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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100G51X

有価証券報告書抜粋 株式会社エーアイ 研究開発活動 (2019年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当事業年度の研究開発活動は、「音声技術で拓く21世紀の文化 ~音声技術の応用開発・サービス化を通じて、音声情報の新しい文化を創出し、生活文化の向上に貢献する。~」を企業理念に掲げ、「高品質、高付加価値を有する日本語音声合成エンジン」を開発すべく、日々研究を積み重ねております。
2019年3月31日現在の研究開発体制は10名となっており、当事業年度における当社の支出した研究開発費の総額は101,256千円であります。
なお、当社は音声合成事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

研究活動の状況は、前年度までの言語処理と音声処理に、エンジン開発を加えた3グループにて、以下の研究開発活動を行いました。

音声合成向け日本語処理技術の向上を目指し以下の活動を行いました。
①MeCabの辞書開発ツールの改良、学習ツールの改良、辞書エントリーの追加により形態素解析の解析精度の向上を図りました。
②音声合成向けのTag付き入力文章への対応、及び組み込み向けにリソース圧縮を可能にするため、MeCabを音声合成向けに改良・高速化しました。
③組込みを含めた種々の分野への利用を考慮し、用途に合わせて調整可能なスケーラブルな辞書を作成する技術を開発しました。

新しい高品質な音声合成エンジンの開発を進めるにあたり、以下の活動を行いました。
①一般的に、DNNを用いた音声合成に於いて課題の一つとなる学習外の情報を入力した際の音質劣化について、新たな正規化手法を開発し、音質が改善することを確認しました。
②DNNを用いた音響パラメータの推定について、新規韻律モデルを開発し、韻律の予測について、品質が向上することを確認しました。またこの手法は、スペクトルパラメータについても同様に品質向上が期待できるものです。
③名古屋大学との共同研究にて、次世代のDNN音声技術の一つであるニューラルボコーダの音声合成エンジンへの応用について、基礎的な検証を完了しました。

研究開発された言語・音声の新規アルゴリズムの早期実用化を進めるため、以下の開発を行いました。
①DNN声質変換技術を組み込んだ新規エンジンの開発を行い、動作の確認を行いました。
②Nuance社多言語音声合成エンジンの日本語エンジンとして弊社の合成エンジンを統合可能にするために、エンジンのAPIの改良及び新規機能を追加しました。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E34052] S100G51X)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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