づいた機能性を追及したパターン作成を行い、商品サンプルが作られます。サンプルは、使用状況を考慮した幾度もの厳しい物性試験、モニター活動によるユーザー評価による改良を繰り返し、最終的な新商品となります。
新商品は、ナガイレーベン㈱のCADシステム(コンピューターによるデザインシステム)とナガイ白衣工業㈱のアパレルCAD・CAM(コンピューターによるデザイン及び自動裁断システム)をオンライン化することで、迅速かつ正確に商品仕様を生産部門に伝達することが可能となっております。
当連結会計年度の新商品実績として、発売当初から好調な販売を続けている「プロファンクション」。今後のさらなる高齢者社会に向けてリハビリ環境における医療従事者の役割は年々高い専門性が求められている中で「プロファンクション」はそんな医療従事者の方々の医服内環境がより快適でありストレスフリーであるために開発されました。医療現場の声を広くリサーチを行い、モニタリングを繰り返すことにより、「エアーアームカット」は腕上げ動作において肩周りのストレスフリーな着心地を実現させました。「ポンピング効果」と「煙突効果」により医服内の空気の循環を促進させ心地良いクーリング効果を得ることができます。この機能商品は特許出願中です。
クリニック分野におきましては、ホスピタリティを重視した院内環境に相応しいメディカルウェアというブランドコンセプトのもとデビューさせた「Beeds Berry」は、従来になかった濃色の採用と、今まで以上にデザイン性豊かな商品として好評を得ており、クリニックの高級感あふれる内装とのデザインマッチングにも優れ、快調な売上げを継続しております。研ぎ澄まされた上質クオリティが好まれているドクターコートの頂点商品「4D+」にエントリーモデルとして誕生した「SD」シリーズは、パーソナルユースを中心にさらに新たな売上のポジションを造り出しています。
病院分野では、「チーム医療」コンセプトとして好評を得ている「ビタミンシリーズ」において、チュニックタイプとスクラブを融合させた「ハイブリッドメディウェア」が、行動力を引き出す機能性としての伸縮素材・着心地の良さを追求した涼感素材と、デザインがマッチした商品として2年目に爆発的な売行きとなっています。「NEW SONGシリーズ」での新商品は涼感ニット素材の快適な着心地と、プロ意識を追求したカラフルな色展開、チームとして仲間としての絆意識をいっそう高めることができ、医療スタッフが最適イメージでコーディネートすることが可能となっております。
手術市場における「コンペルパック」はメンテナンス事業者の増加、活動に伴い、着実に採用される病院が増え、新規大手ユーザーとの取組みも拡大し、環境意識の高まりと共に計画通りの実績が着実に上がってきております。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、174,941千円となっております。
なお、当社グループは、メディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載はしておりません。
①マーケティング活動
マーケティングリサーチにより、医療・介護行政、業界の動向、施策を把握し、現場を中心としたユーザーニーズを融合させることで、市場開発、商品開発テーマの絞り込みが行われます。
当連結会計年度におきましては、医療・介護機関の機能分化と連携において急性期の受け皿として重要視されています回復期及び在宅医療を支える診療所に焦点を絞り、市場調査及び分析に取り組んでまいりました。特に医療現場において求められる感性、機能性を中心に、医療従事者及び患者の立場に立った視点を重視したマーケットリサーチを行いました。
②素材開発
マーケティング活動により策定されたテーマを具現化するため、素材メーカー及び仕入先メーカーと素材の共同開発を行っております。
当連結会計年度におきましては、EPA,FTAの優遇税制を活用した海外素材開発をいたしました。
③新商品企画
開発素材をベースに商品試作が行われます。素材特長を活かし、ファッショントレンドを反映したデザイン作成、人間工学に基づいた機能性を追及したパターン作成を行い、商品サンプルが作られます。サンプルは、使用状況を考慮した幾度もの厳しい物性試験、モニター活動によるユーザー評価による改良を繰り返し、最終的な新商品となります。
新商品は、ナガイレーベン㈱のCADシステム(コンピューターによるデザインシステム)とナガイ白衣工業㈱のアパレルCAD・CAM(コンピューターによるデザイン及び自動裁断システム)をオンライン化することで、迅速かつ正確に商品仕様を生産部門に伝達することが可能となっております。
当連結会計年度の新商品実績として、発売当初から好調な販売を続けている「プロファンクション」。今後のさらなる高齢者社会に向けてリハビリ環境における医療従事者の役割は年々高い専門性が求められている中で「プロファンクション」はそんな医療従事者の方々の医服内環境がより快適でありストレスフリーであるために開発されました。医療現場の声を広くリサーチを行い、モニタリングを繰り返すことにより、「エアーアームカット」は腕上げ動作において肩周りのストレスフリーな着心地を実現させました。「ポンピング効果」と「煙突効果」により医服内の空気の循環を促進させ心地良いクーリング効果を得ることができます。この機能商品は特許出願中です。
クリニック分野におきましては、ホスピタリティを重視した院内環境に相応しいメディカルウェアというブランドコンセプトのもとデビューさせた「Beeds Berry」は、従来になかった濃色の採用と、今まで以上にデザイン性豊かな商品として好評を得ており、クリニックの高級感あふれる内装とのデザインマッチングにも優れ、快調な売上げを継続しております。研ぎ澄まされた上質クオリティが好まれているドクターコートの頂点商品「4D+」にエントリーモデルとして誕生した「SD」シリーズは、パーソナルユースを中心にさらに新たな売上のポジションを造り出しています。
病院分野では、「チーム医療」コンセプトとして好評を得ている「ビタミンシリーズ」において、チュニックタイプとスクラブを融合させた「ハイブリッドメディウェア」が、行動力を引き出す機能性としての伸縮素材・着心地の良さを追求した涼感素材と、デザインがマッチした商品として2年目に爆発的な売行きとなっています。「NEW SONGシリーズ」での新商品は涼感ニット素材の快適な着心地と、プロ意識を追求したカラフルな色展開、チームとして仲間としての絆意識をいっそう高めることができ、医療スタッフが最適イメージでコーディネートすることが可能となっております。
手術市場における「コンペルパック」はメンテナンス事業者の増加、活動に伴い、着実に採用される病院が増え、新規大手ユーザーとの取組みも拡大し、環境意識の高まりと共に計画通りの実績が着実に上がってきております。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、174,941千円となっております。
なお、当社グループは、メディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載はしておりません。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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