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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100R1QJ (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 カルビー株式会社 研究開発活動 (2023年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループは、「自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしに貢献します。」という企業理念のもと、自然素材のもつ栄養やおいしさを最大限に活かし、ユニークで価値ある製品を提供するための研究開発活動を行っております。
当社の研究開発本部では、基礎研究、製品及び技術開発から研究施設併設のパイロットプラントでの製品化までを一貫して行っております。
基礎研究の分野では、ばれいしょの安定的な調達と品質向上に関する研究として、帯広畜産大学と共同で開設した「バレイショ遺伝資源開発学講座」において中間育種開発を行っております。また、ばれいしょやフルグラ原料の有効成分の研究を行っており、ばれいしょの研究では、未利用資源であるばれいしょの皮から抽出した「ポテトセラミド」の摂取による肌への有効性を確認し、論文として掲載されました。
製品開発の分野では、国内、海外の消費者の変化や多様な嗜好に対応し、市場の拡大、活性化を図るため、スナック、シリアルの製品ラインアップの拡充や、中長期戦略に基づく新たな製品開発を行っております。国内においては、豆系スナック「miino(ミーノ)」のラインアップの拡充を行いました。「miino(ミーノ)」の原料(大豆)に新潟県栗島の在来種を使用し、持続可能な未来を目指す「栗島一人娘プロジェクト」は、第3回新潟SDGsアワードの大賞を受賞いたしました。また、植物由来の原材料を使用したプラントベース食をもっとおいしく身近なものにするための「Plant Based Calbee」プロジェクトとして、大豆粉を発酵させた植物性の飲むヨーグルト「SOYぐる」、大豆由来のシリアル食品「SOY’s flakes」等を発売しました。また、海外における新製品開発も継続して行っており、中国向けシリアル「烘焙麦片」(ミューズリー)を現地生産で発売しました。
技術開発の分野では、新たな素材・製法による付加価値の提供と加工技術の探索を行っております。当期は、素材の彩りとおいしさがそのまま残るネオオーブン製法(ノンフライ)を用いた「フルーツスナックフルッツ いちご」他3品を発売しました。また、包装容器に使用する素材を、2030年までに環境配慮型素材50%使用、2050年までに100%使用とすることを目標として、包材や包装技術の開発を進めております。当期はプラスチック使用量を従来比で約半分に抑えた紙表記フィルムの製品を発売しました。
また、消費者の課題解決を主眼に、新たな視点と従来とは異なるアプローチでの研究開発活動も行っております。より良い睡眠をサポートすることを目的とした可食性フィルム「にゅ~みん」(当社初の機能性食品)を2022年に発売し、株式会社S’UIMINとの戦略的パートナーシップを通して、睡眠の質を高める新製品・サービスの創造を推進してまいります。また、2023年4月には、株式会社メタジェン、株式会社サイキンソーとの共同開発により、パーソナライズフードプログラム「Body Granola(ボディグラノーラ)」を開始いたしました。お客さまの腸内環境を検査し、それぞれの腸内環境に合った素材のグラノーラを定期購買頂く新たなサービスです。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、3,681百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25303] S100R1QJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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