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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10021AJ

有価証券報告書抜粋 株式会社メガチップス 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におきましては、異次元の金融緩和による輸出環境の改善や経済対策の効果などにより、生産は緩やかに増加し、設備投資は持ち直すなど、大企業を中心とした企業収益の改善がみられるとともに、年度終盤の消費税率引上げによる駆け込み需要の影響が個人消費を後押しするなど、景気は緩やかに回復する状況となりました。ただし、海外景気の減速懸念など、景気の下押しリスクは存在しております。
当社グループが属する電子機器業界におきましては、一部の電子部品・デバイスが前年同期比増となっているものの、民生用電子機器及び産業用電子機器の需要が減少し、電子機器業界全体の市場は前年同期比減という状況で推移いたしました。
当社は、2013年4月1日付で、川崎マイクロエレクトロニクス株式会社(以下、川崎マイクロ)と合併し、新生メガチップスとして事業活動を開始いたしました。当社グループは、従来から得意とする画像や音声・音楽の圧縮伸張処理技術や通信等の独自技術をベースとした、多様なLSI製品と独創性のあるソリューションの提供に加え、上流の論理設計から下流の物理設計、製造オペレーション、品質保証に至るまで、製品企画から供給までの一貫したサポート体制を新たな強みとして、アプリケーションやシステム企画、ソリューション提供を主軸に、次のとおり事業を推進しております。
主に、アミューズメント、デジタルカメラ、事務機器、液晶パネル、ホームネットワーク機器などの各分野においては、国内外の有力顧客向けに、応用特化型メモリ、システムLSI、自社システムLSIを搭載した電子部品など、LSI製品の開発と販売を進めております。
セキュリティ・モニタリング分野においては、デジタル映像の伝送・記録を中心とした、自社システムLSI搭載のシステム機器などの開発と販売を進めております。
当連結会計年度の業績につきましては、デジタルカメラ用LSIの新製品が寄与したこと、液晶パネル向けLSI及び事務機器向けLSIが堅調に推移したこと等により、前年同期に対し増収増益となりました。以上の結果、売上高は584億6千9百万円(前年同期比9.0%増)、営業利益は41億7千3百万円(同5.3%増)、経常利益は42億7千7百万円(同3.8%増)となり、投資有価証券売却益が5億8千8百万円発生したこと等により、当期純利益は47億2千5百万円(同16.9%増)となりました。
なお、当社グループは単一の事業セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。

(2)キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、104億4千万円となり、前連結会計年度末に比べ9百万円の増加(前年同期は32億3百万円の増加)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、54億8千4百万円の資金の獲得(前年同期は67億4千8百万円の資金の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が44億1千3百万円(前年同期比18.8%減)、長期前払費用償却額が9億8千5百万円となり、売上債権が20億2千7百万円の減少、仕入債務が6億2千6百万円の増加となった一方で、その他の流動負債が9億5千4百万円の減少、法人税等の支払額が12億9千7百万円となったことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、24億1千1百万円の資金の使用(前年同期は96億7千2百万円の資金の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が4億5百万円、長期前払費用の取得による支出が6億5千2百万円、IPの取得や海外での事業買収によりその他の投資活動による支出が20億6千6百万円あった一方で、投資有価証券の売却による収入が10億5千2百万円あったことによるものであります。この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合算したフリー・キャッシュ・フローは、30億7千2百万円の資金の獲得(前年同期は29億2千4百万円の資金の使用)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、36億2千3百万円の資金の使用(前年同期は54億9千6百万円の資金の獲得)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が28億3千3百万円、配当金の支払額が7億9千万円あったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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